【第40回フェアリーＳ（GⅢ）：展望】追い切りと考察

1/7㈰に中山競馬場芝1600ｍで行われる第40回フェアリーステークス（GⅢ）の追い切りと考察。

とりあえず東西金杯はそれぞれ順当にリカンカブールとコレペティトールが勝利し、堅そうな一年が始まった。

さて、次は世代で一枚落ちるグループで争われる牝馬戦フェアリーＳ。
ここも淡々と事前に判明している事実だけを書き連ねて行こう。

引用：競馬ラボ

追い切りと考察

①ラヴスコール

ｗ　ｃ　馬なり流すだけ

1週前にキッチリやって当週流しは前回同様のパターン。
新馬はそこそこ骨のある相手に差し切ったが、前走は完敗。
あれを見ると今回スティールブルーに先着出来る想像が付かない。
今回は包まれて脚を余す可能性もあるか。

②エリカリーシャン

ｗ　ｃ　馬なりから少し仕掛ける程度でほどよい負荷。

前走はデキ一息。
それで今回上位人気のラヴスコールとクビ差なら人気は不当の部類。
今回はおそらく前目で運ぶはず。
馬体は良い馬なのでヒモに狙うのも面白いかも。

③マスクオールウィン

ｗ　ｃ　馬なりで軽めの調整。

順調に乗り込んでおり、1週前に態勢整えている。
戦って来た相手はこの中でも上位。
スプリント路線からの参戦で人気一息も通用の下地はある。

➃メイショウヨゾラ

美浦坂　ｃ　馬なりふつうも馬体ツヤ〇。

未勝利はスロー逃げも常に突かれる展開。
それほど強敵とも言える相手もいない中、かなり詰められたのは距離もある。
マイルはデビュー戦で敗れているが1800ｍよりは良い。
展開向けばと思いたいがスプリント路線からの参戦馬含め、楽逃げは期待できずせいぜい先行する程度。
そこからキレ勝負になると厳しいか。

⑤ティンク

ｗ　ｃ　強めで併走を突き放す。仕上がり順調。

名前がキノコ過ぎるのが難。
前走も特に不利なく力負けなので上級クラスではまだ時間が必要。

⑥スティールブルー

ｗ　ｃ　ずっと絞ってラーグルフに胸を借りて併入。見た目は平凡。

最後は止まったが、チェルヴィニアやサフィラと好戦した事実は重い。
極の早仕掛けした分と捉えればルメールに手替わりの今回は人気も妥当。
新潟の新馬は絶好枠で楽勝も時計はド平凡。
調教過程からは一旦ここ目標に仕上げた感はある。

⑦メジャーデビュー

ｗ　ｄ　強めも走りに力強さ欠く。

芝でコテンパンにやられてダートでようやく勝ち上がり。
厳しい。

⑧カレンナオトメ

ｗ　ｄ　強めでしっかりやるがジリジリとしか伸びず。馬体も寂しい。

勝ち切れない戦いが続くフォルクスリート相手の辛勝では強く推せない。
未勝利の身で函館2歳Ｓ（GⅢ）5着は立派だったが、あのレースは低レベル戦。

⑨キャットファイト

ｗ　ｃ+　軽めの調整だが脚が速いのでタイムは出る。

阪神JFは好発から抑える爆絶駄騎乗で最後やる気失くして沈没。
当たり前の鞍上変更。
とにかくアスター賞の内容が優秀。
力出すだけで勝ち負け。
問題は前走が完璧に仕上げていた事。

⑩キャプテンネキ

坂　ｃ　流すだけ。

1週前にｃｗで標準時計。
力は出せる。
レースセンスはあるがキレが全くなく重賞ではまだ荷が重そう。

⑪テリオスサラ

ｗ　ｃ+　馬なりでキッチリ時計まとめる。

ステレンボッシュに辛勝を強いた先行力。
状態も良く、普通の鞍上なら十分勝ち負け。
石橋？

⑫ジークルーネ

ｗ　ｃ　落ち着いた走りで馬なり先着。気配は良い。

新馬のメンバーが低調なのは気になる所。
コース替わりの東京でスロー4番手からラストまでしっかり追ったにしては全てが物足りない内容。

⑬イフェイオン

坂　ｃ　まっすぐ走らせることに難儀しておりやや不安。

前走は僅かに折り合いを欠く面を見せたが完勝。
新馬は開幕週京都で緩いペースを後方から。まぁ届くわけもない。
キレが活かせれば面白いが、今回人気馬の外枠は旨みも少ない。

⑭ニシノティアモ

ｗ　ｃ+　3頭併せで完璧に折り合い、反応も早い。

1週前のｗでもいい動き。
状態は素晴らしい。
枠はドブ。
新馬で負けたワイドラトゥールは北村友のゴミ騎乗が無ければファンタジーＳ勝ち馬。3着以下は離す。
外枠からすんなり内に切れ込めるように操縦性も高い。
直線は前壁どん詰まり。
折り返しの未勝利は順当勝ち。
未だ欠点は見せていない。
枠さえこなせば全然やれる。

好調教馬

ｃ+　⑭ニシノティアモ　⑪テリオスサラ　⑨キャットファイト

まとめ

- 能力面では⑨キャットファイト。
- 状態面は⑭ニシノティアモ。力も足りると思われるが問題はゴミ枠。
- ⑪テリオスサラの不安点は言うまでも無く石橋。
- 能力面で不足が無いのは他に⑥③。買えるのはここまでが限界。
- 印：◎⑭〇⑨▲⑥△⑪△③
- 残り掲示板候補⑬②①までの8頭立て。
- いつもの↓