【第64回京成杯(GⅢ):回顧】ダノンデサイル

重賞レース回顧

2024年1月14日㈰に中山競馬場芝2000mで行われた第64回京成杯(GⅢ)は、横山典弘騎手騎乗の5番人気⑭ダノンデサイルが優勝。

横典の進路取りの巧さ、ライバル馬の封じ方はお手本になるので、若手騎手にはレースビデオをじっくり見なおしてほしい。


2024 京成杯(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑭ダノンデサイル
  • 前走はシンエンペラーの邪魔をすることだけに専念しての仕掛け遅れ。
  • 今回は誰が見ても⑮ジュンゴールドとの2強。
  • コース形状も知らない初心者には嫌われるが、騎手が上手ければ中山2000の外枠に不利は無い。
  • 初心者:東京2000と中山2000を一緒の形と思っている人。
  • ↓初心者用に一目見ればわかるように色分けしておきます。

  • (1角までの距離が405mと長い直線入り口がスタート地点であれば外に行くほど芝はキレイなので)むしろ好枠である⑭を活かしての巧みな先行策。
  • 唯一の敵であったジュンゴールドにレース中にうんこを浴びせて戦意を喪失させるという漫画的な内容で勝利。
  • ジュンを消せばそりゃこの馬が勝つわな。
  • ↓5番手追走の馬がここを通る。2着馬もここ。
  • 3着は展開利を活かしているものの、直前10Rでも③アネゴハダはイン突きをしているのでインが使えないワケではない。

  • まだ所詮2週目だし、「内が使えない」と言いたいのではなく「中山2000~2200の外枠は不利にならない」と言いたいのです。(一角までに上手くインに潜り込めない下等騎手、もしくは力量不足馬は除く)
2着 ⑥アーバンシック
  • 前走は理屈では届かないレースを差し切って人気。
  • 出遅れ癖がある上に、今回後ろからだと詰まる公算高い。
  • 強敵2頭おり、勝ちの目は限りなく低い。
  • しっかり出遅れたものの強敵の片割れ⑮が戦意喪失。
  • 直線では前空いたが、もう1頭の強敵⑭にあそこからでは届かず。
  • やはりエンジンのかかりはまだ遅い。
  • 長い直線でこそあの末脚は活きるか。
3着 ⑩コスモブッドレア
  • 前走は太くなく+6もOK。
  • 現状力は足りていないがレースセンスは高い。
  • 前が全部残るミドルペースを2番手。
  • 強かった2頭に負ける。
  • 今後も一線級相手ではしばらく入着まで。
4着 ⑧ハヤテノフクノスケ
  • レースセンス以外に特別推し材料はないが人気。
  • 楽なペースを差のない3番手追走。
5着 ①ニシノフィアンス
  • 4着馬と同様のレース運びで4番手追走。
  • 直後のダノンが後ろに馬糞を浴びせてる中なので前はめちゃ楽。
  • それで5着。
  • 3~5着馬は次走過剰人気必至。
6着 ⑨アスクナイスショー
  • 好発からの逃げ。
  • 巧くペースを作った。
  • より展開利を得た2~4番手の⑩⑧①に遅れをとった形。
7着 ②バードウォッチャー
  • ルメールと血統で人気。
  • 力はせいぜい4~5番目で過剰人気。
  • この+10㎏は太目。
  • 詰まる危険はルメールの腕で回避。
  • 力負けおよび太目負け。
8着 ④エコロマーズ
  • +20㎏。
  • 道中8番手。
  • 前が止まらないペースなので基本通過順通りの入線。
9着 ⑬ドゥレイクパセージ
  • +12㎏。
  • 急仕上げの可能性あったものの、動き的には問題なくほぼ成長分と見ていい。
  • 道中ダノンザ💩を被弾。
  • 結果的に見れば芙蓉Sの内容に偽りは無かった。
  • 次走は距離短縮で試してほしいかな。
10着 ⑪マイネルフランツ
  • これも💩被弾か、そのタイミングで首を上げている。
11着 ③レイデラルース
  • ここはそもそも興味が無い。
  • 後方にいる時点で力のない馬には無理な展開。
12着 ⑮ジュンゴールド
  • 相手は⑭ダノン。
  • 大外は騎手が上手ければ問題ない。
  • 関西若手騎手の瑠星で、1個内が横典は少し不安。
  • キレイなところを最初通れるのは良いが、案の定ノリに塞がれ1角までに潜り込めず。
  • 道中💩を浴びて戦意喪失。これも競馬。
  • トラウマにならなければいいけどね。
13着 ⑦ロードヴェスパー
  • このレースを後方からでは勝負にならない。
  • しかし上がりも使えておらず、完全に力負け。
14着 ⑫グローリーアテイン
  • この馬が上位(6)人気だったことを今初めて知った。
取り消し ⑤ロジルーラー
  • 右後肢跛行。

まとめ

    • 1~2着馬は普通に強い。
    • 3~6着馬は完全展開利。
    • ジュンゴールドは💩被弾で戦意喪失の事故負け。
    • バードウォッチャーは太目もあったが、ルメ&血統の過剰人気。
    • 馬場考察を読んでおくと、エセ情報にフィルターかけれるようになります。
    • ↓いつもの。


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参考

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