2023年4月29日㈯に東京競馬場で行われた第30回青葉賞(GⅡ)は、C.ルメール騎手騎乗の圧倒的1番人気スキルヴィングが優勝。2着ハーツコンチェルトと共に5/28㈰に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)の優先出走権を手にした。
青葉賞(GⅡ)
各馬短評
1着 ⑪スキルヴィング
- デキ8分の舐めプ。
- スタートでヨレて後方から。道中は外々を通って安全策に徹する。
- 1000m1:00.4はJRA発表はスローだが実質ハイに近いミドルペース。
- 道中での中弛みもなく、逃げ先行勢には厳しい展開は後方待機のこの馬に向いた。
- 道中10番手以降の馬が掲示板独占で当然。
- 最後叩き合った相手は皐月賞路線で出番のなかったハーツコンチェルト。
- しかも道中は終始蓋をしてハーツの能力をいくらか封印している。
- 8分デキでスタート安め、終始外を回して勝ったことは評価出来るが、皐月賞組と比べるとこのレース内容はパンチ不足。
2着 ④ハーツコンチェルト
- これまでは出遅れたり展開が向かなかったりの困った子。
- 好調教で広いコースならやれるかも。
- 好枠。
- 今日は普通のスタート。後方向きの展開も向く。
- 終始ルメールに壁を作られた様に認められてはいるようだ。
- 狭い所に入れられるがバラけて進路確保。一旦は先頭に立ったが最後差される。
- 一応2着で権利は獲得。
3着 ②メイテソーロ
- 調教映像無し=評価無しなので走られると非常に困る。
- 前走同じ位置からハーツコンチェルトに先着していた。
- 自己条件なら即勝ち上がりかと言えばそういうワケでもない相手なり入着タイプ。
4着 ⑬メイテソーロ
- 当レース最大の過小評価馬。
- 調教良し、距離向きそう、上がりも使えそう、川田にスイッチ。
- 他の有力馬にも好調教はほぼいない。
- 能力上位のスキルヴィングと事実上一点。
- 当たり前のように直線伸びて来る。
- 土壇場で11番人気に交わされ4着。つらい。
5着 ⑤アームブランシュ
- 好調教。
- 弥生賞は良いレースをしたが山吹賞は案外。
- 地味で人気が出て来ないが、結果もついて来ない。
- 後方向く展開で伸び負けなら、敗因は距離。
- ~2000mまでなら。
8着 ⑧ヒシタイカン
- スキルヴィング以下を負かしての新馬勝ち。
- 調教でもかかっていたように2400mは不安。
- パドックを見てもまだ華奢。気性も幼い。
- やはり途中でかかる。
- とりあえず距離短縮で見直し。
14着 ⑭アサカラキング
- 名前で人気になっただけ。
- このペースで逃げではどうにもならないぜ石川。
まとめ
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- 表記はスローだがどう見てもハイよりのミドル。
- 力のない前は辛くなって当然。
- 1~2着馬は力通りの好走であることは確かだが、5着馬までは展開利あり。
- 8分で勝ったスキルヴィングだが、このパフォーマンスからの上がり目が無ければ本番では苦しい。
- ハーツはスキルより状態が良く、蓋をされてはいたが直線は比較的すんなり前が開いており、勝ち馬と通った距離を考えると本番で逆転はほぼ不可能。
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