こんにちは。冬場の重賞絶不調のぽぽんです。
本日は3日間開催の最終日。中山では第59回京成杯(GⅢ)が施行されます。
明け3歳牡馬はサートゥルナーリア一強との見方が大半を占めますが、皐月賞と同じ舞台で打倒サトルへ名乗りを挙げるのは果たしてどの馬でしょうか。
枠順
パッと見は小粒ですがまだ1月。過去にはキングカメハメハやエイシンフラッシュを輩出したようにクラシックに直結するレースなので恐ろしい化け物が眠っているやもわかりません。
⑤ランフォザローゼス
まず取り上げるのは父子制覇を狙うキングカメハメハ産駒のランフォザローゼス。
祖母は名牝エアグルーヴ、近親もアドマイヤグルーヴやドゥラメンテなどが名を連ねる国内最強とも言える名門のおぼっちゃまでございます。
新馬戦はどうにもフワフワした走りでしたが結果的には番手から早め先頭で押し切り、二戦目となった前走葉牡丹賞ではやや過剰人気ながらもセンスの良さで2着。
いかにも大崩れしなそうで軸にしやすそうな馬ではありますが現状まだ大物感が感じられません。
血統面から実力以上に人気を背負うと考えて抑え評価が妥当でしょう。
⑨シークレットラン
前走葉牡丹賞ではそのランフォザローゼスを抑え切って優勝。
新馬→未勝利→葉牡丹賞で既に24㎏もの馬体増ですが葉牡丹賞のパドックを見返しても太目感はありませんし、むしろ7番人気だった事が不思議なくらいです。
ランフォザローゼスはまだ子供っぽいところが随所に見受けられますし、現時点での完成度はコチラが上でしょう。
あー、一番人気ですね。
⑦ラストドラフト
2011年桜花賞馬マルセリーナの初仔ラストドラフト。
新馬は負けたなコレはという位置からの差し切りとなかなか味のあるレースをしています。
今の中山は軽い血統よりもヨーロッパ寄りの重い血の方がマッチしますので父がKGⅥ&QESの覇者ノヴェリストというのも良さそうです。
⑫ダノンラスター
日経新春杯で今年の初重賞を決めたミルコが連日重賞制覇を狙って東上。
新馬→東スポ杯と終いはしっかりしたところを見せていますが、各馬不確定要素の多い中でこの馬を取り上げるなら完全にミルコ頼りとなりそうです。
とりわけ好馬体の馬でもないので今回は様子見。
⑥カテドラル
前走東スポ杯は内枠先行絶対有利の馬場の中、あの枠あの位置取りで直線先頭に立ったにも関わらず謎の失速。
いつもの福永の駄騎乗もなかったので敗因を挙げるとすれば交わされてやる気を無くしたというのが最もしっくりきます。それまでの2戦で先頭に立ってから並ばれる間もなく押し切る内容を見てもあそこまで失速するか?というモノでした。
今回は早め先頭で抜け出せば頭までありますが福永の事ですからじっくり構えると思いますので消します。
12日の京都最終をチラっと見たところ、抜群の手応えの一番人気をいつまでも仕掛けず結局前に全く届かず3着までという駄騎乗の極みを曝け出していたので今年もこんな感じなのかなと。
とりあえず今のカテドラル君にはブリンカーの着用をオススメ致します。
②ヒンドゥタイムズ
トニービン以来となるヨーロッパ系大当たり種牡馬として確固たる地位を築いたハービンジャーの産駒。
2015年ペルーフ→2016年プロフェットとハービンジャー産駒が連勝を飾ったレースでもあり相性は悪くありません。
問題は初戦の相手が弱すぎたということで、2着以下を3馬身千切り捨てたところで評価はさほど高くない様子。穴馬ならコレでしょうね。
ハービンジャー繋がりで⑪リーガルメインを指名すると、それに先着した⑧カフジジュピターも考察しないといけなくなります。
多点買いは勝ちを削減するだけですのでここまでにしましょう。
第59回京成杯(GⅢ):まとめ
◎ ⑨シークレットラン
○ ⑦ラストドラフト
▲ ②ヒンドゥタイムズ
△ ⑤ランフォザローゼス
完成度で一歩抜け出る⑨シークレットランが本命。相手は超良血2頭と不気味なハービンジャーで比較的平穏な結果を望みます。
【第59回京成杯(GⅢ)】怪物サートゥルナーリアへの挑戦権を賭けた戦い第一弾を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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