【重賞レース回顧】第81回桜花賞(G1)順当な2強+1決着

重賞レース回顧

2021 第81回桜花賞(GI)

上位馬総評

桜花賞(G1)は力上位3頭の順当決着に終わった。

◎サトノレイナスは負けるべくして負けた。大外枠に出遅れ、直線塞がりなど、あれだけハンデ背負っちゃうとどうしようもない。むしろスムーズなレースが出来たソダシにクビ差まで迫ったあたり、能力最上位評価は依然変わらない。

最終的に1番人気に支持されたのはおそらくプロによるものだろう。まともに走れれば3.3倍は美味しい。30回走れば10回以上勝てる馬なので理論値は高い。ただ、、今回の単勝は敬遠すべき条件が多かったかもしれない。

○ソダシはやはりレースセンスが秀逸。直前のぬいぐるみ販売など、スター性も群を抜いている。確定枠順は忖度以外の何物でもないのでこちらはむしろ順当な勝利と言えよう。そもそも強い。

オークスは距離不安が囁かれているが、あれだけ折り合いに難の無い馬にそれを考える事自体センスがない。

桜花賞は枠順の有利不利が大きく出た結果。そもそもの絶対能力はサトノレイナスが上なので逆転されるだろうくらいで良いと思う。

2強と4着以下とは能力差が歴然。

▲ファインルージュは見る目がない人が多かっただけ。妥当な3着

△ホウオウイクセルはあの枠、あの人気で9着ならよく頑張ったほう。メジロ所縁の血が府中2400mで爆発する可能性は高い。

もう1頭の△アールドヴィーヴルは渾身のデキだったが5着。道中ぶつかったり、まだキャリアが少々浅かったかも知れない。馬体重-6がダメだったと見る人はパドックを見る目をもう一度磨き直すといいかもしれない。

驚いたのは無印アカイトリノムスメ。馬券からハズす事に一切の躊躇は無かったが十分健闘の4着。サトノやファインとの能力差がかなりあったにも関わらず、それほど差のない入線を果たした。横山武史は相当乗れてはいるが、馬自身にも成長を感じさせた。ホウオウイクセル同様、オークスではサトノのヒモにはなれる。

 

 

 

 

オークスに向けて

別路線組の評価が定まっていないが、2強から3強になったと見てほぼ間違いはない。

印自体は桜花賞と変わらず

◎サトノレイナス

○ソダシ

▲ファインルージュ

△ホウオウイクセル

となりそうだが、オークスは枠順が案外曲者。

府中の2400mは内枠有利と言われているが、ことオークスだけは1-4番枠は相当に力のある馬でないと馬券内は難しいことは恐ろしい程に知られていない事実である。

オークスは8-12番枠が好走見込みの高い枠。ちょっと力のない馬が1-4番なら容赦なく消し。それだけは覚えておいてほしい。

 

桜花賞

オークス

 

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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