7/23㈰に中京競馬場で行われる第71回中京記念(GⅢ)の追い切りと考察。
2コーナー手前の引き込み線からスタートする中京芝1600mは常識的に考えれば内枠有利となるが、恐ろしい程にフラットな結果になるJRA屈指の魔窟コース。にわかには信じ難いような話ではあるが、実は1~16番人気の勝率にもさほど大きな開きはない。
それに加えて真夏開催のハンデ戦ともなれば、一般常識から入って的中を狙うなど愚の骨頂かもしれない。しかしながら各馬の追い切りの動きは見ておかないとレース後の分析に微妙な食い違いが出てしまうので、そこはしっかり記録しておくことにする。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①ヴァリアメンテ
cw c ガッチリ抑えて最後少しだけ馬に任せて解放。
- 約1年ぶりで慎重さが窺える。
- 当然半信半疑。
②シュリ
坂 c 日曜にやっているので軽め。しかしやや伸び悪い。
- 同舞台で金杯の借りを返したいところ。
- 暑さには比較的強い成績ではあるが最終調整軽めで微妙なところ。
③アドマイヤビルゴ
栗東p c 楽な馬なり。馬も気分を損なず心地良さそう。
- OPでもやれることは実証済み。
- 前走は買えるワケの無い減量無しの聖奈。しかも半年ぶりの+14㎏。
- といっても今回も3か月ぶりで57.5㎏は楽ではない。
- ↓すげえ着眼点。いろんな角度から見れるから競馬は楽しい。
アドマイヤビルゴ、もしかしてダイワキャグニーと同じ漢字読めない族か? pic.twitter.com/U9ZcoUtEjc
— たかだのばばあ (@bba_takadano) July 22, 2023
④メイショウシンタケ
cw c 捌きは軽く、最後も伸びる。
- ピッチ走法で今週の荒れ地はむしろ歓迎。
- 開催後半の成績が上がることに納得。
⑤ワールドウインズ
坂 c 強め。真面目な性格でまっすぐ走る姿は好感。
- 常に一定の脚は使えるが、持久力が低く長い直線は合わない。
- 現在16番人気がこれだが来たところで文句も出ない。
- それが中京記念。
⑥セルバーグ
坂 c 時計はある程度出てはいるがやや単調な動き。
- 有力馬の一頭に数えられてはいるが、実績的には見劣りする。
- 控えるとサッパリな状況が続いたので、今回はある程度行くだろう。
⑦アナゴサン
坂 c 強めにしっかり追って馬もそれに応える。
- 前走は-14㎏と一気に馬体が減り、1000通過56.3のハイペースの2番手。
- マイペースでいければ鬱陶しいほどしぶとい
⑧サブライムアンセム
坂 d 特に抑えているわけでもなくこの時計。まだ重いか。
- 目立たないが気性は極悪。
- 鬼出遅れで死滅したGⅢの次に鬼掛かりでGⅡ連対するような乱馬。
- 典型的な買うと来ない-買わないと来る馬。
- 私の手には負えない。
⑨ホウオウアマゾン
cw c びっしり追うも、モズナガレボシに手応えで劣るのはいかがなものか?
⑩ウイングレイテスト
cw c 終い少し仕掛けて鋭伸。体調は良い。
⑪ディヴィーナ
坂 c 小さな体で元気よく登坂。
⑫ダノンスコーピオン
坂 d ややFWが小さく躍動感がない。
- 正味400mだけの調教。
- 59㎏+人気。
- まぁ当然買いづらい馬。
⑬ベジャール
w c 一応の時計は出るが、追われてしんどそう。
⑭カイザーミノル
坂 - 楽走
⑮ミッキーブリランテ
坂 d 頭を下げてかったるそう。
- ピークアウト済なことは間違いない。
- 近走不振ながら着順ほど大負けしておらず、元値の高さで健闘している。
- 物理的に不利なはずの⑮番枠で人気はブービー。
- そういうのが余裕で来るのがこの魔窟重賞。
⑯ルージュスティリア
cw B 抑えながら好時計。
- 誰がどう見ても調教№1はこれで異論はないはず。
- 4歳牝馬でハンデ53㎏?
- 大外も黙認。ここは中京記念だ。
好調教馬
B ルージュスティリア
c+になりうる馬も数頭いたが、今回はこれが抜けた動き。
まとめ
-
- なんでもありのレースだということは心得ておくように。
- 確固たる逃げ馬の存在は無いが、スローペースにはならない構成。
- コーナーには轍が出来ており、上級戦で内ラチ沿い押し切りは『無理』
- 直一気も十分決まるが、理想は外目を6~10番手程度で追走。
- んで直線は馬場の中より外に持ち出せる馬。
- ⑯ルージュスティリアが飛んだら事故だろコレ。
- いつもの↓
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