2024年1月21日㈰に中山競馬場芝2200mで行われた第65回アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)は、R.キング騎手騎乗の3番人気⑪チャックネイトが優勝。
内ラチ沿いが壊滅し、圧倒的に内枠不利な条件となった中山2200mで絶好枠⑪を活かし、同馬主の⑫ボッケリーニとのワンツーで初タイトル奪取。
なお、金子真人HDはこの勝利により、1998年から続くJRA重賞連続勝利年数を「27」に伸ばした。
2024 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)
各馬短評
1着 ⑪チャックネイト
- 疑惑の前走が頭にあって買いたくない馬筆頭。
- 内ラチ沿いが死枠。そこを外の絶好枠。
- 苦しみながら前を狙う①④を内に見ながらキレイなところを通って楽に3番手。
- 4角ではゴリ押しも手応え怪しくボッケリーニに交わされる。
- そこからボッケが気を抜いたところを盛り返す。
- 諦めずに追うキングの姿勢は好感。
2着 ⑫ボッケリーニ
- 前走より少し出来は落ちる。
- 超絶絶好枠でスムーズにレースを進める。
- 直線は勝ち馬をあっさり交わし先頭。
- そこから馬が気を抜く。
- この馬が2着が多いのも納得。
3着 ②クロミナンス
- 基本的にキレ脚自慢。
- ゴミ枠。
- ルメールの腕でもかろうじて3着。
- 馬には結構負担が大きいレースだったと思われる。
4着 ③モリアーナ
- デキ最高。
- スタートしてからススっと外に持ち出したのは③コレと②ルメ。
- 性能上後ろから。
- 良く追い込んだけどね。
5着 ①マイネルウィルトス
- 480-486ならOKだが488。
- 普通の読みなら先手を取るのは99%➃ショウナン。
- 逃げ馬不在のレースのゴミ枠、さらに馬群を嫌う馬の性質を汲んで逃げの手。
- つまり読み違い。
- ↓スタート直後はソールオリエンスの皐月賞をやると思っていたが、やったのは3~4着馬。
- 馬場を考えると僅かだがペースが速かった。
- スタート直後にドブを走って逃げは厳しい。
6着 ⑧シルブロン
- この距離でも付いていくのがやっとという感じの追走。
- 最後まで馬群の最内で6着はかなり立派。
- ダイヤモンドSは有力。
7着 ⑥サンストックトン
- OPだと頭打ちだが馬場が味方。
8着 ⑩ラーグルフ
- かかって序盤からずっと頭振りまくり。
9着 ④ショウナンバシット
- 逃げ候補筆頭。
- 展開読みの巧いやつらに買われて人気。
- ウィルトスに逃げられてお終い。兄弟喧嘩は出来ない。
- にしても少し置いた番手、重適性を考えてもだらしな過ぎる。
10着 ⑨カラテ
- 速い追い切りが一本も無い7か月ぶり。
- 今回買えるワケがない。
- 今回10着以下は前から7馬身離されておりまるで走れていない。
11着 ⑤ホウオウリアリティ
- 当週一杯に追ってやる気。
- さすがにそれでも通用せず。
12着 ⑦アドマイヤハレー
- 当週追いの動きが硬く、前走激走の反動もあったか。
まとめ
-
- 枠ゲーレースの枠順は本当に重要。
- 勝ち馬は前走忖度3着の汚名を返上。
- そのための忖度絶好枠だったかも。
- ボッケの2~3着が多い理由はコレ。
- 4歳牝馬は強い。
- 4歳牡馬は最強素質馬がタッチウッド(気性極悪な上に他馬を怖がる)だけに今後も苦戦か。
- ↓いつもの。
コメント