12/9㈯に中京競馬場芝2000mで行われる第59回中日新聞杯(GⅢ)の追い切りと考察。
いかにも暮れのローカルハンデGⅢといったメンバー構成で波乱含みの一戦。
パッと見では春のクラシックで気を吐いたホウオウビスケッツ、前走復活の兆しを見せたピンハイに目が行くが、冷静になると地獄絵図のような波乱も十分に考えられる。
買い目はおいおい組み立てていくとして、まずはいつも通り稽古の状況と能力値を測る作業を始める。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①ユニコーンライオン
cw c 馬なりで動き自体は悪くない。
- 劣化著しく厳しい。
- この枠なら行くしかないが、逃げ馬には鬼門の中京2000m。
②カントル
坂 c まだまだ元気。
- 前走は落馬の憂き目。
- その分ダメージはない。
- 基本的にドイルは下手と認識しているので減点。
- ツボにハマればやらかす可能性のある力量を持つのでヒモには考えた方が良い。
③ドルチェモア
w c 馬なりで楽に好時計。
- 脚は速いので時計が出ても不思議は無い。
- 近走の不振は手の施しようがあるのか疑問に思えるレベル。
- 強くは推せない。
➃シュバリエローズ
cw c+ 馬なりで溜めを利かせて最後促す。
- バランスの良い好調教。
- やや不器用な面はあるが、中京は走る。
- 一発あっておかしくない仕上がり。
- 佐々木くん初重賞も十分ある。
⑤サトノエルドール
w c 馬なりで気分良く。順調。
- 問題は劣化が著しい事か。
⑥マイネルファンロン
w c 馬なりでこれだけ動けば。
- 元々稽古は動く馬。
- 真面目に走るからこれだけの実績をあげている。
- 但し衰えも隠せない年齢で。
⑦ヤマニンバルサム
坂 c ガチ追い。先週もcwで一杯。
- 2週連続一杯に追うという過程は個人的に好きではない。
- 先週のクラウンプライドが急仕上げでいらないと考えたのと同じ理由。
- ただ、この馬は10月に走っており、間隔は開いていない。
- その当時は重の東京2000を1:58.0での逃げ切り。これはハンパじゃない時計。
- 取り捨てに困っている。
⑧ホウオウビスケッツ
w c+ 馬なり流すだけ。1週前にも馬なりで好時計。
- 毎日王冠で復帰予定もここまで伸ばす。
- 大事に使おうとしているのかな。
- なので態勢は整う、但し状態は8.5~9割。
- おそらく馬体増で出て来る。
- ダービー6着の内容は立派。
- 好枠。
- 外せない一頭。
⑨ユーキャンスマイル
坂 c 動き重いがこの馬はもうその次元に無い。
- どんだけダメっぽくても来るときは来る子。
- 実績的にヤバいくらい格上。
- 凱旋門賞ジョッキーがどう操るか見物。
⑩リューベック
坂 c 馬なりで好時計。仕上がる。
- 骨折明けがどうかだが、見た目には問題なさそう。
⑪ハヤヤッコ
w c 馬なり。併走が先に行ってもお構いなしで自分を貫く。
- 1週前に強めでやっているのでこれでよい。
- 今回は58.5㎏が難敵。
- それでも突っ込んでくるのがハヤヤッコ。
⑫キラーアビリティ
cw d 一杯に追ってルシフェルに遊ばれる。
- 2週連続一杯に追って2歳牝馬に遊ばれてる場合ではない。
- 59㎏って可哀想じゃないか?
- 但し良績は冬場に集中。
⑬カレンルシェルブル
cw c 馬なり。前走の状態維持。
- 先週一杯に追って今週は流す。
- そろそろタイトルが欲しいがここで新にスイッチは+にはならない。
- 中京は滅茶苦茶得意なのでチャンスは当然ある。
⑭ジャンカズマ
cw c 強め。動き自体は非常によい。
- まじめで一生懸命走る馬。
- 軽ハンデにモノを言わせるシーンがあっても。
⑮ピンハイ
cw c 小柄で体重を気にするので追い切りはほぼ馬なりばかり。
- 大飛びで広いコース向き。
- 左回りは問題ない。
- 54㎏はかなり甘いハンデ。
- 高倉が末脚を活かせれば。
⑯スパイダーゴールド
w c 馬なりで抑えを利かせて好時計マーク。
- 痛恨の外枠。
- これがなければc+でも良い。
- 新潟の大負けから連敗はメンタル面でやや不安有りか。
⑰ワンダフルタウン
坂 d 強めで伸びず
- 鳴尾記念の激走は確かに不気味。
- 休み明けモロの動きで手は出しづらい。
好調教馬
c+ シュバリエローズ ホウオウビスケッツ
まとめ
-
- 波乱含みのハンデ戦。
- 逃げ馬も多く、そこそこ流れる。
- そして逃げ馬鬼門の坂スタ。
- 中団から差し込めるタイプが優勢か。
- てなると⑧ホウオウか…
- 基本的に相手も差し・追い込み馬か。
- いつもの↓
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