【今週の馬場考察】10/8~10 東京 サウジアラビアRⅭ(G3) 毎日王冠(G2)

今週の馬場考察

東京競馬場の馬場状態

4か月ぶりに東京が舞台。つまりこれからGⅠ連発灼熱秋競馬が本格的に始まるのだ。

開幕週には10/8㈯に2歳のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)、そして10/9㈰には毎日王冠(G2)と年末迄続く最強決戦を占う上で見逃せないレースが並ぶ。

ロンシャンに行っても日本に帰ってきても生憎の空模様だがそんなものは関係ねえ。

皆様は今週もしっかり楽しみ、あわよくばうっかり炸裂させて頂きたい。

馬場の変遷

東京は4~5回の連続開催で計17日間。前半7日はAコース、中間の6日はBコース(Aコースから3m外に内柵を設置)、後半4日はCコース(Aコースから6m外に内柵を設置)を使用する。

開幕からこの雨では既にA3週目の富士S(G2)が外枠有利・内枠OUTなことは賢明な愛読者の方々なら楽に見通せるだろう。そしてB開幕週の秋天(G1)は例年通り内枠天国・外枠OUT

(;´・ω・)/ とりあえず↑ここはメモっておくように

 

3コーナー

Aコース

4コーナー

Aコース

直線

Aコース

第3回東京競馬終了後、傷んだ内側を中心に約32,000平方メートルの芝張替作業を行いました。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、8月下旬にオーバーシードとして洋芝を播種しました。野芝および洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態です。

JRAの発表は以上。

久々の東京開催でウルトラ高速馬場かと思いきや大雨。通常ならメインの毎日王冠は1:44秒台も出るところだが恐らく46~7秒台の決着。土曜のサウジアラビアRⅭに至っては第二のステラヴェローチェを探すゲームとなる。

※金曜にあれだけ雨が降ったにもかかわらず10/8㈯午後には芝は良まで回復。但しダートは最終レースまで重馬場であったことからも全体的に水分を含んだ馬場だったのだろう。時計的にも平凡な一日だった。

毎日王冠当日は一日曇りで夕方から雨予報のため、上記の予想タイムよりやや速くなる恐れあり。さらに追い切りで雨ならいらんはずだった馬達も息を吹き返すことになる。

東京競馬場:コース図

引用:JRA

日本ダービーやジャパンカップをはじめ、数々のビッグレースが行われる東京競馬場は、日本競馬の「顔」と呼ぶにふさわしいスケールの大きな競馬場だ。コースは左回りで、芝の1周距離は2083.1メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、直線の長さは525.9メートル。幅員も最大41メートルと非常に広い。

起伏の構成もチャンピオンの座を争うコースにふさわしいハードなもの。ゴールを起点に追っていくと、1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9メートルの長い下り坂が続き、その直後、3コーナーの手前には、高低差1.5メートルの上り坂が待ち受ける。 最初の坂を上りきった後は短い平坦部分を挟んで下り勾配が続き、4コーナーの手前からは再び若干の上り勾配に。そして直線、残り460メートル地点から300メートル地点にかけては2つめの上り坂が設けられている。中山や阪神に比べると勾配自体はなだらかでも、高低差は2メートルに及ぶこの坂を上り切った後も、300メートル(函館・芝コースの直線の長さとほぼ同じ)走ってようやくゴールにたどり着く。コースを1周する間に“2つの坂”を上り下りするレイアウトは福島も同じだが、スケールは段違いなのだ。

新潟などのローカル場と違い、カーブの半径がゆったりしているため、コーナーでゴチャつく可能性も低い。さらに広々とした幅員をいかし、4つ(A、B、C、D)のコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散化が図られている。様々な面から“紛れ”の介在する余地が小さいわけで、馬の能力がストレートに反映されやすいコースと言える。

一方のダートコースは1周距離が1899メートル、直線の長さが501.6メートルと、正真正銘、日本一のスケールを誇る。バックストレッチとホームストレッチに2つの坂が設けられている起伏構成は芝コースと同じだが、直線の上り坂の高低差は2.4メートルと芝コースを上回る。こちらも非常にタフでハードなコースなのである。

それだけに新潟の外回りコースと同様、直線の末脚比べとなるレースが多い。差し、追い込み馬の活躍が他場以上に目立つこと、まくりはあまり決まらないことも新潟・外回りとの共通項。早くに動いて押し切るのは至難の業ということだろう。

ダートコースはフェブラリーS(GⅠ)の舞台となる1600メートルのみが芝スタート。また、障害レースは固定障害の専用コースを使用して争われるが、年に2回の障害重賞(東京ジャンプS、東京ハイジャンプ)では通常時より難易度の高い“重賞仕様”の障害(大いけ垣、大竹柵)が設置される。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1400m 内枠のげ馬

開幕週だし、これは仕方ない。

 

芝1600m フラット

なぜか外枠が嫌われる競馬界なので個人的に大好物でドル箱。開催が進むと内枠が死ぬので結婚できるレベルに好き。

 

芝1800m 外枠不利

スタートから向こう正面の合流まで約150mしかなく、外枠を引く時点でツキがない。

 

芝2000m 圧倒的に外枠不利

超絶欠陥コースで多頭数の外枠引いたら人気でも軽く飛ぶ。

 

芝2400m 外枠不利

10/10㈪六社特別がこの条件だが10頭と少頭数なので気にしないで良い。

 

芝2500m 2400mよりは平等

今週はナシ。

 

ダート1600m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

 

 

結論

  • 基本的にイン前
  • スピードに秀でた馬
  • 2000mの外枠は致命的
  • 1600mの外枠は狙い目

今週のおすすめ

土曜

7R ⑧マイネルクリソーラ 大知→ミルコ

10R ⑯バトルクライ ハイレベルのユニコーンS3着馬が大外では逆らえない

日曜

11R ⑦キングストンボーイ 高速馬場適性はかなり高い。相手に③サリオス

月曜

3R ④イコノスタシス 前走は勝ち馬スーパーマンのデキの良さが突出

10R ⑨レッドヴェロシティ 近走は強い相手に好走。ここは崩れない

他場

10/8~10 阪神 京都大賞典(G2)

 

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