中京競馬

今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/16~17 中京 ファルコンS

2024年中京競馬2週目。 3週6日間のショート開催。 先週の開幕週は天候に恵まれれば超高速馬場が基盤となることはまず間違いないということをお伝えしたが、よくて7分デキの完全叩き台プログノーシスが2000m1:57.6で走破したのにはさすがに度肝を抜かれた。 各週にGI・GⅡ・GⅢが詰め込まれ、それでいて重賞の無い日はしっかりと若手・中堅・デビュー3週目の新人という阿鼻叫喚の騎手質で行われるため、ドローカルの本質も失わないという濃度の高い春の中京は来週であっさり終了するが、その来週日曜(24日)は高松宮記念(GI)が施行される上に『JRAウルトラプレミアム・ロードカナロアカップ』で、払い戻し率が一律80%+売り上げの5%相当額上乗せという大イベント日。 今週はそんなに無理しないでもいいんじゃないか?ってのが正直な気持ち。
重賞展望

【第60回金鯱賞(GⅡ):展望】追い切りと考察

3/10㈰に中京競馬場芝2000mで行われる第60回金鯱賞(GⅡ)の追い切りと考察。 前日の単勝オッズを見ると③ドゥレッツァが2.0倍、➃プログノーシスが3.4倍。 2頭の馬連は2.8倍となっている。(枠連は2.9倍) こんなことをXで書くと怒られそうなのだが、一方は戴冠後の最初に2000mを使って来た菊花賞馬、もう一方は秋の天皇賞で最初から勝利を捨てた着狙いをした馬。 ついでにドゥレッツァは本質的に意地でも前のタイプではないので開幕週の利を得られるとも限らないし、プログノーシスは強靭な末脚を武器にする馬。 さらに言えば、抜けた人気馬2頭が揃って連逸する光景などこれまで悪魔的な数を見て来ているので、この2.8倍に捻じ込む勇気は私には無い。 こんなんで決着するなら「あっそ」で終わりでいい。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】12/16~17 中京 最終週

2023年の中京競馬も最終週。 中山と阪神を残して1週早く終幕する中京。 金曜日から土曜日にかけて断続的な降雨があるため、土曜日はほぼ確定的に渋馬場で、日曜日にどの程度残るかは不透明。 そして土日共に重賞は無く、新人と控えめな中年のおじさんによる仁義なき年末の泥仕合がひたすら繰り広げられることになる。 荒れそうで面白そうじゃん?と思う方もおられるかも知れないが、闇雲に手を出せば精神が先に荒れる未来しか見えない。 そんな中、ひとつ気になったのは日曜日に三浦皇成がひょっこりここに居る事。 中山も無重賞な場で中京を選んだ理由は確実にある。