こんにちは。京都新聞杯が豆券で勝手に当たってたぽぽんです。
人気の盲点みたいな3頭で決着ということもあり420倍ほどついたようですが、アドマイヤアルバはあまりにも人気無さすぎでしたね。
フランツはデキも今一つな上に出遅れて最後外に大きく膨らみ、最後は全く追ってなかったですしダメージはないでしょう。
タニノフランケルは完全に血統での人気先行型なので無視でよかったかと。
どっちみちこの手のレースは勝負には行けないので運ゲーに勝った程度のこと。
5/6㈰ 第23回NHKマイルカップ(GⅠ)はちゃんと勝ちに行きますよ。
NHKマイルカップ
枠順
18頭全てにチャンスがある大混戦で、穴党にはたまらないメンバー構成となっています。
では1頭ずつ見て行きましょう。
出走馬
①カツジ
NZTを勝って勢いに乗るカツジは2歳時から重賞で活躍してきたディープインパクト産駒の期待馬です。
そのNZTは馬場の良い外を上手く立ち回ったなというのが率直な感想で、このレースに限っては2着だったケイアイノーテックの方がやや評価は上とします。
この春ディープインパクト産駒はパッとしませんが、得意の東京マイルでそろそろ今年の初GⅠが欲しいところですが、一足早く前日にサクソンウォリアーが英2000ギニーを制しました。
ディープ産駒に流れが来たのかどうかも見どころです。
②ファストアプローチ
キツイといえばキツイですが、2歳時の実績と前走までの評価を考えれば十分圏内突入は考えられますがさすがにここまで手は伸ばせません。
③テトラドラクマ
東京マイルに好相性、且つ牝馬が二年連続で勝利していることも後押しして現在3番人気の高評価を得ていますが、フルゲートのGⅠで前走ほどすんなり行けるワケがありません。
ハイラップを刻んで勝った前走は確かに強かったですが、メンバーが一息だったのもまた事実。
今回は恐らくカシアスが逃げを打つと睨みますが、その他にも暴走危機のある馬が数頭おり、展開面でやや苦しむと見ます。
④フロンティア
重賞勝ちを含め好走歴の集中する左回りは好材料。
しかし仕上がり万全だった前走でも3着までで、上積みも微妙で相手も一気に強化されたここでは厳しい。
⑤プリモシーン
桜花賞では休み明けとは思えない素晴らしい仕上がりで、3強対決と確信していた私に少し抑えることを余儀なくさせたプリモシーン。
出遅れからのドン詰まりというひどいレースでしたがまともなら掲示板はあった内容。
ここへの出走はマイル適性云々ではなく、「今年の牝馬クラシック戦線の3強はランクが違う」と陣営が判断したのでしょう。
あの桜花賞のデキをキープできれば勝ち負けに加われます。
⑥リョーノテソーロ
昨年13番人気で爆穴を開けたテソーロ軍団の刺客。
人気を集めながらも前走で連勝が止まり、全くノーマークだった昨年のリエノテソーロと被るところはあります。
⑦タワーオブロンドン
明らかに余裕残しの仕上げだった前走アーリントンカップを楽勝。
見えてない評論家が数人「1600は長い」と妄言を吐いていましたが、それを嘲笑うかのようなレースっぷりでしたのでここでの一番人気は当然でしょう。
- 前が速い展開
- 持ち時計トップで高速決着は望むところ
- 絶好枠
どう考えても軸に最適です。
⑧ダノンスマッシュ
- 朝日杯での福永の駄騎乗
- ガレたファルコンステークスでの凡走
- 馬体が戻らない上、ハイペースを前に行っては不発も当然の前走
負けた3走にはっきり理由がありますが失った信頼は大きく今回は14番人気。
調教ではそこそこの走りは見せておりますし馬体重+10なら侮れないのですが、かなり条件の付く難しい仕事となりそうです。
⑨ギベオン
毎日杯から唯一の参戦。
勝ち馬ブラストワンピースが出て来るならともかく、完敗して3着馬にも詰め寄られていたこの馬がなんで2番人気なのかよくわからない。
ミルコ人気もあるとはいえ明らかに過剰人気なので消し。
⑩パクスアメリカーナ
東京マイルで重賞を勝ちまくったご存知ホエールキャプチャの弟。
前走敗れたタワーオブロンドンに雪辱を期しますが、その前走からの上積みの違いで頭までは無さそうですが、馬券圏内は十分あります。
⑪ケイアイノーテック
勝ち切るイメージがあまり湧くタイプではないため人気の盲点になっています。
しかしながらレースセンスは抜群で、前走NZTも負けたとはいえ勝ちに行く競馬でちょい負けは勝ち馬以上に中身は濃い。
しかも通ったルートは悪い内なら今回は逆転と見るのが妥当。
⑫アンコールプリュ
GⅡ2着のある上質なディープインパクト産駒もプリモシーンと同様、牝馬3強を避けての参戦と見ます。
母オイスターチケットってことは母父がダービー馬ウイニングチケット、そしてブラックシェルの妹なので2400は不安無し。
メンバー的にまだここのほうが脈があると見たのでしょうか。
⑬ルーカス
世界的名馬モーリスの全弟ルーカス。
ルーカスはモーリスではないし、モーリスも強くなったのは古馬になってから。
一縷の望みはワグネリアンの2着した府中と言うよりもボウマンの腕。
⑭デルタバローズ
前走NZTは厳しいコース取りながら差のない3着と力のある所を見せてくれました。
とはいえ京成杯の項目で書いたように暴走の危険のある馬で、隣のカシアスと共にガンガン行ってしまう未来が。。。
⑮カシアス
2歳夏に活躍した馬にありがちな頭打ちの状況。
乱ペースを作り出すか、はたまた単騎の大逃げができるのか?
⑯ミスターメロディ
前走ファルコンステークスは正直驚きました。
好発を切っているのにガチ抑えされて200~300mひたすら喧嘩。
特にハイペースというわけではないのにあの競馬ではと思いましたがいつの間にか折り合い、直線は簡単に抜け出して楽勝。
無駄な喧嘩しないでそのまま行かせてたら8馬身くらい千切っていたでしょうがこれは素人目の判断で、福永は我慢を覚えさせるためあのように乗ったのでしょう。
福永自身もおそらく喧嘩しているときは勝つとは思っていなかったはずで、あれで勝てたくらいだから今回は結構自信があると思います。
外枠で人気もイマイチなので気楽に大外回れるのも好材料。
暴走モードに入らなければ名馬への階段を登れる器です。
⑰レッドヴェイロン
アーリントンカップで3着に滑り込んで権利を獲得したレッドヴェイロン。
私は基本的にこの一族は好きで、半兄クラレントなんて左回りはメチャクチャ走るのに悉く人気が無くてひたすら美味しい馬でした。
ただ今回のヴェイロンは動きが悪く、春天男岩田の剛腕だけでは買えません。
⑱ロックディスタウン
メンバー中唯一「GⅠで1番人気になった馬」ですがそもそもその1番人気が過剰人気なだけで当時は即消しでした。
当時の2歳牝馬の評価はこちら
落ちるところまで落ちた人気を覆す走りが見せられるでしょうか。
展開
大半の予想では逃げるのは③テトラドラクマとなっていますが、おそらくハナに立つのは9割方⑮カシアス。
⑭デルタブルースや⑯ミスターメロディの制御が利かなくなったら乱ペースは避けられません。
③テトラドラクマは文中にも記しましたがGⅠの舞台で楽逃げが打てる程競馬は甘くないので今回は軽視。
とはいえ追い込み一手が届く程前が止まる馬場ではないのでやはり好位~中団追走組が馬券組み立ての中心になります。
NHKマイルカップ:まとめ
◎ ⑦タワーオブロンドン
〇 ⑯ミスターメロディ
▲ ⑧ダノンスマッシュ
△ ⑩パクスアメリカーナ
△ ⑤プリモシーン
△ ⑪ケイアイノーテック
パドックを見ないと5頭に絞れませんが今回の序列はひとまずこれで。
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