2023年3月18㈯に中山競馬場で行われた第37回フラワーカップ(GⅢ)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気エミューが優勝。大雨の不良馬場を出遅れ最後方という難しい展開を乗り越え、嬉しい初重賞を手にした。
フラワーカップ(GⅢ)
各馬短評
1着 ④エミュー
- 小柄ながらも大きく見せるストライド。筋肉の付きも良い。
- 唯一の2勝馬。
- 出負けして最後方
- 4角手前から進出開始し、大外ぶん回しでぶった斬りの超大味な競馬。
- 道悪適性が結果に大きく作用。
2着 ⑯ヒップホップソウル
- 伸びあがるようなスタートから外回しで1角に侵入。外枠の不利をいかんなく発揮。
- そのまま外を回し続けるのだが3~4角での前との手応えの違いは歴然。
- 残り200を切ったところで先頭に立つが、さらに外から来たエミューの強襲にあっての2着。
- 追い込みが決まった競馬と見えなくもないが、番手追走の馬が3.4着入線しており、この馬に視点をおいてもやはり道悪適性による結果。
3着 ⑥パルクリチュード
- 好調教馬の1頭で今回の◎
- 紅梅Sを見ても能力的に今回は上位。
- 父はダートの世界最強馬ガンランナーで、スプリングSのホウオウビスケット(父マインドユアビスケッツ)同様こういった血がこの馬場に対する適性を生んでいたのだろう。
- またしてもこの世代のトレンド「ダートしか勝ち鞍の無い馬の芝重賞好走」
4着 ⑫ゴールデンハインド
- 押して行って4番手。スピードは無い。
- 終始追っつけ通しだがそれでも最後まで頑張れるスタミナはヤバ目。
- オークスが雨で内枠引かなければ大穴で買ってもいいかも。
- まずオークス出走が結構な高さの鬼壁。
- 北海道シリーズの長距離戦に出たら確定で買い。
5着 ⑮ココクレーター
- 上位とは道悪適性の差。
- ルメールは内に行けても行かない。ここだけは参考に出来そう。
- 今回一定の力は示した。
6着 ⑧マテンロウアルテ
- 調教軽め楽走で-10。不調濃厚。
- 行ける馬が控えて最後も伸びない。
- 敗因はデキか道悪適性のいずれか。
14着 ⑨セリオーソ
- 能力は高い。
- 三浦にしては馬場を見ながらの追走。
- 4角までは良かったが、ヒップホップソウル交わされるとあっさり戦意喪失してズルズル下がる。
- 人気が劇的に落ちる東京の良馬場で再度狙う。
まとめ
- 大雨の不良馬場という特異な条件で着順を鵜呑みにするのはNG。
- 1~4着馬は今後もタフ質の競馬では注意が必要。
- 今週でインコースはかなり耕された模様。
参考
ぽぽんのおねがい
話題の川田本
人気が欲しいです(´;ω;`)
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