【重賞展望】第60回弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)追い切りと考察

重賞展望

弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)

3/5㈰に中山競馬場で行われる第60回弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)の追い切りと考察。
2023年牡馬クラシックも開幕目前となったが、未だ混戦模様で断然の主役と言える存在は生まれていない。超出世レースであるここから新たな大器が全国区に名乗りをあげてくれればよいのだが。

中山競馬場

引用:競馬ラボ

それでは追い切り内容を踏まえて考察をしていこう。

 

追い切りと考察

①レヴォルタード

w c パートナーにウインマリリン。飛び大きく大箱向き。

  • 500㎏ある馬体も線が細く、気性込みでまだ幼い。完成はまだ先。
  • 東京開幕週の1800m⑮から突き抜けたタイセイクラージュの不振が謎。
  • それには負けたが3着以下は8馬身千切る。現状では超低レベル戦評価。
  • 勝った未勝利も超低レベル。
②ワンダイレクト

cw c+ 一杯の相手に軽々先着ラスト11.2。

  • 新馬はタイムも遅く、出走メンバーもほぼ次走未出走なのでレベル未確定だが、ぼちぼち高速馬場の1000m通過63.7を6番手ながらキッチリ差し切ったのは評価。
  • 前走若駒Sは楽な展開を3番手追走で完全に勝ちパターン。あれは勝ったマイネルラウレアを褒めるしかない。
  • 折り合いが付くタイプで素直なので恐らく好位は取れる。
③アームブランシュ

w d 気負う。手応えも併走2頭に劣る。

  • 新馬、未勝利を見ても条件馬のレベル。
  • 葉牡丹賞を見ても基礎スピード不足か。
④トップナイフ

cw c 2週連続ソフトでいかにも叩き。無理に仕上げる必要もない。

  • 既にクラシック出走は確定しており、ここで権利を取る必要がない。
  • 完全に舐めプだがこのメンバーなら力も実績も上位。
⑤フォトンブルー

cw c+ 少し気合いを付ける程度で上々の時計。

  • 唯一マトモな競馬が出来たのは新馬戦だけ。
  • 前走は出遅れからの中途半端なマクリ。
  • 前々走は出遅れ→極悪馬場を常にイン→直線だけ外回し。
  • 馬柱は汚いが調教は〇。
  • 通常通り出遅れれば即死覚悟で穴に一考。
⑥タスティエーラ

w c 前走は賞金加算へ勝負の渾身仕上げで誤算の4着。さすがに今回はやや軽い。

  • 現時点で共同通信杯の1~2着と京成杯の勝ち馬が春の主役。
  • つまり前走は負けても仕方ない相手。新馬戦は明らかな過大評価だったが一定の能力は示す。
  • 現状GIではまず用は無いが、このリステッド級GⅡなら権利は取らないと格好が付かない。

⑦ゴッドファーザー

南芝 c しっかり追い出すと良い伸び脚持続。

  • 3着だった新馬戦の1~2着馬は既に2勝のクラシック候補。
  • 未勝利の10馬身差Vは相手が弱かった。タイム的には同日3勝クラスと1.3秒差、余裕を持った勝利と言うことを考えれば他の新馬・未勝利より全然上。
  • 今回人気しても過剰人気では無い。
  • 「久々は良くなさそう」と陣営。
⑧セッション

cw c 前走時は鬼デキで下降を心配したが、状態はまだ良好。

  • その前走はスローの2番手という完璧な展開で完敗。
  • 少なくともワンダイレクトには勝てない。
  • 負けた新馬も勝った未勝利も低レベル。
  • ムルザバエフで人気のバキュームお願いします。
⑨ヨリマル

坂 c ふつう

  • 母テイエムオーシャンがここに出れば1.2倍の1番人気。
  • ようやく趣味配合から解き放たれた現代風配合。
  • 3戦全て2000mを使い、その全てで人気以上の着順。
  • 名前買いする人なら1強。
  • 特別目立つ訳ではないが、特別ダメでもない。
  • 内ラチが死んでいる1/9㈪に芝で逃げて残ったのはこの馬のみ。
⑩グリューネグリーン

w c 1週前追いで概ね態勢は整っているので力は出せる。

  • 3着の新馬戦は勝ち馬がミッキーカプチーノ、2着フリームファクシでやや相手強めだが、秋の東京開幕週2000mの外枠ならこんなもの。4着以下は5馬身後方。
  • 2戦目の未勝利は順当勝ち。
  • 京都2歳Sはコース替わり週をスローペースで逃げ、最後の直線で斜行し多くの馬に迷惑をかけての勝利。4角で弾かれたトップナイフと頭差は本来逆か。
  • 3戦全て最後が止まっているように2000mは長い。
  • ここ2週の調教から京都2歳Sでの外ヨレに納得。これの外から交わそうとする馬は今回も被害を受ける可能性有り。逆にイン突きが出来る騎手・馬には好機。
  • 少しスタートで伸びあがる癖有り。
上位評価

c+ ワンダイレクト フォトンブルー

まとめ

今年の牡馬は不作と言われて久しく、例年なら皐月賞の超有力候補と言われる馬も1~2頭は出走して来るがそれらしき馬も現状見当たらない。
賞金の足りてる馬が舐めプのリステッドレベルと見れば、好調間違い無しで人気もほどほどの馬から入るのが筋だろう。

各馬初の右回りや初輸送などの不安を抱えるが、そもそも中山経験馬すら僅か3頭なのでその辺はもう気にしても仕方の無いレベル。

  • ③と⑧は力量的に見送り。
  • 東京向きの①はブランド人気で見送り。
  • 今週も逃げるのは⑦武豊。番手に⑩ミルコか。
  • スロー~ミドル。小頭数でこれなら自在性と瞬発力兼ねる④⑥②が上位人気になるだろう。
  • 「本番に向けて脚を測る」という名の駄騎乗が穴発生の条件。
  • 前売りこの配分でおおよそ300%超え↓。あとはパドック見てから追加。

3/5㈰中山競馬場の馬場

その他

3/4㈯チューリップ賞(GⅡ)

3/4オーシャンステークス(GⅢ)

3/25㈯ドバイワールドカップ(GI)

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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