【第78回桜花賞(G1):回顧】アーモンドアイ豪脚炸裂!ルメール曰く『3冠まで考えられる』

重賞レース回顧

こんにちは。三強ですんなり収まってくれて一安心のぽぽんです。

 

 

昨日行われた第78回桜花賞(GⅠ)は後方三番手を進んだ⑬アーモンドアイがメンバー中最速の上がり33.2の豪脚を炸裂させ、牝馬クラシック第一弾を制しました。

メンバー中最速な事はもとより、次位の上がりが4着⑦トーセンブレスの34.2ですからね。周りが止まって見えた方も多いのではないでしょうか。

次走はオークス(GⅠ)そして三冠へという筋書きが浮かび上がって然るべき圧勝でした。

その辺りも踏まえ、桜花賞上位馬のレース回顧をしていきますのでどうぞ最後までお付き合いください。

 

 

優勝 ⑬アーモンドアイ

パドックでは久々とは思えない完璧な仕上がり。

事前予想では「大器かも知れない馬が実は違ったらどうしよう」という懸念がありましたが結果的にやっぱり大器だったようです。

通常の桜花賞なら単勝1.3倍クラスの実績を持つラッキーライラックを1.8倍に留めた理由でもあるシンザン記念の衝撃がダテではない事をまざまざと見せつけました。

ルメールがレース後に「3冠を考えられる」と発言しましたがそれも頷けるような完勝。オークスでの一番人気は確実となりました。

 

2着 ①ラッキーライラック

デキ自体はオークスを見据えてのものか完璧ではないとはいえ落ち着きもあり力は出せそうな模様。やはり軸として最適な事は疑う余地もなかったラッキーライラック。

好発を決め3~4番手を進み、進路が塞がる事もなく4角を回って直線に入りほぼ馬なりであっさり先頭に立つという絵に描いたような王者の競馬。

通常なら誰しもがこの馬が勝つと思われるようなこの瞬間に、誰しもがこの馬の敗戦を確信したはずで、そのくらいアーモンドアイの脚は際立っていました。

負けたとはいえ最低限の結果は残しており、折り合いの不安もなく血統的不安もないので、次走オークスでも引き続き優勝争いに加わるでしょう。

そしてラッキーライラックの鞍上は石橋脩。もしここで敗れればオークスでは乗り替わりが待っているんじゃないかと戦前は懸念していましたが、さすがにこの競馬をして乗り替わりは無いのではないかと思われます。

 

 

3着 ⑨リリースマイル

3強の最後の一頭リリースマイル。

残念ながらパドックでは4番手。力は出せる仕上がりではあるもののラッキーライラックを逆転するには少し難しいデキに映りました。

レースは内にいるラッキーライラックを中団から徹底マーク。

今回はむしろ先に抜け出す展開を予想していたためこれは少し意外でしたが、最後はラッキーライラックとの差を詰めてきており、川田が差し脚勝負に出たこと自体は正解だったようです。

今回はあまりにも相手が悪かった感がありますが、悲観するような内容ではなく、オークスでも引き続き三強の一角という位置づけでよさそうです。

 

 

10着 ⑬プリモシーン

パドックでアーモンドアイに次ぐ2番手に評価したのがプリモシーン。

そこそこの人気ではあったのですがあのデキで買わないわけにも行かず、渋々買い足しましたが10着と惨敗。

所詮は抑えでしかなかったため結果に文句はないのですが、あのデキでここまで負けるのか?とじっくりレースを見直したところ直線で常に詰まってました。

あれだけ詰まりながら上がりはリリーノーブルと同じ34.3ですから力は示しており、次走人気皆無なら一発はありますね。

 

 

桜花賞回顧:まとめ

シンザン記念後、桜花賞は普通に走ればこの3頭で決まると公言していたため、4着に2馬身差ならほぼ現状の力通りの決着だったと思われます。

勝ったアーモンドアイには3冠の器との見方も強く、次戦オークスでも全てを撫で斬るのでしょうか。

切れ過ぎる上に、スプリントマイルの世界最強馬ロードカナロア産駒に2400は長いと個人的には思いますが、3歳春の2400は能力の絶対値でなんとかなるケースもあります。キタサンブラックなどは母父サクラバクシンオーでしたからね。

2着ラッキーライラック、3着リリースマイルも血統的背景を考えれば逆転も不可能ではなく、オークスも引き続き三強の争いとなるでしょう。

 

 

【桜花賞レース回顧】アーモンドアイ豪脚炸裂!ルメール曰く『3冠まで考えられる』

を最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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