【今週の馬場考察】3/4~5 中山 オーシャンS(GⅢ)弥生賞(GⅡ)

今週の馬場考察

中山競馬場の馬場状態

ぽぽん
ぽぽん
  • 2回中山8日間および3回中山前2日間(2/25~3/26)はAコース
  • 3回中山後6日間はBコース(4/1~4/16)を使用。
    ※B⇒Aコースから3m外側に内柵設置。

今週は2回中山開催の2週目。

かなりタフなのかな。ってのが先週の結果から見る印象。
前に行く馬が有利なのは勿論なのだが徹底的に上がりのかかるレースが続出。クッション値の高さも無視して速い時計も出ない。中山記念のヒシイグアスも同じく勝った2年前より2秒程時計を要していた。

今週も金曜時点でクッション値は9.8なので高速決着の下地はある。都合の良いことに3/4㈯のメインは少し流れそうな1200mのGⅢなのでそこで概ねの解は出る。

大体こういう場合の答えは強い馬を買えば良い馬場で、単純にそう考えると先週の結果に整合性はあるようだ。

ひとまず今週の馬場を見て行こう。予報では土日共に晴れ。

馬場の変遷

3コーナー

Aコース

4コーナー

Aコース

直線

Aコース

ダート

  • 第1回中山競馬終了後、砂厚調整を行いました。
  • クッション砂の砂厚は9.0センチメートル(従来通り)で調整しています。
  • 乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。
  • クッション砂の凍結防止のため、コース全面に凍結防止剤を散布する場合があります。

  • 野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
  • 凍結防止および芝保護のため、日陰部等のシート養生を行う場合があります。
  • 芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。

第1回中山競馬終了後、損傷箇所へ洋芝を追加播種し、凹凸整正および肥料散布、約2週間のシート養生を実施しました。洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です。

②3コーナー・4コーナーから正面直線の内側に傷みが出始めましたが、その他の箇所は概ね良好な状態です。

JRAの発表は以上。

視覚的には3角の痛みは目立っているが4角~直線はまだ許せる範囲の傷み。

中山競馬場:コース図

引用:JRA

中山競馬場の芝コースには「内回り」と「外回り」の設定がある。2つのコースは2コーナーで分岐し、3コーナーで再び合流。もともとは3コーナーから向正面奥にかけて新設された芝1200メートル用の走路を、その後、さらに延伸して2コーナーにつなげ、現在のレイアウトになった。ちなみに、有馬記念が行われる芝2500メートル戦は内回りが舞台だが、スタート後、まっすぐにコーナーへ進入できるよう、発走地点は外回りコース上に設けられている。

外回りコースに比べ、2コーナーと3コーナーのカーブがかなりタイトな内回りコースは、見た目通りの「小回り」コース。実際、内回りコースの1周距離(1667.1メートル。芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)は札幌競馬場(1640.9メートル)と大差なく、310メートルという直線の長さも、いわゆる4大場(東京、中山、京都、阪神)の中ではもっとも短い。1周距離が1839.7メートルという外回りコースはともかく、内回りコースのサイズは「少し大きめのローカル場」と表現するのが当たっている。

とはいえ、コース全体の高低差は内回り、外回りとも5.3メートル。JRA全10場の中でも最大(次位は京都競馬場・外回りの4.3メートル)で、2階建ての建物に相当するこの高低差が、中山のレースに独特のアクセントを加えている。

全体の起伏を見ていくと、ゴール地点から1コーナーにかけて上り勾配が続き、2コーナーの手前で最高到達点を迎える。内回り、外回りとも、そこからは下り勾配に転じ、間に平坦部分を挟みながらホームストレッチ半ばの最深部まで延々と長い下り坂が続く。そして、ゴール前に待ち受けるのが中山名物の急坂。残り180メートルから残り70メートル地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.2メートル、最大勾配の2.24%も10場最大で、馬たちにとっては文字通り、“最後の難関”と言える。

一方のダートコースも、起伏構成は芝コースとほぼ同じ。1周距離が1493メートル、直線の長さが308メートルと、全体のサイズは「ローカル場を少し大きくした程度」に過ぎないが、全体の高低差は4.5メートルにも及び、ゴール前には芝コースと同様の高低差がある急坂が設けられている。

さて、2コーナーから下り勾配が続き、直線も短い中山のレースは、総じて瞬発力勝負にはなりにくい。直線の長いコースでは残り600メートル地点くらいからペースが上がるのが一般的だが、中山ではペースアップのタイミングが早く、瞬発力より持久力勝負を得意とする馬がしばしば台頭。また、軽快に飛ばしてきた馬が直線の急坂で失速し、形勢が一変することも多く、スリリングな攻防からは最後まで目が離せない。

コースは右回りで、ダートのレースは1200メートルのみが芝スタート。起伏に富んだ地形は障害コースにも上手く生かされており、深い“谷”を上り下りする坂路障害も中山の名物だ。春の中山グランドジャンプ、暮れの中山大障害と、1年に2回しか使用されない襷コース(通称・大障害コース)には、大竹柵、大いけ垣という、こちらも名うての難関が設置されている。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1200m 内枠有利

この形で外枠にメリットはないのだが、どういうわけか内外の馬の成績に大きな開きは無い。ペース次第でどうにでも転ぶため脚質もそれほど問わない難解なコース。

正直言って好きな条件ではないので基本的にパスすべきところ。

 

芝1600m 内枠有利

外枠は引きたくない形態。にも関わらず開幕週に外枠決着すら当然に起こる超魔窟。

 

芝1800m 内枠有利

スタートから最初のコーナーまで205mしかなく、外枠を引く時点でツキがない。それが開催序盤ならなおさら。

 

芝2000m フラット

中山で唯一常識的なコース。直線に痛みが出始めたら内枠は多少の割引を開始。

  • 開催序盤は外枠少しだけ割引。
  • 開催後半になると内枠は荒れ地。

参考:2022皐月賞:回顧

 

芝2200m(外回り) そこそこフラット

2000mほど平等ではないが1600mや1800mほど理不尽に外不利なわけでもない。

 

芝2500m 内枠有利

有馬記念(G1)を始めとする中山の高格レースの舞台。多頭数の外枠には容赦ない厳しさを誇る。

 

ダート1200m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

結論

  • 内枠先行有利。
  • 極端な追い込みは相当厳しい。
  • 基本は上記だが、強い馬はその強さを発揮できる舞台。
  • オーシャンSは荒れると見て買わないと楽しめない。
  • 弥生賞はどういう結果でもおそらくクラシックに直結しない。

今週のおすすめ

土曜

5R ⑤ダイシンヤマト やる気失くさなければ

7R ⑪マジックタッチ 地味だから人気無いだけ

11R ⑫タイムトゥヘヴン ハイペースで荒れる

 

日曜

4R ⑩ベアグッジョブ 前走はペース速い。今回は少し緩む。

11R ②ワンダイレクト ②④⑥⑦に大穴で⑤

他場

3/4~5 阪神 チューリップ賞(GⅡ) 

 

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ブログ管理人
ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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