【今週の馬場考察】2/4~5 東京 東京新聞杯(GⅢ)

今週の馬場考察

ぽぽんから皆様へ重要なお知らせ

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東京競馬場の馬場状態

  • 8日間全てDコース(Aコースから9m外に内柵を設置)で施行される。
  • まだ2週目で圧倒的に内枠前有利。

馬場の変遷

第1回東京は8日間開催全てDコース(最内から9m外に内柵を設置)を使用する。

3コーナー

Dコース

4コーナー

Dコース

直線

Dコース

  • 野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
  • 凍結防止および芝保護のため、日陰部等のシート養生を行う場合があります。
  • 芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。

昨年の第5回東京競馬終了後、約1ヶ月間馬場全面をシート養生しました。洋芝の成長は順調で全体的に概ね良好な状態です。

②1週使用しましたが、傷みも少なく引き続き概ね良好な状態です。

ダート

  • 昨年の第5回東京競馬終了後、路盤点検および砂厚調整を行いました。
  • クッション砂の砂厚は9.0センチメートル(従来通り)で調整しています。
  • 乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。
  • クッション砂の凍結防止のため、コース全面に凍結防止剤を散布する場合があります。

JRAの発表は以上。

東京開催は2週目も引き続きパンパンの良でクッション値9.2のウルトラ高速馬場。
逃げ先の少ない東京新聞杯は勿論だがとりあえず前残りには要注意だ。

東京競馬場:コース図

引用:JRA

日本ダービーやジャパンカップをはじめ、数々のビッグレースが行われる東京競馬場は、日本競馬の「顔」と呼ぶにふさわしいスケールの大きな競馬場だ。コースは左回りで、芝の1周距離は2083.1メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、直線の長さは525.9メートル。幅員も最大41メートルと非常に広い。

起伏の構成もチャンピオンの座を争うコースにふさわしいハードなもの。ゴールを起点に追っていくと、1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9メートルの長い下り坂が続き、その直後、3コーナーの手前には、高低差1.5メートルの上り坂が待ち受ける。 最初の坂を上りきった後は短い平坦部分を挟んで下り勾配が続き、4コーナーの手前からは再び若干の上り勾配に。そして直線、残り460メートル地点から300メートル地点にかけては2つめの上り坂が設けられている。中山や阪神に比べると勾配自体はなだらかでも、高低差は2メートルに及ぶこの坂を上り切った後も、300メートル(函館・芝コースの直線の長さとほぼ同じ)走ってようやくゴールにたどり着く。コースを1周する間に“2つの坂”を上り下りするレイアウトは福島も同じだが、スケールは段違いなのだ。

新潟などのローカル場と違い、カーブの半径がゆったりしているため、コーナーでゴチャつく可能性も低い。さらに広々とした幅員をいかし、4つ(A、B、C、D)のコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散化が図られている。様々な面から“紛れ”の介在する余地が小さいわけで、馬の能力がストレートに反映されやすいコースと言える。

一方のダートコースは1周距離が1899メートル、直線の長さが501.6メートルと、正真正銘、日本一のスケールを誇る。バックストレッチとホームストレッチに2つの坂が設けられている起伏構成は芝コースと同じだが、直線の上り坂の高低差は2.4メートルと芝コースを上回る。こちらも非常にタフでハードなコースなのである。

それだけに新潟の外回りコースと同様、直線の末脚比べとなるレースが多い。差し、追い込み馬の活躍が他場以上に目立つこと、まくりはあまり決まらないことも新潟・外回りとの共通項。早くに動いて押し切るのは至難の業ということだろう。

ダートコースはフェブラリーS(GⅠ)の舞台となる1600メートルのみが芝スタート。また、障害レースは固定障害の専用コースを使用して争われるが、年に2回の障害重賞(東京ジャンプS、東京ハイジャンプ)では通常時より難易度の高い“重賞仕様”の障害(大いけ垣、大竹柵)が設置される。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1400m 内枠の逃げ馬

これは仕方ない。

 

芝1600m フラット

なぜか外枠が嫌われる競馬界なので個人的に大好物でドル箱。開催が進むと内枠が死ぬので結婚できるレベルに好き。

東京新聞杯の外枠は不振が続くが基本的に強い馬が外枠に入る機会自体が少ないのでさほど気にしなくていい。リスグラシューやインディチャンプならば⑯番枠からでも楽々勝っていたはず。

ただし、DコースはAコースよりも3~4コーナーまでの半円の直径が18m長く、如何にフラットな条件とはいえ、スタートから500m余りの間にすら好みのポジション取りの出来ない弱い馬が外枠を引くと通常より長く外々を回らされてしまう。おそらくこれが数字にも表れているのだろう。

さらに前が止まらない開幕2週目と言う事もあり、逃げ先行馬は立ち回り(コーナリング)で優位に立つ。差し馬はどこかでインに潜れるが、出脚を僅かに使う前目の弱い馬には厳しくなる。

なお、4日㈯に1勝Cで芝1600mが一鞍組まれたが、余裕で外枠(⑩⑭)の人気馬決着だった。2馬身差の3着以下は⑦⑥⑪⑨⑧①。

 

芝1800m 外枠不利

スタートから向こう正面の合流まで約150mしかなく、外枠を引く時点でツキがない。

 

芝2000m 圧倒的に外枠不利

超絶欠陥コースで多頭数の外枠引いたら人気でも軽く飛ぶ。

 

芝2400m 外枠不利

久々開催の2週目Dコースなら内枠前有利。

 

芝2500m 2400mよりは平等

今週はナシ。

 

ダート1600m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

結論

  • 前が止まらない高速馬場。
  • 芝1800m~2000mの外枠は致命的。
  • 1600mは例外で芝ダート共に外枠が狙い目。
  • 東京新聞杯は展開利大の②⑧⑨のいずれかが残る事に期待。外枠は強いと思えるなら気にしないでいい。

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今週のおすすめ

土曜

10R ①ルージュエクレール 休み明けもふつうに勝つだろ。7着→休み明け無反応

11R ⑥サンストックトン 相手9か月ぶりも⑨に妙味。仕掛けのんびり前残り8着

日曜

9R ⑥ラスハンメル 追い切り〇。相手③。スキルヴィング1.5は流石に過剰。

11R ⑧ファルコニア 東京マイル最強種牡馬ディープの仔で展開利見込める。マイルCSでは泣いた枠順も今回は〇。隣枠の⑨ショウナンマグマ共々単勝は買っておく
人気馬が後方で牽制し合えばとんでもないことが起こりかねない。

他場

2/4~5 中京 きさらぎ賞(GⅢ)

2/4~5 小倉

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