【重賞レース回顧】第20回福島牝馬ステークス(GⅢ)ステラリア

重賞レース回顧

2023年4月22日㈯に福島競馬場で行われた第20回福島牝馬ステークス(GⅢ)は、団野大成騎手騎乗の8番人気ステラリアがおよそ11カ月の休養明けの不安を跳ね除けて優勝。5/14㈰に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(GI)の優先出走権を手にした。

福島牝馬ステークス(GⅢ)

各馬短評

1着 ②ステラリア
  • まがりなりにもGIの2着馬。
  • 上々の時計は出ていたが久々は割引き。
  • ロケットスタートも控えて折り合いを欠く。
  • 好発→引っ張って控えは定番の駄騎乗でリズムは良くない。
  • …が、直線は粘り強く伸び、最後はクリノプレミアムを交わし、ビッグリボンの追撃をおさえて、およそ2年ぶりの勝利が嬉しい重賞初制覇。
  • おそらくもっと楽に勝てた。格上だったって事。
2着 ⑨ビッグリボン
  • こちらは逆にソロっと出て行き脚が付かない。
  • 内があまり良くないとはいえ終始外々は1800mでは悪手。
  • 最後までそれでハナ差2着なら最低でも勝ち馬と同等の評価。
  • さすがキセキの妹。
3着 ⑪クリノプレミアム
  • 今の福島への適性はメンバートップクラス。
  • 本格化へ突き進むラーグルフとハナ差の金杯。
  • ぽんと出て好位へ。このあたりは熟練善臣の腕。
  • 無駄の無い運びで直線入り口で先頭。
  • ほぼ勝ちを手中にしていたが差され3着。
  • 結果的には早仕掛けだったかも知れないが、その辺は微妙。
4着 ⑧ジネストラ
  • 好調教。
  • 強豪牡馬と接戦の実績。
  • 普通なら軸となるが、芝重賞だと意地でも飛ぼうとする三浦様にやや不安。
  • 案の定ソレ4。
5着 ⑬ストーリア
  • 追い切りぼちぼち走り、わざわざ武史が福島へ。
  • 前走が評価され1番人気。
  • スタートは決めたが両脇から挟まれ後方へ。

  • その後下げて終始外回しから捲り気味に進出。
  • 直線入って力尽きる。
7着 ⑮エイシンチラー
  • 好調教。
  • 左利きなので福島合わない。
  • この状態と枠で新潟1800なら鉄軸だが真逆条件でオワコン。
  • 状態の良さと力で7着。
  • 陣営が「右回り✕」に気付かないのが不思議。
11着 ⑦ミスニューヨーク
  • 鞍上温情采配にて大幅弱化
  • 出遅れ
  • ペース無視の最後方
  • 上がり最速
  • おつかれ

まとめ

    • 1~2着馬は決して満足の行く内容のレースをしていない。
    • 3.5着馬も乗り方次第で勝ちの目はあった。
    • それがローカルの牝馬GⅢという運ゲ。
    • ↓1位欲しいので押し倒してね。


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参考

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