【第13回ヴィクトリアマイル(G1):回顧】幸の超絶騎乗がジュールポレールを女王に導く

重賞レース回顧

こんにちは。またしてもリスグラシューで涙を呑んだぽぽんです。

 

昨日行われた第13回ヴィクトリアマイル(GⅠ)は幸英明騎乗の8番人気④ジュールポレールが勝利。

勝ちタイムは1.32.3

一般論とは真逆でとにかく内は伸びない馬場と予想していた通り、中団好位の外目を進んだ3頭での決着。

惜しむらくはジュールポレールは先行3番手以内の位置にいると読んでいた事であり、外目7番手という位置取りをした幸の腕に天晴れと言うほかありません。

さて、それでは各馬総評に入ります。


 

優勝 ④ジュールポレール

当日の芝コースは時計が出るとはいえ絶対的に外差し有利の馬場だったため、戦前の予想ではカワキタエンカの2~3番手で進むと踏んでいたジュールポレールはデキ云々以前に来るワケがないと考えておりました。

好発を決め追っつけるもそれほど行き脚が付かず結果としてインに先行馬を見る形となる絶好の外目7番手。

たまたまこの位置での競馬になったのか、幸はある程度追っつけてもあの位置取りになるとわかっていたのか定かではありませんが、結果として絶好の展開と位置取りを手にして手応え十分で直線に入り、先に抜け出した7番人気の⑥レッドアヴァンセを交わし、1番人気の⑯リスグラシューの猛追を凌ぎ切って13代女王の栄冠を手にしました。

おめでとうジュールポレール

 

 

2着 ⑯リスグラシュー

課題のスタートも今回はそれなりに決めて馬群の後方で脚をためる。

⑯番枠も幸いしたとはいえさすがは武豊。馬場の悪い最内を通るような駄騎乗はせず外目を突いて直線に向き、豪脚炸裂に賭ける。

鬼のような伸びを見せ猛追するもジュールポレールを捕えきれず、自身4度目となるGⅠ2着。

高速決着の続く府中とはいえ稍重の中で上がり3F32.9をマークするあたり、もしかすると世代牝馬最強から現役最強までランクアップしてるかもしれない。

勝ち運に見放されていることはもうわかっておりますが、近い将来必ずGⅠ馬になると信じて追い続けます。

この馬がGⅠ史に名を残さなかったら競馬界の汚点ですよ。。

 

 

3着 ⑥レッドアヴァンセ

超絶のデキを引っ提げてGⅠの舞台に帰ってきた⑥レッドアヴァンセ。

好発を決めやや前に行ってしまうが、最悪の内にはテンの速い各馬が入ってくれたおかげで無理なく5番手。

ここで重要なのはとにかくインベタしない事であり、先週ダノンスマッシュを掛かって先行させて終いの伸びを欠いた経験を北村友は生かしたと言えるでしょう。

今週からBコースに変わったとはいえ先週のAコースはこんな感じ。

で今週はこう。

内から3mに仮柵置いたくらいで内を通ってはならないのは明白です。

レッドアヴァンセは上手く外目を追走し、満を持して直線に向いて馬場の真ん中を通り、アエロリットを交わして一瞬抜け出しましたが最後は交わされて3着と力は見せましたがあと一歩及ばずでした。

 

 

4着 ⑩アエロリット

期待した通り外目を通ってはおりましたが、やはり脚力の違いで前に行ってしまう。

ただ余りガチ抑えしてもどうかというところはあるので馬の気分に任せた位置取りになるのは悪くはなく、最低条件である外目追走は守っているあたりはさすが戸崎かなと。

最後まで馬券圏内に食らいつきましたが彼女よりさらに外を回った3頭に先着を許しました。

雨もそこまで苦手とも思えませんが、やはりスピードを生かすタイプなので良馬場の方が力は出せそうです。

 

 

5着 ②ミスパンテール

デキもやや落ち、枠順も最悪なため消しました。

終始掛かるのを横山典は必死に抑え続けましたが、やはり内に押し込められるのは今回の馬場では致命的で、最後は外に持ち出し追い上げましたが5着。

今回はあれが限界で、むしろ健闘の部類に入ります。

 

 

 

6着 ①レッツゴードンキ

もしかすると最も強い競馬をしていたのはこの馬。

最悪の1番枠から行きたがるところを必死に岩田は抑えるがやはりやや前へ。

普通なら2桁着順まで沈む展開で最後差し込んで0.5差の6着は優秀で、仮に安田記念に出走なら人気皆無だろうし狙い目はある。

 

 

7着 ⑨ソウルスターリング

この枠この展開あの位置取りで7着は3歳春のあの強さをすると考えられない。

この走りは復調の気配ありとする評論家もいるが、私はもはや過去の馬として今後買う事はない。

リスグラシューが阪神JFで出遅れて大外をブン回り、オークスで大きな妨害を受けたため2つのGⅠを獲れた幸運な馬として記憶に残すことにします。

8着以下

後ほど加筆します。

 

 

 

 

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