阪神競馬場の馬場状態
今週はBコース2週目(Aコースから直線部3メートル、曲線部4メートル外側に内柵を設置)。8週使ったAコースから数えると10週目となる今週、土曜日にはアーリントンⅭ(G3)が行われる。
先週の考察と結論
最終週は内ラチ沿い全てが地獄だった事は画像から一目でお解り頂けたと思う。
8週に渡りとことん踏み固められ、天候にも恵まれた馬場は硬く、内ラチ沿いの砂地が少なからず覆われた今週は高速決着は免れない。
逃げ馬は砂地が封印され多少の恩恵が与えられるが、差し馬も瞬発力が活かせる平等な馬場。であれば、脚質はさほど気にせず終いのしっかりしたスピード型を中心に馬券を組み立てて行くのが最善と考える。
なお、各レースのペース予想は各自慎重に行って頂きたい。今週はペース次第でどんな結末も有り得る。逃げ馬であれ、差し馬であれ、どの馬が出遅れても展開が変わる桜花賞などは特にだ。
結論
- スピードと瞬発力重視。
- ペースの見極めは慎重に。
- 乱れ桜希望。
土日のおすすめ馬はスロー最後方上がり最速無駄騎乗のジェラルディーナ、直線ドン詰まりしたグレイトオーサーが汚点となったが、その他普通に走れた面々は概ね結果を出してくれた。
そしてなにより4/10㈰は阪神9Rのパドックをじっくり観察する時間があったので、⑦アートハウス不動と見て後半の2鞍を拡げたWIN5を追加購入出来た事が大きい。
↓追加
ただ、展開は⑥ウォーターナビレラにも向くことを想定しながらチューリップ賞組全体を疑問視していたのは反省すべきところ。今回は1番人気の⑱ナミュールが戦前からほぼ絶望的だったため目が曇った。絶好の展開を想定していた◎⑧スターズオンアースは直線行き場を失いながらも隠れ力量最上位を暴露して差し切ってくれたので暫くは頭が上がらない。
今週もWIN5的中に向け、まずは馬場の変遷を見て行こう。
馬場の変遷
Aコース最終週(上段)からBコースになる2週目の今週(下段)までの3枚を比較してみよう。
3コーナー
4コーナー
直線
向正面直線および正面直線の内柵沿いに軽微な傷みがありますが、全体的に概ね良好な状態です。
上記がJRAからの発表。先週の結果からはイン前有利の傾向で問題なく、スピードと瞬発力を重要視する事にも変わりはない。
マイル戦の極端な外枠などはやはり厳しく、例えばアーリントンカップは過去10年全て4枠より外から勝ち馬が出ており「外枠が良い」と言われたりもするが、その内実は1番人気6頭、2番人気4番人気各1頭と人気馬が多く、且つ最も外は10年前の⑬ジャスタウェイでは力が違い過ぎる。その後9年は全て⑥~⑩番から勝ち馬が出ていることはお伝えしておこう。
また、週中の降雨により僅かながら通常よりソフトな良馬場を想定すると、少しダート寄り血統の馬が穴を開けてくれるんじゃないかな?と期待してみたくもなる。
結論
- スピードと瞬発力重視。
- ペースの見極めは慎重に。
- アーリントンカップ内枠不利は迷信。
- 意外に穴はダート血統馬か?
土曜のおすすめ
5R ②エピプランセス アカデミーと接戦出来るなら未勝利戦など当確レベル。
11R ③ジャスパークローネ 鬼調教を見せた米国配合馬が1600mで③番枠で狙わない手はどこにもない。14番人気でローリスクハイリターンを画策する。
相手は⑦ドゥガ。アーリントンカップをひたすら勝ちまくる⑥~⑩番に入った早熟米国配合馬が前走大敗で10番人気。絶好調武豊と共にどんな波乱を起こせるか。人気馬なら⑩ダノンスコーピオンが復調気配で順当なら勝ち負けに加わるだろう。
日曜のおすすめ
10R ④フラーズダルム 先行しても差してもキレる。相手⑥⑧
11R ①アナザートゥルース かなり楽に位置を取れそうで後方がモタつけば残り目も。基本は⑫⑬中心。
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