2024年3月3日㈰に中山競馬場芝2000mで行われた第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)は、Ⅿ.デムーロ騎手騎乗の6番人気⑦コスモキュランダが優勝。
3強対決の下馬評を嘲笑うかのように後方追走4角先頭の大味横綱相撲で圧倒。
次走の皐月賞では、父アルアイン、祖父ディープインパクトから続く親子3代制覇に挑むことになる。
2024 弥生賞(GⅡ)
各馬短評
1着 ⑦コスモキュランダ
- これまでも大きな不利のあった京都2歳S以外では力の片鱗は見せていた。
- それでも3着候補の1頭にしか入れられなかったのは温すぎて死ねる。
- 出脚が付かず後手。
- 逃げ馬が作るペースは緩め。
- それを見越して早めに進出を開始して4角先頭。
- 人気馬に影すら踏ませず。
2着 ⑤シンエンペラー
- 下馬評の3強全て万全ではないが、この馬が一番マシ。
- 折り合って4番手。
- 出し抜けを喰らう恰好になったが、慌てず。
- ところが休み明けのため反応がいまいち。
- 追い上げるも届かず。
- ミルコに上手く乗られたのはあるが、連敗はイカン馬。
- 負けたとはいえ、当然本番も有力。
3着 ⑧シリウスコルト
- 2000mは長いと判断。
- 緩い単騎逃げで粘り込む。
- おまえなんでホープフルSで走らんの?
- 人気馬ほぼ壊滅でやっとこさ3着。
- やはり2000mは長い。
4着 ④エコロレイズ
- 状態は〇。
- 器用さだけが頼りかと思いきやしぶとさも兼ね備えていた。
- シンエンペラーと同じ首位上がりは立派。
- ただちょっと着順鵜呑みは危険なレース。
5着 ③シュバルツクーゲル
- 前走は恵まれただけなのに少し人気を吸う。
- 稽古も全然で+18㎏。まず出番は無い。
- あの緩さを少し距離置いた番手という完璧なレース。
- さらに人気馬がレースを出来ていない中での5着。
- これからはかなり厳しい戦いを強いられる。
6着 ⑥トロヴァトーレ
- デビュー2戦ともノーステッキの楽勝。
- 秘める資質は相当なもの。
- 出来は途上も、能力だけで時計は出して来た。
- 今回は折り合いの欠き方が異次元。
- これではどうにもならない。
7着 ⑨ダノンエアズロック
- 下馬評の3強の中で、これまでのパフォーマンスは最下位。
- 前走の+20㎏は成長で片付けてもいいが、今回も+18㎏はやりすぎ。
- パドックでのイレコミはぶっちぎりの首位。
- 今日は完全に駄馬。参考外の一戦。
8着 ①アドミラルシップ
- 出脚付かず最後方。
- 緩いペースも動いて行かず。
- それでいて上がりも使えていない。
- ホープフル4着がフロックだとは思わないが、前走の大敗を引き摺っている可能性はある。
9着 ⑩ファビュラススター
- 私のみならず、世間的にもそもそも3強とは差があると見られていた。
- に、しても今日は走らな過ぎ。
- まがりなりにも前走は大ササリしながら今日の勝ち馬に完勝している。
- 東京向きなのでそこで見直し。
10着 ⑪ニシノフィアンス
- たけくま料理長が現地応援。
- 京成杯は恵まれての5着。
- 進めながら内へ潜り込めればよかったが、抑えながらの潜り込み。
- 後方追走で勝負所での手応えも悪い。
- 今日は力負け。
- 次回の現地応援では良いとこ見せてあげて。
11着 ②レッドテリオス
- 重賞だからといって特に陣営にも気負いは見られなかった模様。
- 前走あれだけの極悪馬場を大きな距離ロスでヘトヘトになっている。
- これからの馬。
まとめ
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- まさしく強いミルコの騎乗。
- それにキッチリ応えた馬も見事。
- 人気馬はそれぞれ不安があったとはいえ、真の強者なら落としてはダメな一戦。
- 皐月賞面白くなってきたよ。
- ↓いつもの。
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