1/14㈰に中山競馬場芝2000mで行われる第64回京成杯(GⅢ)の追い切りと考察。
冬場の中山には珍しく、速い決着が続く中で行われるクラシックの登竜門。
前日発売のオッズを見る限りは3強の様相だが、まずは各馬の状態を確認していこう。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①ニシノフィアンス
w d 強めに追うが抑える併走を交わせない。
- 新馬は1000通過1:03.7のスロー逃げで上がり8位の辛勝。
- さすがにここで買うのは難易度が高い。
②バードウォッチャー
w c そこそこ促し普通の時計。
- 言い換えるとアカイトリノムスコ。
- 新馬は後方で折り合い脚を溜め、加速ラップを最速で差し切る。
- 少しエンジンのかかりが遅いので、中山だと手間取る可能性はある。
- 正直このタイプに中山2000mの②番枠は悪枠。
- 展開次第にはなるが、道中蓋をされると詰まる危険が高い。
- 4枠の横山兄弟のコンビプレー、および隣の石橋の動きがカギになる。
- そこをなんとかするのがルメールではあるのだが、やや怖さが勝る。
③レイデラルース
w c 少し追うが淡泊。
- 勝ち上がりの新馬は1勝クラス並のレベル。
- 前走は展開的にはマイネルフランツに先着されてはいけなかった。
- この馬の出方次第でアパパネの息子は籠の鳥となる可能性も。
➃エコロマーズ
坂 d 馬なりで遅い。1週前cwの時計もふつう。
- 重賞級相手では現状荷が重い。
⑤ロジルーラー
w c ちょっと促す。ふつう。
取り消し
⑥アーバンシック
w c ハーツコンチェルトより好反応だったが助手が上手くなく、走りが少し窮屈。
- 年末から速い時計を5本出しており、さすがに当週は抑え気味。
- すこぶる評判馬。
- 百日草は出遅れた上に即座にタックルされて最後方。
- ミドルで進め、加速しながら粘る逃げ馬を上がり33.2のインパクトで差し切る。
- 確かに強い内容なのだが不器用な面もある。
- スタートは2戦連続で出遅れ。
- 札幌戦はどってことない相手に辛勝。
- 加速すると凄いが、そこまでが割と大変。
- これ中山って感じじゃないけどどうなの?
- 最後滅茶苦茶詰まりそう。
⑦ロードヴェスパー
w c ラスト強めで仕上げにかかる。まぁふつう。
- フランツ>レイデラ=ブッドレア>自身
- この形で対戦歴をみるとかなり分が悪い。
⑧ハヤテノフクノスケ
坂 c ほぼ馬なりでこの時計なら十分仕上がっている。
- 新馬で負けた相手は噂のMr.GT。
- ただコレは差されちゃいかんわ。
- 名前の物珍しさ、父ウインバリアシオン、負けた相手がミスタージーティー。
- 新馬の3着以下、および未勝利勝ちで千切ったメンツは未だ鳴かず飛ばず。
- つまり人気に反映されている大部分が実力以外の事。
- 来たら諦めるしかない馬。
⑨アスクナイスショー
映像無し
- 1週前に前走勝利時とほぼ同じ時計を記録。
- とりあえずそのくらいの出来にはあると思われる。
- 新馬は中山2000mをミドルペース4番手から粘走。
- いろんな面で強調材料に乏しい。
⑩コスモブッドレア
w c 持ったまま併走を遊ぶが時計は並。
- 折り合いに不安はなさそう。
- 年末の速い中山開幕週でスローの先行策で中団後ろに構えたフランツに負けていると、今回先着するのは厳しいか。
⑪マイネルフランツ
w c 馬なり抑えっぱなしでとても緩やか。
- 稽古で好時計を叩き出してくるタイプではなく、これで十分。
- 前走一緒だった隣のコスモブッドレアには先着するであろう。
- 前走最後にトロヴァトーレに弾かれている。
- レースセンスはそれなりに高いのでヒモには入れるべきか。
⑫グローリーアテイン
w d 馬なりふつう
- ほぼ坂路の馬だが乗り込みが足りていない印象。
- 新馬勝ちもかなり温い時計で首差。
- 瞬発力勝負であがり33.5も確かに速いが、次走凡走の7着馬も33.6。
⑬ドゥレイクパセージ
w c+ 強めでしっかり追って好時計。
- 2週続けてかなりの好時計。
- 3か月半の休み明けを考慮すると心配もある。
- 間に合っているか否か。ということなのだが1カ月以上乗り込んでいるなら大丈夫だろう。
- 問題はどうでもいいくらいスローで逃げてヘコった芙蓉Sの寒い内容。
⑭ダノンデサイル
cw c+ うまなりふつう。乗り込みは足りている。
- 十分乗り込まれて来ており、先週金曜日に既に速い時計を出しているため今週は微調整。
- 京都2歳Sはノリが1強馬シンエンペラーの邪魔する事ばかり考えて乗っていた。
- 2~3着とはその分の差。
⑮ジュンゴールド
栗p B 単走流すだけも躍動感有る走り。素質か。
- 一か月以上cwで長めを丹念に消化。
- ただし目立って速い時計を出しておらず、重い負荷をかけていない理由は気になる所。
- 新馬も紫菊賞も楽勝で底が見えていない。
- 逃げた紫菊賞1:47.2は翌日の3勝クラスと0.2差で高評価。
- 空論でしかないが、もう200mを13.8で走ると秋華賞を勝てている。
- これはさすがに買わないとまずいだろうね。
- 中山2000の大外枠は鞍上が1角の入りまでにミスしなければ何の問題も無い。
- 関西主戦場の若い瑠星にその不安が無いとは言い切れない。
好調教馬
B ⑮ジュンゴールド
c+ ⑭ダノンデサイル ⑬ドゥレイクパセージ
まとめ
-
- ⑮ジュンゴールドは相当強い。瑠星がミスらなければまず勝ち負け。
- ⑭ダノンは前走シンエンペラーの2着と同等評価。調整過程も〇。
- 上位人気の②⑥は詰まる予感がありあり。両方は来なそう。
- 器用さという面で⑪⑬を少しつまんでみたい。
- ◎⑮〇⑭△⑪⑬
- 三連系はやや危険。そこそこつくので◎からの馬連ワイドが得策か。
- いつもの↓
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