【重賞展望】第167回天皇賞・春(GI)追い切りと考察

重賞展望

天皇賞・春(GI)

4/30㈰に京都競馬場で行われる第167回天皇賞・春の追い切りと考察。

連覇を狙うタイトルホルダーVS昨年の菊花賞1~3着馬による首位争い。
前日オッズからは『タイトルホルダー1強』が読み取れるが、ご存知の通り単勝オッズ2倍以下の1番人気を「単勝」で買い続けると地獄を見る。

では、どうやって馬券を組み立てて行くか…
まずはしっかり追い切りの動きをみて、それから考察していこう。

京都競馬場

引用:競馬ラボ

追い切りと考察

①ジャスティンパレス

cw c ルメが乗って折り合い専念。

  • 菊花賞は上手く乗ってはいるが、少々ガイアフォースを気にし過ぎた。
  • 有馬記念は100%力負け。古馬になってからの成長曲線次第。
  • 阪神大賞典の+16㎏は全額成長分で仕上がり〇。直線大きな不利を受けたが力強く伸びる。
  • 2着のボルドグフーシュは7~8分の出来だった。彼や五芒星と比べるとやはり格下感はまだ拭いきれていない。
  • 1週前が実質最終追い。
  • 前走の+16からの馬体減は避けたい。
②ディープモンスター

坂 c 落ち着いてはいるがGIに挑むには物足りない。

  • 皐月賞で人気していた頃に長距離でこそと判断していて消した馬。
  • なので3200m適性は間違いなくある。
  • 近走の中距離好走は適性ではなく能力。
  • 侮れない部分はあるのでヒモに一考。
  • 馬連1-3買うならオッズ比較して枠連1-2で(直前限定)
③タイトルホルダー

w c+ 動き過ぎる面をおさえ、じっと我慢させる。それでもこの時計なら状態は良好。首を下げ重心を低くして走る馬は概ね能力高く距離がもつ。

  • 1週前に猛時計。連覇出来る能力と状態。
  • ウザ絡みされた凱旋門賞でもあそこまでやれるスタミナ。
  • 阪神と違い京都の3200は逃げ馬には基本向かない。
  • なお、力とスピードの違いで馬なりでハナに立てれば問題ない。
  • ディアスティマ、アフリカンゴールドといったテレビ馬候補の存在。
  • 雨次第だが、高速馬場なのかタフ馬場まで悪化なのかは現時点で不明。
  • 特に番手で問題のあるタイプでもなく、脳筋で逆らうのは悪手。
  • 致命的レベルの逃げ争いでもしなければ沈む要素を探すのは困難。
④メロディーレーン

坂 d 落ち着きあるが、追っても遅い。

  • 4年連続春天出走は頭が下がる。この体でそれが出来たこと自体が偉業。
  • 頑張って欲しい一般心理は理解出来るが、ここで通用すると考えるのは酷。
  • 隣枠のタイトルホルダーは弟。
⑤アイアンバローズ

cw d 馬なり。完歩小さく元気ない。

  • 昨年は3人気、今年は16人気。
  • 長距離主戦場ではあるがGⅢ上位レベルで厳しい。
  • 目黒記念に目標を切り替えたか…。
⑥アスクビクターモア

w c 前走でも抜かりない仕上げ。大幅上昇ではない。

  • 日経賞は相手にタイトルホルダーがいた事もあり、力を出せる抜かりない仕上げ。
  • 一週前から時計は出せておりダメージはなさそう。
  • その前走は得意ではない不良馬場に加え、出遅れでレースになっておらず参考外。
  • 三歳五芒星の一角として昨年のクラシックは主役級の活躍。
  • この春天メンバーで格付けすれば堂々№2。
  • 不安点は雨、逃げ馬に向かない京都3200m、同型多数、菊花賞で下した面々の成長度合いと、意外に多い。
⑦ディープボンド

cw c 一週前はいいが、馬場の影響もあって今週はガチ追いで好調時より2秒程遅い。

  • 春天は2年連続2着、有馬記念も2着と長距離GIで好走実績多数。
  • 3連覇のかかった阪神大賞典は本気度十分仕上げ。
  • ところがよもやの5着。
  • 凱旋門賞はいわくつきな程に相性悪く、有馬記念は枠も悪く…と考えていたが、ここに来て「衰え」という嫌なファクターが見えてきた。
  • そこまで悪化はしないと思うが、一応タフ馬場は鬼悪魔。
⑧トーセンカンビーナ

美浦坂 d 楽走に近い馬なり。記念出走レベル。

  • 血統的にも見どころがあるので繁殖入りまで壊さないように。
  • 厩舎の優しさと馬券は別問題。
⑨ヒュミドール

美浦坂 c 好調

  • ダイヤモンドSの2着は3着以下の失態。
  • 今回は破壊的に相手強化。
  • 武豊で少しでも人気を吸うなら吸ってもらう。
⑩サンレイポケット

坂 - 馬なり折り合い重視。ほぼ楽走。

  • GIで掲示板していた頃に比べ、さすがに衰えた。
⑪ディアスティマ

坂 - こちらも距離を見据えての楽走。

  • アフリカンゴールド同様、テレビ馬の可能性を秘める。
  • 有力馬が後ろだけならともかく今回は前目にも2頭おり、苦戦必至。
⑫ブレークアップ

坂 c 今回の坂路組は馬なり折り合い重視。

  • 阪神大賞典は結構勝負がかりの好調教。
  • 2㎏の斤量を与えたが、7~8分の舐めプグフーシュと五分。
  • 状態面で大幅な上積みは見込めないが同斤は〇。
  • 新馬除くと3戦3勝の雨はこの馬にとっては好材料。
  • 逃げ人気2頭沈没の場合には大きな出番も。
⑬ボルドグフーシュ

坂 c+ これも折り合い重視だが、その中で時計をしっかり出して来る。

  • 阪神大賞典は舐めプ明白で上積み有。
  • 菊、有馬はギリの馬体。510㎏くらいあっても良い。
  • 外枠はさほど関係ない。差し馬ならなおさら。
  • 春天川田15連敗は全て5番人気以下でのもの。
  • 春天で初重賞はイナリワン、ジャガーメイル、マイネルキッツ、ビートブラックなど。
  • 令和のステイゴールド、令和のサウンズオブアース、次世代のディープボンド疑惑。
⑭マテンロウレオ

cw c 馬場もあるが、やや疲れ見え、ガチ追いの割に反応一息か。

  • 昆厩舎のガチ追い切りで良い目に巡り合えた覚えがない。再三言っているがこの厩舎は追い切りで測れない場合が多く、マジで何とも言えない。
  • 同世代の世界級と比べるとやはり一枚落ちる感は否めない。
  • ただ、これだけ人気が無いなら一考の余地あり。何しろノリだからな。
⑮エンドロール

w c 素直でいい馬。14番人気よりは上に来るだろう。

  • 昨年の春からおすすめ馬として見て来た馬なので近走の活躍は有難い。
  • GI初挑戦&重賞初制覇。タケゾーならと思わせる面も。
  • さっすがに条件馬の身では常識的にまだ無理
⑯シルヴァーソニック

坂 c 力強い登坂だが大飛びで重不安有り。

  • 超地味だが掲示板を外したのは落馬の昨春天を除くと僅か一回。
  • その昨春天で地味馬評価を覆し、川田をポイ捨てした走り高跳ビストに。
  • その後無敗で海外重賞まで勝ってしまう。
  • 競走例が少ないので断定は出来ないが、恐らくこの馬に雨馬場は向かない。
⑰アフリカンゴールド

cw c この馬なりに順調

  • 能力不足に疑いの余地は無い。
  • 大外枠を引いたことで迷いはなくなった。テレビ馬はこの馬だ。
  • 離れた逃げならタイトルホルダーやアスクビクターモアのペースメーカー、ため逃げなら単純に彼らの邪魔。
  • というようにディアスティマ同様、案外レースの鍵を握る。

好調教馬

c+ タイトルホルダー ボルドグフーシュ

まとめ

    • 連覇を狙うタイトルホルダーのロンスパについて来れるか来れないか。その篩に掛けられ生き残る者を予想するゲーム。
    • 下り坂で勢いを付けられるという面ではボルドグフーシュに滅法適したレース質にはなるのだが、雨という邪魔くさいファクター。
    • 結局アホみたいな前喧嘩でもしない限りはタイホが独走になりそう。
    • ◎③〇⑬▲?以下⑥①⑫
    • ほぼ3-13の一点しか買う予定なし。
    • わかったら↓下↓をクリックしてくれブラザー。


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4/29㈯青葉賞(GⅡ)

(´;ω;`)

話題の川田本

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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