【第59回札幌記念(GⅡ):回顧】プログノーシス

重賞レース回顧

2023年8月20日㈰に札幌競馬場で行われた第59回札幌記念(GⅡ)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気プログノーシスが2着トップナイフを4馬身引き離して優勝。

プログノーシスは川田騎手とのコンビはこれで6戦6勝と全く底を見せておらず、今年に入ってから初重賞制覇→国際GI2着→札幌記念4馬身差圧勝と完全に軌道に乗っており、秋の天皇賞でも楽しみな存在となった。

2023 札幌記念(GⅡ)

各馬短評

1着 ⑬プログノーシス
  • 人気馬で唯一の好調教馬で有利な外枠。
  • 昨年の覇者ジャックドールは逆に調教激悪。
  • WIN5一点突破級と判断。
  • 後方追走も他馬とは全く違う手応えで3~4角中間から進出開始。
  • 圧勝。
  • 2着トップナイフは最も悪い最内をひたすらインビタしていることから、この馬自身の調子の良さもさることながら洋芝&道悪適性が着差に反映されている部分もある。
2着 ⑩トップナイフ
  • 唯一の3歳馬。
  • 世代の上位クラスがここでどんな走りを見せるのかが焦点。
  • 力は出せる仕上がり。
  • 他馬が内を避ける中、和生はインビタ。
  • それでも3着に3馬身。
  • 湿った馬場の恩恵を受けた可能性は拭い切れない。
3着 ①ソーヴァリアント
  • 2走続けて戦意喪失による敗戦。
  • 追い切りは普通に消化しているがやはりそこが気掛かり。
  • 悪枠を考慮し、スタート直後からラチ沿いを避け1角へ。
  • これがルメールの判断。翌週以降の芝1200-1800mで内枠極不利が確定。
  • 中団追走から上がっていくがこの馬自体さほど伸びていない。
  • 他はもっと伸びない。
  • 今回は馬がレースを投げなかったのは陣営にとっても安堵だったのでは。
4着 ⑥ダノンベルーガ
  • 追い切り動く馬が低調。
  • スタート直後にシャフリヤールに寄られ、微弱な不利。
  • 後方4番手追走。
  • 向正面に入ったところから追っつけながら上がっていく。
  • 正直言って全馬ジリ貧な競馬の中、3着争いには加わったが4着まで。
5着 ⑫ヒシイグアス
  • 昨夏暑さで三途の川を渡りかけたため、暑い時期の競馬に特大の疑念。
  • 当然無理をするはずもない仕上げ。
  • 外々を無難に回って来ただけ。
6着 ⑤ジャックドール
  • いつも鬼のように調教は走るが、今回は犬も食わない内容。
  • 超絶推し馬だが、今回は厳しいことは事前にわかっている。
  • 参考外の一戦。
7着 ⑮イズジョーノキセキ
  • メンバー中№1のデキ。
  • 力が通用すれば一発。
  • 昨秋のエリザベス女王杯の内容から道悪ダメな娘であることが確定してた。
  • ↑忘れてた。。。。。。。。
8着 ⑪ラーグルフ
  • 最初からオールカマーの叩き台。
  • 仕上げもダルダル。
9着 ②ウインマリリン
  • 先行力ある②番枠の彼女が1角前にここにいる。
  • 直線だけでなく、こういうところで馬場を全体的に見るように習慣付けよう。

10着 ⑦ヤマニンサルバム
  • このメンツで通用する理由はない。
11着 ④シャフリヤール
  • 直前ガチ追い猛調教で人気。
  • 併せた相手は遥か格下で先着も当然。
  • そもそも世界レベルのGI2勝馬。
  • ここ目標のはずもなく、急仕上げなだけ。
  • レース後に喉頭蓋エントラップメントが原因。手術へ。
12着 ⑨アフリカンゴールド
  • 頑張った。
13着 ③ウインマイティー
  • スタート直後にウインマリリンから前をカットされる。
  • 無謀な前2騎についていく。
14着 ⑧マテンロウレオ
  • デキは普通。但し昆厩舎の調教は読みづらい。
  • これだけ離されたなら今日は走ってない。参考外。
15着 ⑮ユニコーンライオン
  • やることはやった。

まとめ

    • プログノーシスは勝ちたい一戦をしっかりとモノにした。順当勝ち。
    • 1~2着馬と3着以下とは馬場適性の差も相当。
    • 敗れた各馬は敗因が明確。
    • ここだけで勝負付けが済んだと思わない事。
    • ↓いつもの。フォローしてね。


中央競馬ランキング

参考

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました