【第74回チャレンジカップ(GⅢ):回顧】ベラジオオペラ

重賞レース回顧

2023年12月2日㈯に阪神競馬場芝2000mで行われた第74回チャレンジカップ(GⅢ)は、横山和生騎手騎乗の3番人気⑤ベラジオオペラが優勝。

ダービーはよくやったとも言われるがその実不完全燃焼だったレース。
ひと夏超えて逞しさを増し、重鎮古馬を粉砕して2つ目のタイトルを手にした3歳の精鋭は有馬記念を次走に選んでも面白い存在となり得たが、放牧して大阪杯を目指すとの事。

2023 チャレンジカップ(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑤ベラジオオペラ
  • ダービー以来も実績馬2頭を抑えての好調教馬。
  • 好発決めると外の先行馬を行かせてインの4~5番手追走。
  • ガイアフォースの真後ろでビタバリマーク。
  • 折り合いは問題なし。
  • 4角過ぎてガイアを交わし、最後は内から伸びたボッケリーニをハナ差退け優勝。
  • 下手したらダービー馬だっただけにある意味順当な勝利か。
2着 ④ボッケリーニ
  • GⅡ~GⅢなら帝王の器。
  • ガイアフォースに秋天のダメージが懸念されるため、今回の軸に最適の馬。
  • 出来十分のベラジオをビタバリ。
  • スタートからひたすら最有力ベラジオの後ろ。
  • 最後は開幕週のインを突くモレイラによるお手本騎乗。
  • 惜しくも2着。
3着 ②イズジョーノキセキ
  • いつも通り後方。
  • 今日はキレた。
  • ソダシを破った府中牝馬Sもそうだがパンパン馬場向き。
4着 ⑧エピファニー
  • 追い切り考察でも取り上げたが今回は急仕上げ。
  • 今回は初角までにバリバリに折り合いを欠く。
  • とりあえずなだめて後方追走もペースが遅い。
  • あれで上がり2位で4着ならそう悲観する内容でもない。
  • 急仕上げを一叩きしたので、次が1800~2000のGⅢレベルならチャンスはあるだろう。
5着 ⑫マテンロウレオ
  • 評価cではあるが状態は〇。
  • ラストの直線で内に刺さり、自ら進路を失う。
  • 最後は伸びきれず。
  • GⅢ5着で満足してはならないが、今日のメンバーならこのくらいか。
6着 ⑨ガイアフォース
  • 前走の秋天で頑張りすぎたツケ。
  • それにしても並ばれると一気に減速する馬だね。
  • これ先行しちゃダメなんじゃないのか?
  • 脚質転換して後ろからの方がいい。
  • 馬込み嫌いなんだっけ。。。。。
  • 陣営としては悩ましい馬。
7着 ③リカンカブール
  • 好調教。
  • 開幕週のスローペースを最後方。
  • 基本的にはこれが藤岡家。
8着 ⑩フリームファクシ
  • 特別強い馬でもないが、ブランドバリューで常に人気。
  • 稽古の動きも休み明けアリアリで今回は鴨。
  • ひたすら折り合い欠いて轟沈。
9着 ①ウインマイティー
  • スローペースの3番手。
  • やることはやった。
10着 ⑦アドマイヤビルゴ
  • 再度言うけどドイルは全く上手くない。
  • スタートは普通だったが初角までに手綱を絞って後方。
  • そのままずっと後方。
  • ゴツイ末脚があるわけでも無い馬でこれではやりようがない。
11着 ⑨フェーングロッテン
  • 使い過ぎで完全に馬の成長を阻害し、リズムを崩してしまった。
  • 出遅れから何も出来ず。
12着 ⑬テーオーシリウス
  • スローの逃げという展開利を得ても強い相手にはこんなもの。
13着 ⑪エヒト
  • 森さんのトコの馬でいつも稽古が良い馬が凡稽古。
  • そりゃこうなるわ。

まとめ

    • 下手すればダービーも取れていた馬が順当な勝利。
    • ボッケリーニのGI外での安定感は異常。
    • エピファニーは次中山金杯なら相当チャンス。
    • ガイアフォースは何かしら馬具をした方が良いかもね。ラスト並ばれただけで諦めるクセがある。
    • ↓いつもの。


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参考

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