中京競馬

重賞展望

【第54回高松宮記念(GI):展望】追い切りと考察

3/24㈰に中京競馬場芝1200mで行われる第54回高松宮記念(GI)の追い切りと考察。 GIと言えば一般的には有名な強い馬が華やかに勝つイメージがあるが、高松宮記念は毛色が少し異なる。 出遅れや詰まり一発で窮地に陥る運ゲー要素の強いスプリント戦。しかも18頭立てフルゲートが恒例で、1番人気は目下7連敗中の大不振。 さらにおそらく今年で5年連続重不良と、馬場状態も不安定。 言葉は悪いが順当に決着すると考える時点であたおかであり、何かしらのイレギュラーが勃発して当然くらいの気持ちで挑む方がレース後のダメージは小さい。 スプリントGIはイクイノックスやリバティアイランドのような馬柱の整った優等生キラキラキャラではなく、やる気のないレースでは鞍上と猥談でもしてそうな輩キャラに運命を託した方が面白いのだ。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/23~24 中京最終週 高松宮記念

2024年中京競馬3週目。 3週6日間のショート開催なので今週は最終週となる。 なお、日曜(24日)は高松宮記念(GI)が施行される上に『JRAウルトラプレミアム・ロードカナロアカップ』で、払い戻し率が一律80%+売り上げの5%相当額上乗せという大イベント日。 中京の金曜発表のクッション値は驚異の10.4ととんでもなく固いが、土日共に雨なので1mmも参考にならない。 土曜のスタートからイキナリ湿る以上は高松宮記念の頃にはしっかりと耕やされていることだろう。特に内埒沿いは既にハゲて来ており、先週のパトロールビデオをくまなく見ると、大部分の上位入線馬は直線で内3~4頭分くらいは開けるように進路取りしていた。 高松宮記念の芝1200mは外枠不利が定説ではあるが、極端な内もこうなってくると具合が悪い。昨年は①トゥラヴェスーラが最内枠から突っ込んで波乱を演出したが、あれは超例外的奇跡と考えたほうがいい。 昨年は年末年始~2月頭までほぼ休みなく開催していた中京でここを走る馬を買えるワケがない。 3着に意味不明のイレギュラーが起こったからこそ1~2着はファストフォース→ナムラクレアと至って平穏なのに3連系は荒れた。今思い出しても悔しい。
重賞展望

【第38回中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ):展望】追い切りと考察

3/16㈯に中京競馬場芝1400mで行われる第38回ファルコンステークス(GⅢ)の追い切りと考察。 2021年のように③①②人気で平穏に収まることもあるが、基本的にはとんでもない大穴が突っ込んでくることが当たり前と思って良いレース。 事実2年に1度程度の割合で「あんた誰?」というレベルの馬が絡んでくるので本命党はブッコミ禁止とも言えよう。 ここで馬券購入を咎めても意味がないことも分かっているが、あまり大怪我しないようにね。