2024年5月5日㈰に新潟競馬場芝2000mで行われた第46回新潟大賞典(GⅢ)は、斎藤新騎手騎乗の7番人気⑯ヤマニンサルバムが優勝。
前走金鯱賞は暴走数頭の逃げ争いに巻き込まれ自滅したが、今回は絶好枠から楽な展開で進め、充実ぶり著しいキングズパレスの追い上げを退けた。
2024 新潟大賞典(GⅢ)
各馬短評
1着 ⑯ヤマニンサルバム
- 前走大敗は駄逃げ争いに巻き込まれたため。
- 状態は高い次元でキープ。
- 新潟芝2000mの多頭数大外⑯は超絶好枠。
- 逃げ馬もやや距離長いセルバーグのみ。
- 単騎でコレを行かせて楽な番手で実質単騎の確実な展開利を得られる。
- 7番人気w
- セルバーグが出足でヘマり、単騎逃げが転がり込んでくる幸運。
- 1000m通過1:01.6。これで見せ場以上はほぼ確定。
- 最後キングズパレスに詰め寄られるが押し切る。
2着 ⑬キングズパレス
- 明らかに好調。
- 松岡であの安定感は弱い馬には不可能。
- 外有利明らかなコースで好枠⑬
- あのペースで中団やや後方で暢気に構えてここまで来れた。
- こういうのがうっかりオフサイドトラップ化するので引き続き注目。
3着 ①ヨーホーレイク
- 26カ月ぶりの金鯱賞をプログノーシス、ドゥレッツァに次ぐ3着。
- しかも崩れ去る先行集団で唯一生き残ったのは力の証明だった。
- とはいえ今回は屈腱炎持ちの馬に59㎏での極に加えて悪枠①という勝利の方程式とは程遠い環境に置かれる。
- やはり想像通りの💩コース取り。
- あそこから上がり最速33.5。
- 強さは見せたが3着まで。
4着 ④デビットバローズ
- 折角出足良くハナに立ったのに控える。
- そしてスローペース。
- コレはノリだろうと誰だろうと関係なく、完璧な駄騎乗。
- このペース4番手で行って4着は物足りない。
5着 ⑪リフレーミング
- ややデキ落ち。
- とは言えこの馬場で豪快な切れ味と好枠は怖い一頭。
- このペースで14番手でどう届けと?
6着 ⑩ファユエン
- 定番の後方待機。
- 狂気のイン突き。
- 断トツの軽ハンデを味方に賞金獲得。
- どっかで穴を出しそうで出さないのがファユエン。
7着 ⑭マイネルクリソーラ
- スタートで軽く躓く。
- 今日もジリジリで見せ場なく。
8着 ⑦ノッキングポイント
- 状態は前走以上。
- 新潟2000重賞勝ちはあるが、当時は54㎏に2着は衰え顕著のユーキャンスマイル。
- 本質的に速い馬場は不向き。
- 4歳世代の凋落っぷりがホントにヤバイ。
9着 ⑧ブレイヴロッカー
- 稽古で既に細化が疑われ、調子落ち予測。
- やはり-6。
- しかもこのペースでほぼ最後方。
- 9着まで来れたのが驚き。
10着 ⑤ダンディズム
- 露骨に状態✕。
- ガッツリ出遅れて見せ場すら作れず。
11着 ⑮レーベンスティール
- 不遇続きの4歳世代のトップクラス。
- 最近優遇され飛び続ける津村への手替わり。
- 4角を回るまではなんら問題なさそうに見えたが直線伸びを欠く。
- 馬がやめたのは明白だが、現状理由が不明。
- 朝方にはリアルスティール産駒が日本に夢を見せた。
- 夕方にはリアルスティール産駒が新潟で沈んだ。
12着 ⑥セルバーグ
- 聖奈→丸山は弱化とはならない。
- なんと逃げられず。
- 大外からゴリゴリまくり上げる。
- ひでえ競馬。
13着 ⑫シーズンリッチ
- この展開を4~5番手から沈むのは✕。
- 器用さはあるが瞬発力は無く、小回り向き。
- 大箱で沈みまくって小回りで穴出してくれればだが強度がやや微妙。
14着 ⑨カラテ
- 貫録はあるのだが劣化が止まらない。
15着 ③ヴァンケドミンゴ
- 出走して来ただけ。
- 後方でさらに下げる意味不明の競馬。
16着 ②ホウオウアマゾン
- 稽古が見るからにもっさりした動きで調子✕。
- しかもゴミ枠。
- 矢作センセの気持ちはケンタッキーにあったようだ。
まとめ
- 絶好枠、展開の恩恵、状態の良さと全てがモロにヤマニンサルバムにハマった。
- 2~3着馬は負けて強しの内容。
- 4歳牡馬の不甲斐なさはどこでストップするのか。
- ベラジオオペラ次第か。
- ↓回顧として十分納得頂ければポチ&フォローをお願いしたい。
大して票が集まらないならその程度の価値なので、公に出すことは今後控える。
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