2023年9月17日㈰に阪神競馬場芝1800mで行われた第41回関西TV放送賞ローズステークス(GⅡ)は、岩田望来騎手騎乗の7番人気マスクトディーヴァが芝1800m1:43.0の世界レコードでの圧巻Ⅴ。
出遅れてレースの流れに乗れなかった1番人気ブレイディヴェーグを露払いに従え、春のクラシックに乗れなかった鬱憤を晴らした。
2023 ローズステークス(GⅡ)
各馬短評
1着 ⑫マスクトディーヴァ
- 休み明けで仕上がり途上。
- 不透明な成長度合いを考慮しても連下に添えるのもアリかな程度。
- ハイペースを中団外目追走。
- 4角手前からラヴェル、ココナッツブラウンと共に上がっていく。
- ラヴェルは潰れる前壁の進路、こちらはオープンな外。
- 化け物候補がモタついている間にセーフティリードを保ち快勝。
2着 ⑤ブレイディヴェーグ
- 過去3走を見ても化け物候補として見れる。
- デキは85%。
- 一定の不利はあっても少なくとも連は外さない見立て。
- テンプレの出遅れ。
- 何度か軽度な接触を挟んで後方4番手。
- 追走中も数度の接触。
- 直線前壁横壁鬼詰まり。
- こんなんでよく2着来れたな。
3着 ⑩マラキナイア
- 川田が良い馬と発言したようで人気。
- +14㎏だが、さらに増えても全然〇。
- 初角迄の持って行き方が巧過ぎる。
- 無論ハイペースを見越して後方に。
- 勝負所でブレイディに意地悪。
- そこまでしても完敗の着差。
4着 ⑨アンリーロード
- 順調な調整過程で一発の可能性。
- 少し出負けして後方。
- 後方勢に展開向く。
- マラキナイアとは僅かな差。
- 上位2頭には逆立ちしても勝てないだろう。
5着 ⑪ココナッツブラウン
- 追い切り上位評価。
- それが-14㎏。ややほっそりしており、やり過ぎた感アリ。
- 相手なりに走る特性を持つ。
- それはキッチリ活かす。
- 先行勢総崩れのペースを5番手追走で5着に踏みとどまったのは立派。
6着 ①フォーチュンコード
- それほど本気度は感じなかった。
- ②③が上手く壁になり下げる事で絶好の中団追走。
- コースロスもなく最後は道も開く。
- 力負け。
7着 ⑥ラファドラ
- 好調教。
- +10㎏は太目。
- 瞬発力勝負は明らかに苦手。
- 先行するべき馬のようだ。
- とりあえず次走はもう一絞りしておきたい。
8着 ②ソーダズリング
- 完璧な追い切りを消化して来る。
- 状態は95%。
- 秋華賞で勝負にならないのでほぼここメイチ。
- 状態が良過ぎて行く気満々。
- 武さん抑え切れず暴走→喧嘩。
- やっとれんわ。
9着 ⑰セーヌドゥレーヴ
- さほど実績もないのにこのペースを番手追走ヒト桁着順ならOK。
10着 ⑬リサリサ
- スプリンターなので速い。
- なので番手に付けられてしまう。
- 無論その位置では無理。
11着 ③レミージュ
- 先行馬の一角を担うと思いきや促さず7番手。
- まぁとにかくキレないし反応が遅い。
- 活路を見出すには距離延長必須。
12着 ⑭コンクシェル
- 先行争い激化が想定されるメンバー。
- 逃げないと二束三文の現状。
- どう考えても厳しいのに4番人気のお客様。
13着 ④アリスヴェリテ
- 重賞挑戦というのに調整が舐めプ。
14着 ⑦ラヴェル
- 調教はいつも良く見せない。
- 全体時計は速いが、内容はバタバタでクソ。
- +16自体は全て成長分。
- ちゃんとスタートを決める。
- 初角に入るまでに多少折り合いを欠く。
- なんとかなだめて直線向くも伸びは案外。
- 最後横からド突かれたがそれがなくても来ていない。
- 賞金もあるし叩き。
- 折り合いにも難があるとなると買いどころがさらに難しくなる。
15着 ⑮ブライトジュエリー
- 力はあるが、今回は諸事情合ってほぼ勝率0%の馬。
- ここまで沈むのは予想外。
16着 ⑯トリオンファルマン
- ガチ追いして馬なりの併走を交わせない急仕上げ鉄板の馬。
- そもそも買い目が無い。
17着 ⑧ユリーシャ
- 爆逃げして大きく沈む。
- 世界レコード樹立の立役者。
まとめ
-
- 1着馬は強い。仕上がり途上。
- 2着馬も強い。仕上がり途上。
- 3着馬は騎手の腕。
- この2頭にはリバティアイランドへの挑戦権が与えられる。
- 他は99.95%無理。
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