9/30㈯に阪神競馬場ダート2000mで行われる第27回シリウスステークス(GⅢ)の追い切りと考察。
時にはオメガパフュームが53㎏、カフェファラオが54㎏といった大甘ハンデが付けられるので『素質の確かな3歳馬』がいれば迷わずそれを軸に据えて良いだろう。
今年出走の3歳馬はキリンジのみとなったが、現状では同世代のトップクラスとはかなりの開きがありそうで全幅の信頼は置きづらい。
なお、若干ではあるが外枠有利なコースなのでそこも踏まえて考察していこう。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①キリンジ
cw c 一杯に追って一応程度の時計。
- 同世代のトップクラスに比べたら2枚は落ちる。
- 仮にも今回の相手はハンデ差があるとはいえ交流重賞は楽に勝てる強豪古馬。
②ロードブレス
坂 d それなりにしかけるも併走は涼しい顔。
- 2走前は+14㎏も稽古は動いていた。
- 衰えと見るのが無難。
③ヴァンヤール
坂 c 強めに追うも重苦しい。
- 能力的にはどう考えても走破圏だが極のやらかしは常に怖い。
④ヘラルドバローズ
cw c+ 首を使った独特な走法。強めに追って猛時計記録。
- 調教時計は出走メンバー内で完全に抜けている。
- 負け方が気性っぽい。
- メイショウフンジンあたりと普通にやれているので格負けは無い。
⑤フルヴォート
坂 c ラストは伸びたが道中のラップが楽。悪くはない。
- ようやくOP入りを果たしたが、初重賞で相手が揃った感。
⑥ニューモニュメント
坂 d じっくり溜めて最後一気に仕掛けるが遅い。
- 持ち時計は優秀で実績も上位。
- 完調には至っていない。
- 加齢も少し心配。
⑦アイコンテーラー
cw c+ 道中は抑えるが、追うとしっかり伸びてラスト11.4。
- 初ダートの前走はそこそこ骨っぽい相手。
- 夏の新潟とはいえ良馬場1:50.8は優秀。
- 出入りの激しい展開で先行総崩れを3番手から快勝。
- 55.5はほんの僅か見込まれたが許容範囲内か。
⑧サンマルレジェンド
坂 c ビッシリ追ってフットワークも力強い。
- 実は弱い馬では無いが、何もかも地味なので人気にならない。
- どういうわけか好走と凡走が一走おきにやってくる。
⑨カフジオクタゴン
坂 c 懸命の相手に対し少し促して突き放す。時計は平凡。
⑩トウセツ
映像無し
- 栞Sはクロニクル以外は能力通りの結果。
- となるとまだここでは厳しいか。
⑪サンライズホープ
坂 c ゴツゴツ追うも終い伸びきれない。
- マーキュリーⅭのパドックは99%来ない馬のものだった。
- 阪神の秋の7枠でとんでもない穴を開けた実績あり。
- 力は認めているが、この馬を買い続けるには胆力がいる。
⑫クリノドラゴン
cw c ひたすら追って格下に詰められるも時計はぼちぼち。
- 難解なレースに数頭いる非常に厄介な切り切れない馬。
⑬ゲンパチルシファー
坂 d ガチガチに追って凄まじく遅い。
- あの重賞勝ちはいったい何だったのか。
⑭ハギノアレグリアス
坂 c+ まだ微妙に馬体は厚いが、仕掛けられると一瞬で併走を置き去り。
- このメンバーでは安定感がピカイチ。
- 秋に向けて無様なレースは出来ない所。
- 初の58.5はどうかだが他も大差ないので目を瞑るべきか。
好調教馬
c+ ヘラルドバローズ アイコンテーラー
- ヘラルドバローズの追い切り時計は並ではなく、人気落ちしたここは買い。
- アイコンテーラーは先手をとってこの終いが使えれば重賞勝ちもある。
- 彼らとハギノアレグリアスの首位争い。拡げるのは意味がない。
- とはいえ⑧サンマルレジェンドは2桁人気ならヒモに少し買うぞ。
- ◎⑦〇④▲⑭△⑧
まとめ
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- 今回もあれこれ買わないでいい。割り切れ。
- 前日にヴァンヤールが激売れしたが放置。
- 阪神ダート2000mは僅かに外枠有利。
- いつもの↓
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