【第43回新潟2歳ステークス(GⅢ):展望】追い切りと考察

重賞展望

8/27㈰に新潟競馬場芝1600mで行われる第43回新潟2歳ステークス(GⅢ)の追い切りと考察。

一昨年は後のマイル王セリフォスが制覇。過去にはハープスターとイスラボニータという後の桜花賞&皐月賞馬のワンツー決着など、時にとんでもない出世レースと化す新潟2歳S(GⅢ)。

今年も新馬をいい勝ち方をした素質馬が揃い、今後を占う上でも見逃せない一戦となった。

新潟競馬場

引用:競馬ラボ

追い切りと考察

①ホルトバージ

cw c ラストまでしっかりパパが追う。時計はラストだけ。

  • 聖奈が真っ直ぐ走らせられてないので能力値が掴めない。
  • 岩田パパへ鞍上爆絶強化。
  • 馬具などに一工夫欲しいかな。
②ヴァンヴィーヴ

坂 d 馬なりにしても遅過ぎる。

  • 前週にcwでやって一応の態勢は整っている。
  • 新馬は出負けで後方からスローの中、脚を伸ばす。
  • 前走も出負け。5馬身差もメンバーレベル疑問。
  • 集中して走れておらず口向きが悪い。
  • 完成度もこの中では低め。
  • キレ勝負になってもおそらく前に何かいる。
③エンヤラヴフェイス

坂 c 当週は馬なり平凡も先週日曜に坂で一杯に時計。

  • 態勢は整っている。
  • 新馬戦時はコース替わり週の高速馬場で時計的価値は無い。
  • 好発番手でスロー上がり最速も結構追っていて34.3は及第点程度。
  • 今の新潟だとキレ負けする危険を孕む内容。
④ルージュスタニング

坂 c+ 当週は流すだけ。一週前に栗東cwで猛時計記録。

  • 新馬はパドックに一頭だけ確定OP馬として君臨。
  • 実際はメンバーレベルも低くなかった。
  • 当たり前の勝利だが課題も見え隠れ。
  • 追いっぱなしなのにあのスローでキレていないのは不安。
  • 最大の課題は馬質王明良。
⑤ルクスノア

坂 c+ 馬なりで好時計。但しここまで速いとややスプリント色濃いめかも。

  • 新馬は好スタート後に控え、最後はわざわざ荒れた内に進路を取る。この2点が52㎏の騎手。
  • 今回は減量無しの55㎏。
  • これがまなみの初重賞となっても驚きはない。

⑥ショウナンマヌエラ

坂 d 追って全く伸びずギクシャクした走り。

  • 前走は稍重とはいえ古馬1勝クラス1400mで1:20.2が出る馬場。
  • そこを600通過37.9-1000通過1:02.8からドスローの逃げ切り。
  • スタートは上手だった。
  • 展開利も大きく逃げ切ったが今回はもう少し厳しい展開が予想される。
  • メンバーレベル自体は水準級。3着馬はフェニックスS1.1倍で楽勝。
  • 子どもっぽい面が多い。
⑦ジューンテイク

cw - 楽走で軽過ぎ。1週前一杯もふつう。

  • 新馬のメンバーレベルは激低。
  • 出脚もそれほど良い方ではない。
  • 馬場の良い所をひたすら追って芝1400mで上がり35.0。
  • 買えたものではない。
⑧ニシノクラウン

南w c 馬なり無理せず。

  • 勝ち上がりまでずっと人気薄の馬が走破圏に入れるほどここは甘いGⅢではないはず。
⑨シリウスコルト

南w d 追い方が下手なのか馬なりの併走馬に遊ばれる。

  • 福島開幕週の稍重芝1200mという逃げ馬の天下馬場で出脚一息も中団から差し切り。
  • おっつけ通しで1200mの新馬は短く、距離延長は歓迎。
  • これだけでは能力の底は見えない。
  • 穴狙いなら一考の余地はある。
⑩ヒヒーン

坂 c まったり。これ以外表現のしようがない。

  • あの時期の新馬戦にかかわらず、次戦勝ち上がりは当時全く走らなかった1.3番人気のみの低調なメンバー。
  • スーパースローの高速馬場を2番手で負ける方が難しい。
  • これ最後少しソラってる。
  • あれ以上のパフォーマンスを出すことは絶対条件。
  • 飛び大きく、阪神より大箱の新潟のほうが良さそう。
  • 外枠唯一の関西馬。
⑪クリーンエア

南w c+ 馬なりも重心低い走りで上々。走る馬の走法。

  • ちなみにこのタイプは結構距離も持つ。
  • 新馬をパドックで買えた馬なので素質は問題ない。
  • 但しそこの1~2番人気は当時6~8分程度のデキ。
  • 好発決め手3番手から内ラチ沿い追走。その後直線壁だらけ。
  • 激詰まりしてありえないくらい進路を探したが届かない位置から届いた。
  • 駄騎乗の大野継続は微妙だが、ここでも勝ち切る力は十分示している。
⑫アスコリピチェーノ

美浦w c 3頭併せ馬なり順調。

  • スローを後方から一頭違う脚(33.3)で突き抜ける。
  • 当時のメンバーは現状では疑問視のレベル。
  • 今の新潟の固さに内荒れの外枠と好条件は揃う。
  • ルメールが乗らないのはWSJSのためやむなし。

好調教馬

c+ ルクスノア ルージュスタニング クリーンエア

  • この3頭は時計も含め仕上がりは上々。

まとめ

    • 内枠に関西馬、外枠に関東馬という枠順は坂の使えない関東馬に対する意図的なハンデ。
    • 人気馬にはそれぞれ不安点もあり、波乱含み。
    • パドック見る前に買うのは無謀。
    • いつもの↓


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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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