写真:JRA
大阪杯
出走予定馬
ヒュミドール
どういうわけかドール2騎が2枠に同居。偶然なのか意図的なのかは不明だが、こういったエンターテイメント性も競馬の魅力の一つである。そして仮に勝った場合は「ドールはドールでもヒュミドールの方だ!」と実況が大興奮して叫ぶのは目に見えている。
父オルフェーヴルは皐月賞、母方の祖母キストゥヘヴンは桜花賞を勝っており、その血が騒ぐとするなら今この季節ではなかろうか。
ポタジェ
僅か半年間で「超安定株」から「押さえないと不安だけど来ない馬」へとイメージダウンしてしまったが地力は確かなものを持っている。
秋天は上位3頭が異次元。AJCCと金鯱賞は良く追い込むも少しだけ馬券内に届かなかったに過ぎず、走りが不安定になったワケではない。そもそも自分の力はキッチリ出すというキャラなので展開が暴れるようなレースは向く。
ジャックドールを巡る争いが激化するようなら、飛び込んでくるのは最後方組ではなくこちらかも知れない。結末を迎えてから「結局金子さんか(;´・ω・)」と嘆くのがイヤならば買っておくべきだろう。
マカヒキ
強靭な末脚を持つ2016年ダービー馬も既に9歳を迎えたが、エアスピネルと共に元気な姿を見せ続けてくれているのは我々ファンにとってはとても幸せな事だ。
おそらく次走となる春の天皇賞(G1)では、当時鎬を削ったライバルであるリオンディーズ産駒のテーオーロイヤルと相まみえる事となるだろう。
後ろから行くマカヒキにとって大外枠はさほど気にする事でも無く、ここで京都大賞典のような沸かせる末脚を炸裂させるようなことがあれば俄然春の天皇賞は熱気を帯びて来る。
もちろん結末を迎えてから「結局金子さんか(;´・ω・)」と嘆くのがイヤならば買っておくべきだろう。
レイパパレ
金鯱賞(G2)は想像通りの内容での2着。逃げにこだわらないレース振りは確かな成長を感じさせ、直線入り口で彼女の勝利が脳裏を過ったファンも少なくなかっただろう。そして川田自身も本番ではどの辺りで捕まえに行かねばならないかという感触は掴めたはず。
今年の下馬評も昨年同様断然の2強気配だが、その昨年は2強共に連対すら出来ず、単勝12.2倍の本馬が4馬身差で戴冠した事を忘れてはならない。
レッドジェネシス
先ずは菊花賞(G1)で1番人気に支持された最大の理由を明かそう。全てのファンに言える事だが、何かしらの理由で特定の馬の強烈な素質を早い時期に感知してしまう事は珍しい事ではなく、早くから目を付けた馬を自然と応援し続けるのは心理的にも当然で、実際重賞タイトルを手にしているレッドジェネシスにインスピレーションを感じた人の相馬眼は正しい。
とはいえ個人的にレッドジェネシスに長距離適性は全くないと考えていたので軽視した私は自身の推し馬アサマノイタズラで爆死。
初の関西遠征や不透明な距離適性など、都合の悪い事は全て思考から排除しても推し馬は買ってしまうもので、おそらく彼ら2頭にはそういったコアなファンが多いのだろう。
話が横道に逸れたので本題に戻そう。レッドジェネシスファンの方なら既にお気付きだろうが、実は彼は新聞系レースに滅法強い。
- 京都新聞杯(G2):1着
- 神戸新聞杯(G2):2着
- (産経)大阪杯(G1):?着
人気に反する走りをする馬は俗に「新聞が読める馬」と度々言われる。今回の人気を見て彼は何を考えているのだろうか?
大阪杯(G1):まとめ
◎ ⑥エフフォーリア
▲ ④ジャックドール
△ ⑭レイ⑤イト⑪ステラ⑩ヒシ⑧ポタ⑬コージ
エフフォーリアが世界最強の力を見せつける事が濃厚。負かすとすれば宇宙の果てまで逃げ切る可能性を秘めたジャックドールのみ。
勝つのは2頭の内どちらかと決め打ちし、エフが馬券外は考慮しないので〇印は不要。
あっさり交わし去るか、圧逃するかの二つに一つなので叩き合いにはならず、どちらが勝つにしても後続には大きな差が開く。
本線は1-2着④⇔⑥固定の3連単。早めにエフフォーリアが捕らえに行き、ジャックドールが苦しくなる場合の無欲の穴馬の食い込みを考慮してエフフォーリア頭固定の3連単を押さえとする。
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