2023年12月3日㈰に中京競馬場ダート1800mで行われた第24回チャンピオンズカップ(GI)は、坂井瑠星騎手騎乗の1番人気⑮レモンポップが優勝。
お門違いの距離不安説+ド定番の外枠不利を払拭し、2017年ゴールドドリーム以来となる史上4頭目のJRA春秋ダート統一王者に輝いた。
2023 チャンピオンズカップ(GI)
各馬短評
1着 ⑮レモンポップ
- 能力最上位。
- 巷の距離不安など全く見当違い。
- 最低の不利枠⑮
- スタートは右に飛び出す格好。大外でなければ激突。
- ゴミ枠なので一気に行かざるを得なかったが、その後マイペースに持ち込んで完勝。
- さすがに最初無理したので最後はやや止まったか。
- 他の有力馬のほとんどが体調面に不安を抱えていたことは覚えておこう。
- 後付けにはなるが勝つ可能性のあった馬は後ろなら⑫、前なら⑮の2頭でほぼ確。
- それぞれ4倍前後なら単2点でよかったのかもね。
2着 ⑦ウィルソンテソーロ
- 少し疲れの見える稽古。
- 新婚ほやほやとはいえご祝儀扱いの起用には張れない。
- そうなると展開は後方に向くにしても手を出しづらい。
- 馬が新婚夫婦のために力を振り絞った。
- そして大波乱の主役。
- 原くん夫妻ご結婚おめでとう。いつかGI勝とうね。
3着 ⑤ドゥラエレーデ
- ダートは普通にこなす。
- 絶好枠。
- 調教の動きが2歳時とは変化。
- 今後もおそらくスピードタイプの目立った稽古はしないだろう。
- 今回は前に役者が揃い、展開利は得られない。
- スタート直後インを目指さず外へ。レモンの進路でも塞ぎに行ったのか??
- 結局スルーされて諦めてインに戻る。
- その後ダート王レモンポップの番手から進め、最後はテーオーケインズとの3着争いを差し返して制す。
- 2着馬に差し込まれたのは仕方ない。
- 1mmもフロックではない。実力。
4着 ④テーオーケインズ
- こちらも絶好枠。
- 王道の競馬をして力負け。
- 世代交代ということ。
5着 ②メイショウハリオ
- 追い切りの動きが酷い。
- 道中もおっつけ通し。
- ホントに具合悪かったんだろうな。
- 距離ロスも無く、目立った詰まりも無い。
- さすがに大賞典には上積み有で出て来るんじゃないかな。
- 次は深くなった大井の新砂が課題。
6着 ⑪ハギノアレグリアス
- 稽古の動きはダサダサ。
- 能力の上限値が決まった馬で、今回はあっても掲示板。
- 多分次も人気するが変化が無ければオミット。
7着 ①メイクアリープ
- 好発を決めて促すが、スピードの違いで中団まで。
- あまり押し過ぎると無謀なのであのくらいでいい。
- なだれ込んで7着。
- 先行勢が粘っているので不完全燃焼とも言えなくもない。
- とはいえよくやった方じゃないかな。
8着 ⑩ノットゥルノ
- 左回りは悪魔的にへたくそ。
- 稽古の動きは相当良かった。
- 相殺して8着。
- このデキが維持出来れば大賞典はチャンス有り。
9着 ⑧アーテルアストレア
- デキ落ち。
- 但し今回展開は向く。
- いつもの後方待機。
- ウィルソンと同じ位置で追走。
- 最後大外回して脚色一緒。
- 一回休んでリセットしようか。
10着 ⑫セラフィックコール
- いつものようにダッシュは利かず後方から。
- 追っつけながら外外々外外。
- 粗削りな馬なので負ける時はこんなもん。
- らいきが勝負したことも敗因の一端かも。
11着 ⑨クラウンプライド
- 一般的には2週連続好時計で絶好の判断。
- ぽぽん的には急仕上げ濃厚の判断。
- +15㎏。
- 今日は勝負にならないデキ。
- そのせいで好位を取れず外を回すハメに。
12着 ⑬ケイアイシェルビー
- 行くしかないのでこいつも逃げ候補。
- デムチ入れても逃げれず。
13着 ⑥グロリアムンディ
- 体調整わず。
14着 ⑭アイコンテーラー
- 稽古は抜群の動き。
- 地獄枠⑭。
- モレイラは当然前が流れると思っているので最初は出していかない。
- …が、あまりに行かないので1角前に促す。
- しかし進まない。
- そのまま一生外を回す。
- これは馬にやる気がなかったのかな。
- ゲートで暴れてる時点で走りたくなかったのかも。
15着 ③ジオグリフ
- 皐月賞の時点では強い馬だったのだが…。
まとめ
-
- 圧倒的に強い馬には距離は関係ない。
- モーリスの秋天、カナロアの安田記念などで学んだろ?
- 今回は有力馬のほとんどがデキ不十分。
- 東京大賞典は今回の結果とは切り離して考えて挑め。
- 原くんご夫婦には最高のスタート。さらに上を目指せるのが良い。ご結婚おめでとうございます。
- ↓いつもの。
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