新潟競馬場の馬場状態
新潟開催は全8日間を通じてBコース(Aコースから4メートル外に内柵を設置)を使用する。直線距離は内回りが358.7m、外回りは国内最長の658.7mとなっている。
今週は3週目。先ずは先週のおさらいをしていこう。
先週の考察
とりあえず今週のところはやや外差し優勢の高速馬場との認識で問題はないだろう。
先週の芝レースの走破タイムはパッとしたものはほとんどないが、それはローカル競馬の馬質によるもの。GⅢの新潟大賞典では2000m1:57.7が掲示されており、良好な芝状態が汲み取れる。
1000直も先週は外枠に利はなかったが、今週からは若干違いが生まれて来るだろう。
ダート1200mは半永久的に外有利なので有効活用して頂きたい。
来週(5/21~22)には内側が凹凸著しい外差し馬場になる予定。
結論
- 1000直に違いが生じて来る。
- 開催通じてダート1200は外枠有利。
- 腕達者を買え。
レース結果を見直した。
- 1000直は土日共に3着以内が⑪~。
- ダート1200m5鞍は枠不問の1~7人気決着。
- 腕達者は日曜の岩田(0.1.1.3/5)
岩田全敗で回収率0%だが、この辺りの狙い方は今週以降も変わらない。
馬場状態の確認
次に馬場の悪化を見て行こう。
3コーナー
4コーナー
直線
向正面直線から内・外回り3コーナーから4コーナー、および正面直線の内側に傷みが出ています。
👆上記が今週のJRAの発表。先週のものが👇下記なので悪化した事は間違いない。
向正面直線から内・外回り3コーナー、4コーナー、および正面直線の内柵沿いに若干の傷みが見られますが、概ね良好な状態です。
来週(5/21~22)には内側が凹凸著しい外差し馬場になる予定。
先週はやや外差し優勢の高速馬場との認識を持って新潟競馬を観察していたが、土曜日の5Rで気になる動きがあったのでご覧いただきたい。
1000直スタートよりやや進んだところ、内回り合流地点手前がスタート地点となる未勝利戦2400m。主役は2番人気で6着に敗れた⑬コスモゴレアドール(丹内)だ。
まずスタートしてもすぐに内に行く気配を見せない。丹内は中堅騎手だが他はほぼ新人か、それに毛が生えた騎手達だ。
これが1000直なら考え無しで皆外に殺到するが、ここは2400m。とはいえ1コーナーまでは内回りとの合流地点から436mあるのだから丹内だけが賢い進路を選んでいるのがわかる。
最初は馬場の良いところでも距離損は無い。ゴール板を過ぎ、1コーナーに入る頃にボチボチ内に入るレースプランが立てられているのがわかる。
まだ2週目に入ってすぐの芝2鞍目でそこまでするのか丹内?
最後の直線で1週目の丹内コースに持ち出した③ブロンドケリー(今村)が勝利。
ご覧の通り既に内は黒ずんでおり、スタート直後は皆内に殺到したのに最後は拡がってこの結果。ローカルの騎手質の低さを改めて痛感させられるレースだった。
以降のレースでも最初は内、直線はバラけるが繰り返されており、予定通り内ラチ沿いは悪化へまっしぐらと考えて差し支えないだろう。
最後に日曜メイン弥彦S(3勝クラス)のゴール前画像。開催4日目で最後の進路取りはもうこれである。
コース図
新潟の1400mと2000mは内回りと外回りの2種類がある。
いうまでもなくそれぞれに要求されるモノが違うので、一緒くたにしないように注意してほしい。
ちなみに1400mはほぼ内回り、1800mは外回りのみで施行されるのだが、これはどちらも向正面がスタート地点になり、最初のコーナーまでの距離がそれぞれ648m、748mというとんでもない長さ。
つまり東京マイルと同じ理屈で元々枠順に有利不利は無いが、開催が進んで内が荒れて来ると自然と外優勢のコースとなる。
結論
- 内側が凹凸著しい外差し馬場
- 1000直は脳筋で外枠。
- 芝1400、1800は内枠不利。
- 馬場の読めそうな騎手を狙う。
- 基本的に展開はカオス。
土曜のおすすめ
9R ⑧アケルナルスター 新潟で走るまでは傍観と以前お伝えした通りの流れ。馬柱は汚れているが戦って来た相手が他とまるで違う。
他は岩田康誠を無心で単ベタ買い(2.5.8.9.10.11.12R)
日曜のおすすめ
別にファンではないが岩田康誠単ベタ(2.5.10.11.12R)
他場
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