東京競馬

今週の馬場考察

【今週の馬場考察】11/4~5 東京 京王杯2歳S アルゼンチン共和国杯

東京はBコース2週目(計5週目) コース替わりで超高速決着となることが定着している先週の天皇賞では、そういった当たり前のことの遥か右斜め上を行くようなレコードタイムが飛び出した。 イクイノックスは馬場がどうとかそういう次元ではなく、もはや一緒に走っている歴戦の強豪たちでさえ、本当に同じ生き物なのか疑問に思えてしまうような高みに到達してしまっているようだ。 あのレースメンバーをモノサシにして馬場を考えると雑だが、他のレースに目を向けても10/29㈰8R2400mを楽勝したダノンギャラクシーが2:22.8と速い。 注目はイクイノックスの上がりが34.2、ダノンが34.6というところ。このタイムでこの上がりということは即ち、道中の馬場がすこぶる良い(特にコーナー)ということ。 土曜日は晴れ、日曜日もせいぜい曇りまでの今週も、ロスなく立ち回れる地力に秀でた馬が優勢。
重賞展望

【第168回天皇賞・秋(GI):展望】追い切りと考察

10/29㈰に東京競馬場芝2000mで行われる第168回天皇賞・秋(GI)の追い切りと考察。 2023 国内指折りの欠陥コースで行われる世界最強馬決定戦(GI) 国際競走だというのに外国馬は一切矛先を向けず、並の芝生ならどこでも勝ち負けできるシャフリヤールが早々とここを投げて米・ブリーダーズカップへ飛び立った。 最初から勝負にならないゲームには参加しないようにすることは我々も見習うべき戦略。 単勝1番人気は1.4倍。馬連1番人気は2.5倍。 ガチゴチにぶち込むもよし。無理に穴を狙うもよし。参加せずもまたよしだ。
重賞レース回顧

【第12回アルテミスステークス(GⅢ):回顧】チェルヴィニア

2023年10月28日㈯に東京競馬場芝1600mで行われた第12回アルテミスステークス(GⅢ)は、Ⅽ.ルメール騎手騎乗の1番人気チェルヴィニアが直線迫る2番人気のサフィラを突き放して1:33.6のレースレコードで快勝。 暮れの阪神JF(GI)には最有力候補として挑むことになる。