2024年3月17日㈰に中山競馬場芝1800mで行われた第73回スプリングステークス(GⅡ)は、Ⅽ.ルメール騎手騎乗の1番人気④シックスペンスが優勝。
2着⑦アレグロブリランテ、3着②ルカランフィーストまでが4/14㈰に行われる皐月賞(GI)への優先出走権を獲得した。
シックスペンスはこれまで全て中山で走って3戦3勝。ようやくルメールも2024年の重賞初勝利となったわけだが、本番ではレガレイアがおり、引き続き彼が乗るかどうかは不透明な状況。
2024 スプリングステークス(GⅡ)
各馬短評
1着 ④シックスペンス
- ↓まず最初にレースラップ
- 前半1000 12.7-12.2-12.6-12.7-12.9(1:03.1)
- 後半800 12.6-12.0-10.9-10.8(46.3)
- このペースから鑑みるに最初の1200mは全馬キャンターのようなもの。
- 実質3F勝負のレースなので後方にいる馬には出番が無い。
- 本馬は好発からスッと先行。逃げ馬から2馬身ほどの3番手。
- 4角馬なりで逃げ馬に並びかけ、直線追い出すと独走。
- 器用さと瞬発力がフルに活かされた。
- 勝負あった後も追うのを止めていない事からソラを使う可能性を残す。
- 新馬で見せた折り合い難はここ2走で払拭。
- 本番で今回のメンツに後れを取る事はなさそう。
- 上がりが33.3と速いので騙されやすいが、今日の馬場はタフ質。
- なので不良馬場若竹賞の上位2頭がそのまま先行出来て上位。
- 共同通信杯の2頭と弥生賞の2頭は今日の相手より遥かに強い。
- あとはペース上がってもこの脚が使えるかどうか。
2着 ⑦アレグロブリランテ
- 稽古の動きも悪くなく、今日の馬場も合うことは確定していた。
- 上記の鬼スローを楽逃げ。
- そりゃ残る。
3着 ②ルカランフィースト
- 2着馬同様、稽古も良く馬場も合う。
- 勝ち馬を内に見る形で4番手。
- 先行し展開に恵まれた3頭の僅差争いを制し、皐月賞出走権確保。
4着同着 ⑤チャンネルトンネル
- 道中スローペースで馬が前に行きたいと直訴。
- 抑え込む。
- わかりにくいので自分でビデオ見てね。
- 最後の直線で左鞭を入れながらも左に大ヨレし、⑧ログラール、③ウォーターリヒトに被害。
- あの2つが無ければ2着まであったかも。
- 前走も今回も騎乗ミスなので松岡はおそらく降ろされる。
4着同着 ⑨コスモブッドレア
- 調教良く、デキはメンバー№1。
- 展開利を得られることも濃厚。
- 7番人気w
- 絶好位2番手。
- 最後タレてハナ差の4着は痛過ぎ。
- 間違っても強い馬ではないが、こういう時は狙える馬。
6着 ⑩スティンガーグラス
- 良血のやんちゃ坊主。
- 出遅れて後方でのんびり。
- 届くわけねえだろ戸崎。
- 脚は使っている。
- いろいろと課題があるので成長待ち。
7着 ⑥ペッレグリーニ
- いつも一生懸命走る馬。
- ホーエリートより少し弱いくらいだが、ここなら通用の下地。
- 折り合い欠く。
- 岩田パパ、教育騎乗に切り替え。
- 実質ブービー負け。
8着 ⑧ログラール
- 良馬場の大箱向き。
- ここでは力的にも無理。
- 初っ端から気負い、折り合いを欠く。
- 最後チャンネルに邪魔される。
9着 ③ウォーターリヒト
- 買い時は前回。
- 今回はデキ落ち。
- しかも出遅れて後方から何もせず。
- 最後斜行の煽りは受けたが、なくても来ていない。
- 今回は元々無理なので、立て直してからなら買える馬。
10着 ①ジュンゴールド
- 先を見据えた舐めプ仕上げ。
- 能力は高いが、前走💩アタックを受けメンタル面が崩壊。
- スタートダッシュ付かずひたすら最後方。
- 全く意味のない上がり2位のシンガリ負け。
- オールカマーでの心房細動以降は中山で一切走らなくなったソーヴァリアントのような症状が出ているのかもしれないレベルの沈み方。
- 今後も中山では軽視が妥当か。
- 馬が前にいたら怯む可能性まで考慮すると今後は逃げたほうが良いかも。
- 瑠星は差しに回るとなかなかダメなヤツ。
まとめ
-
- レースレベルは共同通信杯よりはるかに劣る。
- 2着以下を皐月賞で買うには相当の勇気が必要となる。
- 力を出し切れていない馬が多数いるので、それぞれ次走は人気次第で購入を決めたい。
- チャンネルトンネルがしばらく1勝クラスで買えるのは◎。松岡は降ろそう。
- ↓いつもの。
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