東京競馬場の馬場状態
春の中山開催は先週で終了し、いよいよ今週から舞台は東京に移る。6月一杯まで10週に渡る開催には日本ダービー(G1)を含む怒濤のGI5連戦など注目レースが目白押しで競馬ファンのボルテージは最高潮に達する。
10週の中でコース替わりは3回。まずはここをしっかり把握しておこう。
東京競馬使用コース
Aコース(内柵を最内に設置)
2回東京前6日(4/23~5/8)。ここで行われる重賞競走はフローラS(G2)、青葉賞(G2)、NHKマイルカップ(G1)。
Bコース(Aコースから3m外に内枠を設置)
2回東京7~10日(5/14~5/22)。同京王杯スプリングカップ(G2)、ヴィクトリアマイル(G1)、オークス(G1)。
オークスは内枠が激不利枠となることは絶対に覚えておこう。並の馬では話にならない事は以下👇に記してある。
Ⅽコース(Aコースから6m外に内枠を設置)
2回東京11~12日、3回東京前4日(5/28~6/12)。同日本ダービー(G1)、目黒記念(G2)、安田記念(G1)、エプソムカップ(G3)。
Ⅾコース(Aコースから9m外に内枠を設置)
3回東京後4日(6/18~6/26)。ここは3歳ダートのユニコーンS(G3)と東京ジャンプS(J・G3)のみで平地芝重賞競走は無い。
東京開幕週の馬場状態
次に要所の画像。さすが春の東京開催初週だけに緑の絨毯が敷き詰められたかの如くだ。
3コーナー
4コーナー
直線
JRAの馬場アナウンスはまだない。見りゃわかるだろ?と言わんばかりだ。
イン前有利は歴然なので、今週はコース形態における不利枠と美味しい枠だけ確認しておこう。
不利枠
芝1800~2000 外枠
スタート後すぐに2コーナーを迎えるため。
特に2000mでの外枠は致命的になる事が多い。23㈯の未勝利戦、および24㈰のフローラS(G2)は多頭数になるため枠順のヒキが重要になる。
芝2300 外枠
2300mは1コーナーまでの距離が約250mと短めなので本来はやや外不利。ただ、今週の2300m戦は23㈯新緑賞の少頭数(9頭立て)1鞍のみなので気にすることは無いだろう。
2400mは24㈰に未勝利戦(15頭立て)が1鞍組まれているが、内の方がいいだろうくらいに留めておこう。1400mと2400mは最初のコーナーまで350m程あるので余程の多頭数でない限り巷で言われているほど枠に神経質になる必要はない。メンバーを見渡し、展開を重視しよう。
引用:JRA
美味しい枠
芝1600m 外枠
日本一フラットなコースである東京マイル。最初のコーナーまで542mあるのでどこを引こうが基本的に関係なく、各馬出たなりで思い思いの位置取りが可能。
開幕週はイン前有利は常識ではあるが、こと枠順に限ってはその効力はここが最も薄れる。
外枠だからという理由で力が違う馬でも人気がやや落ちるので格好の狙い目となる。
結論
- 基本的にイン前
- スピードに秀でた馬
- 2000mの外枠は致命的
- 1600mの外枠は狙い目
土曜のおすすめ
5R ⑭マニカルニカ 前走勝ち馬ソウテン、3走前勝ち馬ベルクレスタは既にOP。外枠を嫌う必要はない。
9R ⑥キャルレイ 前走前が壁。武史依頼の今回は勝負所。
日曜のおすすめ
11R ①レッドエヴァイユ 規格外の可能性秘める。
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