1/8㈪に京都競馬場芝1600mで行われる第58回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ)の追い切りと考察。
2024年の競馬が開幕し、両金杯では乾杯。フェアリーSも8頭立てと断じて上位7頭を占めたものの、期待の10番人気⑭ニシノティアモが①ラヴスコールより数10mほど余計に走った分完敗。
吐く程悔しいが3歩歩いて忘れてシンザン記念に向かおう。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①テイエムリステット
映像無し
- 12月からひたすら坂路。
- 当週~1週前共に普通の時計。
- 芝で大敗後ダート2戦使って勝ち上がり。
- 激詰まりしてからも抜け出してくるように根性はある。
- 前回は芝スタートだが二の足は案外速い。
- 但し出遅れ歴もある。
- とりあえずここがダートなら買うのだが…。
②ノボリショウリュウ
坂 c 降雨の中、動かしていくが動かず。
- こういうのは稽古駆けしないと言われればそれまで。
- もしくは雨がキライなのかな?
- 1週前cwでは一応の時計を出している。
- 平均ペースを2番手から抜け出し後続の追撃を抑える優等生競馬で勝ち上がり。
- 来てもおかしくない穴馬枠。
- 出来れば大河にはスマホに夢中になっていて欲しいところ。
- 辰年。
③タイセイレスポンス
映像無し
- 2週前に坂路でガツっとやって当週はcw含めて調整。
- 時計的には順調に見える。
- キャプテンシーを負かしたのは評価出来るがその後がいただけない。
- ナナオに4馬身半、ダノンマッキンリーに2馬身半離された馬を買う気にはなれない。
- 馬柱がキレイ+枠影響ほぼ無いのに京都1600の③番は好枠と見做される。
- おまけに先行力がある。
- つまり闇補正がかかってやや過剰人気が見込まれる。
- ペースが緩そうだから残っちまうかも知れんがな。
➃デルシエロ
坂 d 流すだけ。
- 馬体バリ細なのに連戦で煎餅状態。
- 馬柱がそこそこキレイで騎手もイケメン。
- その中にハイレベルレースは0。
- 少しは人気を吸いそうだが、どー見てもお客様。
⑤ノーブルロジャー
坂 c+ 川田が直々にほどよい負荷をかける。
- cw併用でかなり乗り込んできている。
- 新馬は発馬も良く折り合いも付いている。
- ノーステッキで2着馬を競り落とし、3着はさらに4馬身後方。
- ドスローの瞬発力勝負で上がり33.3。
- ノーステッキではあったが、かなり強く追っている。
- 最強馬ジャンタルマンタルと同じく、今をときめくPalace Malice産駒。
- おそらく人気になるが無碍に切るのは悪手。
⑥ラーンザローブス
坂 d 一杯に追って遅い。
- 新馬で好戦したラヴスコールが枠有利を活かしてフェアリーS3着。
- 折り返しの未勝利で下した内3頭がその後勝ち上がり。
- サフラン賞はノリポツンから上がり最速。
- 状態の悪さを信頼。再度ポツンしててくれ。
⑦タイキヴァンクール
cw d ごくごく軽めで慎重。
- なので前走時にあった力強さは影を潜める。
- 現状は重賞ではまだ厳しい。
⑧ゼルトザーム
cw d 馬なりふつうも少しガタつく。
- 誰がどう見ても使い過ぎ。
⑨アルトゥーム
cw c+ ゴール前少し仕掛けて古馬準OPと互角の動き。
- 能力は確かだが、まだ仕上り切ってはいない。
- 普通に成長すれば重賞勝ち当確のPOG馬。
- 新馬は素質で勝てたが3着以下は離れてレースレベルは高くない。
- しかも2着馬は次走で戦意喪失という拙い馬。
- まだ体全体ではなく純粋な脚力だけで走っている。
- ムルザ→藤岡佑介という極寒の鞍上変更。
- 政治屋のお家もそうだけど藤岡家も獅子の子落としって言葉知らんのかな?
⑩バレルターン
坂 c 併走馬の真後ろ追走という異色の追い切り。
- 前に馬を置いて折り合い重視で運ぶということ。
- ついでに真っ直ぐ走れということ。
- 新馬は出遅れてかかりながらデルシエロとハナ差。
- 3着は4馬身後方。
- 2戦目も出遅れたがとりあえずまっすぐ走って後続振り切る。
- デルシエロよりは上なので1勝クラスなら威張れるレベルにはある。
- 出遅れはほぼ確。
⑪シトラール
w d 一杯。力強い掻き込むFW
- このタイプは少し時計のかかる馬場だと尚良い。
- 重馬場で出てきたら必ず一票入れとくべきな馬。
- 兄姉にポタジェやルージュバックの良血。
- いまのところ凄みはまるで感じない。
- 帰厩後日も浅く、当週一杯なら露骨な急仕上げ。
- 雪が追い風となるのが厄介。
⑫ケーブパール
cw c サトノグランツに挑むが相手にもされない。
- それでも彼と併せるなら厩舎的に一定の期待はあるか。
- 新馬は厳しい展開を厳しい位置から差し切り。
- 白菊賞は超絶低レベル戦で低調な競馬。
⑬エコロブルーム
w c+ 馬なり。短距離向きの体型。首は高い。
- 額に♡マークの栗毛馬でかわいい。
- 『エコロ』の馬質をナメると痛い目に遭う。
- 新馬・未勝利ともメンバーが低調。
- 但し未勝利で突き放したラストの脚はノーステッキで33.2。
- 参考に同日の3勝クラス(1400m)で勝ち馬アサヒが33.2。
⑭ウォーターリヒト
映像無し
- 中間の時計は坂路cw共に遅め。
- そこそこいいメンツの未勝利を戦って来ている。
- 2000mを4回使ってここでマイル。
- 取り捨てに困る確実に人気薄の馬なので穴党向き。
⑮フェリーニ
映像無し
- 1週前cw、2週前坂路は好時計で態勢はおそらく整っている。
- 2着大好きキャプテンシーに勝てれば1勝クラスは勝てるレベル。
- スタートは巧いがおそらく馬込みが嫌いなタイプ。
- 逃げなければ乙。
- ぼちぼち厳つい粘り腰があるので弘平マジックが炸裂すれば。
⑯ショーマンフリート
w c コツコツ乗り込んで来ており態勢整う。
- 新馬はリプレイを見る限り、モレイラなので好位を取れた。
- おそらく出して行かないと自分からは行かないのんびり屋タイプ。
- 私が調教師なら1600関西のシンザン記念より地元2000の京成杯使う。
- これ戸崎が後ろから行って届かない未来に期待した方が良いかも。
⑰ナイトスラッガー
栗p c ガチ追いしながらも、馬なりの併走を離すのに手間取る。
- 乗り込んではいるが、この中間cwでまともな時計は一本だけ。
- 新馬で上位を争ったメンツの力量はまだ未知数。
- 未勝利はスローの瞬発力勝負で前目からちょっと最後詰まったが楽勝。
- 力感はあるが調整がどうか。パドック注視が必要。
⑱メイショウサチダケ
坂 d 馬なり強め。ヨレる。遅い。
- まだ仕上がり途上。
- デイリー杯はクソ緩い逃げでも掲示板確保が一杯。
- 大外から単騎逃げなのでおそらく見せ場は作る。
- 多分残れない。
好調教馬
c+ ⑬エコロブルーム ⑤ノーブルロジャー ⑨アルトゥーム
まとめ
-
- 中山2000同様、京都1600も「開幕週は」内回り外回り関わらず枠による有利不利は小さいが、出来れば中枠が望ましい。
- →開催が進めば進むほど内枠が不利になる。
- なので必然的に馬券的な狙い目は常時中~外枠となる。
- 降雪予報に加え、惑星の多い一戦で展開次第で意外な波乱も。
- 勝ち上がりのインパクト、調整過程で⑬⑤が一歩リード。
- 素質は⑨アルトゥームもヒケは取らないが藤岡佑介がネック。
- 前は速くないので外を回らされて後ろからでは届かない。
- ◎⑬〇⑤▲⑨ これで1-2着しなければ私は負け。
- 3連系ヒモは逃げ△⑮、レースセンスで△③。
- これでも不安なら調子次第で⑰、クソ穴狙うなら⑩
- いつもの↓
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