こんにちは。完璧に仕留めたはずのチューリップ賞で福永に屈したぽぽんです。
ダノンファンタジーが勝つのはまぁ既定路線だったとしても2~3着は混戦と見られたレース。
8枠2頭のデキが抜群だったため点数も絞れたのにゴール前の攻防で3着4着が入れ替わるという地獄を見るハメになってしまいました。
オーシャンSはナックビーナスがモズスーパーフレアとの前走の5㎏の斤量差が0になるのでこちらは鉄だったのですがいかんせん配当が安い。
しかしモズスーパーフレアは速いですね。
前半32.3で逃げて後半34.8の勝ちタイム1.07.1で駆けられては後続馬は辛いですね。普通そんなのタレますから。
気になったのはラブカンプーの体たらくで、昨年のスプリンターズSは一体何だったのかと言えるようなシンガリ負けを2発続けてしまいました。
こちらはこのままスランプの闇を抜けられないのか、それとも油断させておいて大穴の片棒を担ぐのか。GⅠ直前でよくある戦力変動はいつも面白いものです。
さて、それでは土曜日の回顧はこのへんにして、3歳牡馬の超出世レース第56回報知杯弥生賞(GⅡ)の予想に入りましょう。
枠順
10頭立てと小頭数ですが、例年今後のGⅠを狙える逸材が揃う注目のGⅡ。
下馬評では①ラストドラフト、②ニシノデイジー、③カントルと内枠に人気が集中しています。
①ラストドラフト
京成杯を逃げて折り合う優しい競馬で重賞初制覇のラストドラフト。
血統的に冬場の中山は合いそうではあったが余裕綽々の勝ちっぷりはあのメンバーでは一枚上手だったという事でしょう。
しかしながら今回は開幕2週目春の中山となり、前述の通りオーシャンSでは1.07.1と誰もが頷く高速馬場。コレをこなすかどうかがカギとなります。
京成杯は逃げて勝ちましたが、この馬はそもそも新馬戦で絶望的な位置から差し切り勝ちを決めたように瞬間最大風速も高いものを持っています。
仮想サートゥルナーリアを考えたレースをさせたいと陣営は思うはずですが、鞍上ルメールは皐月賞ではそのサートゥルナーリアに騎乗予定となればここは全力投球すらある。
ほぼ確実に勝ち負けに加わるでしょう。
②ニシノデイジー
暮れのホープフルSでサートゥルナーリアに完敗を喫し、クラシック候補としての立ち位置が大きく下がってしまったニシノデイジー。
どうにもそのホープフルSはやはり折り合いがついておらず、この馬の本質はマイルかな?と考えます。
完成度の高さ故に距離をこなして来ましたが、仮にここで馬券に絡んでも皐月賞では99%買わないと思います。
③カントル
ダービー連覇&5勝目を狙う金子オーナーが今年の弥生賞に送り込んだカントル。
残念ながら兄ワグネリアンの同時期と比較するとまだ落ちます。
どうもこの②③の両頭の事を書いていると①軸で荒れ狙いが正解な気がしてきましたよ。
④サトノラディウス
今年の冠号系はダノンが抜け出した感が強く、続いてアドマイヤというのは周知の事実でサトノ軍団は今一つ波に乗れていません。
最近はサトノ起用の目立つ武豊ですが、彼自身クラシックへこれといった馬も見当たらない中、本番へ高確率で直結するここで権利を手にしたい思いは人気各馬より高めであり、軽い馬場大得意のディープ産駒という血統的裏付けも。
⑤シュヴァルツリーゼ
弱冠エンジンのかかりの遅いタイプなのかもしれませんがキャリア1戦では判断しかねます。
その新馬から4カ月の空白を経てぶっつけでココに挑んでくる以上は堀調教師にもなにか考えがあるのでしょう。本来ならばローテーション的に自己条件を挟むはずです。
⑥ヴァンケドミンゴ
静観
⑦ラバストーン
静観
⑧ブレイキングドーン
これが非常に厄介。
勝ちに行かず着を拾う福永の作戦が最もマッチしそうなメンバー構成は前日のチューリップ賞ほどではなきにしろここでもハマってしまいそうで3連系のヒモには入れといた方がよさそうです。
⑨ナイママ
コスモバルクよ再びと胸を張れるほどの馬でもなさそうです。
⑩メイショウテンゲン
多分お母さんと一緒で晩成型なのでしょうね。
粗削りな走りからも今のところ大箱の競馬場の方が良さそうな馬で、秋以降の成長に期待したいです。
第56回報知杯弥生賞(GⅡ):まとめ
◎ ①ラストドラフト
○ ④サトノラディウス
▲ ②ニシノデイジー
△ ⑧ブレイキングドーン
△ ⑤シュヴァルツリーゼ
タイトルであれだけ書いといて③カントルは無印です!
【第56回報知杯弥生賞(GⅡ)】ひな祭り弥生賞は3番人気の3枠3番カントル狙いかを最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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