【第84回桜花賞(GI):回顧】ステレンボッシュ

重賞レース回顧

2024年4月7日㈰に阪神競馬場芝1600mで行われた第84回桜花賞(GI)は、J.モレイラ騎手騎乗の2番人気⑫ステレンボッシュが優勝。

阪神JFで首差届かなかったアスコリピチェーノに今度は3/4馬身差を付けてお返し。

2歳女王は逃したが、桜の女王の称号は譲らなかった。

2024 桜花賞(GI)

各馬短評

1着 ⑫ステレンボッシュ
  • 稽古は走らない馬にしては上々の時計で仕上がり不安無し。
  • パドック最上位評価。
  • オークスでもやれる馬体。
  • マイルはGIをこなしている。
  • もう遅い。俺は川田と北村友一の馬の能力に全振りしている。
  • 少し出負けでモレイラ少し慌てる。
  • アスコリピチェーノと共に中団追走。
  • 折り合いはビタ付き。
  • ↓勝負の分かれ目。

  • ここで外に宿敵を弾いた分が最後の着差。
  • こういう細かい所にも騎手の腕の差が現われる。
  • これはさすがにオークスでも優勝候補。
2着 ⑨アスコリピチェーノ
  • オークスに用があるわけも無く、当然ここがメイチ。
  • +10は成長分。
  • マイルなら勝ち馬と互角。
  • 同等の騎手だったら着順は逆だったかもしれない。
  • なお、次のマイルカップでは2着争いまで。
3着 ⑪ライトバック
  • 次世代のメイケイエールと目す馬。
  • 気性がやべえ。
  • 脚力は十分。
  • ステレンボッシュと仲良くちょっと出負けでこちらは最後方追走。
  • 今回は前が争ってペースアップが早まる展開利もあった。
  • 有力馬の1枠2頭がBコース替わり2週目の憂き目で馬券圏内枠が空く。
  • 4角でスウィープフィートに蓋をする卑劣な好プレー。
  • 上がり最速で追い込んで3着。
4着 ⑦スウィープフィート
  • ドン尻追走。
  • 4角で蓋をされ行き場を無くす。
  • それなければ3着有ったかも。
  • 前で争ったセキトバイーストも7着と頑張っており、チューリップ賞低レベル説は見直しが必要。
5着 ⑮エトヴプレ
  • 康太が前日落馬で克駿に乗り替わり。
  • 前で残ったのはこの馬だけ。
  • やるぞこの娘は。
6着 ①ワイドラトゥール
  • 能力的には5~6番人気でおかしくない馬。
  • みなさん節穴なのか馬券が上手いのか16番人気。
  • 前回大失敗したのにまたしても好発ガチ抑え。脳みそ無いのかな?
  • 今度はやる気失くさずやり切るも、届かない位置でレースをするのはよくない。
7着 ⑩セキトバイースト
  • 必ず折り合いが付き、器用さも併せ持つ馬。
  • 買い続けて損は無さそう。
8着 ②クイーンズウォーク
  • 破壊的な素質を持つ後のGI馬。
  • ポンと出て行こうとするも、2枠の2頭に前を遮られる。

  • イフェイオンが特に酷く、押し込められて気負ってしまう。
  • 4角回ると今度はエトヴプレとコラソンビートがひたすら邪魔で進路無し。

  • 仕方なく伸びない内へ

  • こんなんで勝ったら天馬。
  • オークスでは巻き返し必至。
9着 ⑬テウメッサ
  • GⅢレベルなら十分勝てる能力はあるが今回はGI。
  • 最後は伸び欠けるがキレ負け。
  • 上位とはまだ差がある。
10着 ⑥ハワイアンティアレ
  • 前走はたまたま3着。
  • インビタから直線勝負にかけるが進路がどこにもない。
  • とりあえず自己条件は難なく勝てる脚力は見せた。
11着 ③イフェイオン
  • 死ぬほど折り合いを欠き、暴れ散らかして走っていた。
12着 ⑤シカゴスティング
  • 全力で折り合いを欠く。
13着 ⑱チェルヴィニア
  • 稽古でも落ち着きなく、体調不安明らか。
  • 枠は最悪の大外であることに加え、すぐ内に前に付けたい馬が多数いる枠の並びもまた最悪。
  • 相当の能力的アドバンテージが無ければ絶望的な状況でレースを迎える。
  • でも人気してくれる素敵な馬♡
  • 最初に脚を使わされた挙句にバッチリ外を回される。
  • さらに直線手前をなかなか変えず、横からぶつけられ完全に戦意喪失。
  • 完璧に枠負け+体調負けで至極当然の着外。
  • 道中の折り合いはついていた。
  • 次に変わって来ることに期待。
14着 ⑰マスクオールウィン
  • 状態は良好。
  • 枠はゴミ。
  • 前回のメンツと枠なら1600mも行ける。
  • さすがにこの相手でこの枠は無理だった。
15着 ⑯セシリエプラージュ
  • ここでは力が足りず、枠もゴミ。
16着 ⑧コラソンビート
  • 状態は前回より上向き。
  • 言うまでも無く1400の方が良い馬だが1600もこなす。
  • 開始15秒から一生折り合いを欠き続ける。
  • 直線では余力のない中、ひたすらクイーンズウォークの道を塞ぐ。
  • 俺に恨みでもあんのか?
17着 ⑭ショウナンマヌエラ
  • まず通用しないが行くしかない。
  • 先行争いで数多の馬の折り合いを損ねさせる。
  • そして沈む。
  • ひでぇな。
18着 ④キャットファイト
  • スタート後5秒くらいで折り合いを欠く。
  • 脚は相当速い。
  • 俺が調教師なら間違いなく今夏からアイビスサマーダッシュに使う。



まとめ

    • 1~2着馬は文句なく強く、この時期の牝馬に必要なものをすべて持っている。
    • 着差は残念だが騎手の腕の差もある。
    • クイーンズウォークはオークスで巻き返してくれないと俺破産。
    • チューリップ賞はワイドラトゥールが芋負けしただけでレベルは低くないかも。
    • スウィープフィートは勝ちあぐねる競馬が今後も続くが末永く見守るのもあり。
    • 1400までの馬と1600~でも大丈夫な馬が割とハッキリわかったのは収穫。
    • ↓いつもの。


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参考

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