2024年2月25日㈰に中山競馬場芝1800mで行われた第98回中山記念(GⅡ)は、横山典弘騎手騎乗の7番人気⑧マテンロウスカイが優勝。
どうやっても外を回しては届かない開幕週の稍重中山。こういう所を神騎乗で持って行くのがノリのノリたる所以。ふざけんな田辺。
2024 中山記念(GⅡ)
各馬短評
1着 ⑧マテンロウスカイ
- 好枠でキレイなスタートからすんなり3番手追走。
- 開幕週のインをロスなく回ってあっさり抜け出して完勝。
- 東京新聞杯ではコレを出来なかった。
- つまり器用さあって能力も高いムラ馬。
2着 ⑧ドーブネ
- 稽古も動いており、逃げ馬は他にテーオーシリウスだけ。
- つまり前走と違い、100%展開利を得られる。
- 余裕で展開利を得て粘り込む。
3着 ③ジオグリフ
- およそ2年間馬券になっていない。
- 冷静に見直すと、距離の長い国内戦、ダート、海外線。
- 今回は皐月賞勝ちのある中山に戻り1800mの絶好枠。
- 好枠からインの5~6番手を進む。
- 道中少しエルトンバローズに寄られ、手綱を引く場面。
- 4角手前から差を詰め始め、直線は抜け出す勢い。
- も、最後止まる。
- やはり劣化しているのは間違いない。
- 今回は立ち回りが上手かった。
4着 ③ソールオリエンス
- さすがにこのメンツで落としてはいけない馬。
- スタートはボチボチも何も考えず今まで通り控えてしまう。
- 開幕週に内が開くわけもなく、外々追走。
- これはヤバイと感じたのか早めに押し上げに行くが馬が動かない。
- ラーグルフが邪魔で全く内に入れず日本ぶん回し協会。
- 最初に控えてしまったのが全て。
- この世代の大将格がこれでは…。
- なお、世代の素質最大値はタッチウッドが持つが、彼は他の馬を怖がるという致命的弱点有り。
- ドゥレッツァが陥落したら4歳にしてオワコン世代になるかもしれない。
5着 ⑬マイネルクリソーラ
- 出負けして後方2番手。
- 1億%届かない位に大外をぶん回す。
- これで5着は結構スゴイ。
6着 ⑪タイムトゥヘヴン
- とりあえず出てからインまで持って行く。
- 4~5着馬と同じ位置でレースを運ぶ。
- 4~5着馬は大外をぶん回したが、この馬はそれよりは上手いコースを突く。
- で、6着なら今後もこの2頭には先着出来ないだろう。
- ピークアウトしてはいるが、低レベル戦で斤量に恵まれる事があれば出番も。
7着 ⑨エルトンバローズ
- スタート後、入りたいところに先に典マテンロウに入られる。
- まぁそれでも全然好位。
- ちょっと脚を取られているようにも見える。
- 未勝利2戦はこなしてるけど本質的には重馬場はダメかも。
8着 ⑯ホウオウリアリティ
- 地獄の大外。
- それでもインビタ出来るところまでこじつける。
- このレベルの馬が大外からでもインビタすればここまでやれた。
- 津村君は⑬でやむなしとしても③の田辺君は…。
9着 ⑩ラーグルフ
- 昨年の2着馬。
- ソールオリエンスの行きたいところに常に先回りして進路を潰す。
- 有力馬を潰すのは良い。
- それで自身が伸びないというハタ迷惑な行為。
10着 ⑫ボーンディスウェイ
- やや外枠⑫。
- 巧也の腕ではインに潜り込めず。
- 序盤にエルトンバローズを挟む。
- 1秒の見せ場も無し。
11着 ⑤ヒシイグアス
- 中山記念2勝馬。
- 重馬場嫌い。
- かかる。
- 初角の入りでマテンロウに前をカットされて下がる。
- それでも位置取りとしては悪くない所。
- 3~4コーナー中間地点で早々に脱落。
12着 ②ソーヴァリアント
- 中山は心房細動のオールカマーからトラウマコース。
- +22㎏で完全太目。
13着 ⑭エエヤン
- 重賞勝ちのある中山の稍重でこれでは復活は厳しい。
14着 ⑮テーオーシリウス
- 逃げる事すら出来ない。
- 別定のGⅡではさすがに役不足。
15着 ①レッドモンレーヴ
- 和ポツン
16着 ⑥イルーシヴパンサー
- まるで戦意なく。
まとめ
-
- 上位3頭は全てインで上手く立ち回った馬。
- 4~5着は限界まで下手に立ち回った馬。
- 重の巧拙も多少影響。
- 戦意喪失馬も多数。
- 結果的に枠ゲー前残りの凡戦。
- 立ち回りの巧い馬はこういうコースでは注意が必要。
- 有利枠を全く活かせない馬もいるわけだしね。
- ↓いつもの。
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