こんばんは。最近寝不足のぽぽんです。
3/11㈰は第54回金鯱賞(GⅡ)です。
大阪杯のステップとして昨年から3月施行となり今回が2回目。
キタサンブラックが抜けた後の最初の芝古馬GⅠを占う上で重要な一戦に精鋭9頭が集結しました。
枠順
GⅠ馬はサトノダイヤモンドのみですが、金鯱賞3連覇を狙うヤマカツエース、今年に入って勢力図を塗り替えつつある4歳勢からはダービー2着のスワーヴリチャードおよび影の2歳チャンピオンであるブレスジャーニーが登場。
メートルダールは京成杯で勝負した思い入れのある馬ですが鞍上で大きく割引。
勝ち馬は①③⑤⑨から出ると思われます。
1番人気⑨スワーヴリチャード
ここでの一番人気は⑨スワーヴリチャード
しかしながらこのメンバーで現在1.7倍はいくらなんでも人気し過ぎではないかなと思われます。
ダービーで明らかに早仕掛けのレイデオロを捕えきれず、弱メンのアルゼンチン共和国杯を勝ったものの暮れの有馬記念ではキタサンブラックに完敗。
おまけに直線で妨害したシュヴァルグランにも先着できない不甲斐なさ。
今とは馬が全く違うとは言え、2歳時にブレスジャーニーに子ども扱いされていたように、絶対能力の面では贔屓目に見ても4~5番手です。
前日5勝したミルコの手綱ということもありこれだけの人気を背負っていますが、仮にサトノダイヤモンドのデキが8割に届いていたらこの1.7倍は紙屑になります。
なお、私は2~3着にもスワーヴリチャードは入れません。
過剰人気は完全に消しとします。
2番人気⑤サトノダイヤモンド
昨年の凱旋門賞以来のレースで国内では春天以来約10カ月ぶりの復帰戦。
能力全開ならば楽に7馬身は突き抜けると思われますが、さすがにそんなに競馬は甘くはないでしょう。
1週前追切りではとてつもなくもっさりしていましたが、当週になってそれなりの体勢は整った模様。おそらく7分程度のデキでしょうが十分勝負になるだけのポテンシャルは立証されています。
過去にはメジロマックイーンが春天以来となる復帰初戦の大阪杯で、後にワイドを生み出すことになる要因となったアイドルホースであるナイスネイチャに一番人気を譲り、あざ笑うかのように彼を5馬身突き放しました。
王者となった馬とそれ以下ではモノが違うのです。
負けたら負けたで次買えばいいと思います。その可能性は否定できないため軸には不向きですね。
つまりこれだけ崇めて対抗評価です。
3番人気①ヤマカツエース
2016、2017と連覇を飾り、ここで3連覇なるか注目の①ヤマカツエース
今週の追切りは絶好で馬体の張りも抜群。コース適性も最上位であるここが勝負なのは誰の目にも明らかです。
ですが9倍も付く3番人気に甘んじているところがいいです。
サトノダイヤモンドがまともに走ればまず歯が立ちませんが、圧倒的一番人気のスワーヴリチャード相手ならどうにでもなります。
サトノからの馬連なら一点でよいのですが、ここは単勝に妙味がありますね。
よく考えてみてください。3連覇狙う馬が9倍ですよ。
4番人気②メートルダール
若かりし時から将来を嘱望されてきた②メートルダールですが、やはり1800~2000くらいがよろしいようですね。
前走の中日新聞杯でようやく重賞初勝利とやや晩成型の競争成績は父ゼンノロブロイの影響もあるのでしょうか。
常に堅実に上位争いをするので馬券を買う方からすれば有難い馬なのですが、今回はあのお方が鞍上。
残念ながら重賞連勝とはいかないのでヒモまで。
5番人気③ブレスジャーニー
スワーヴリチャード以上の素質を持つのがこの馬。
この馬は新馬の調教を見た時からずっと追い続けてきた馬なので、2歳時の活躍は至極当然。
残念なのは重賞連勝の後の故障ではなく新馬戦を19.4倍で負けたことですね。
復帰初戦は謎の菊挑戦で馬群に沈みましたが、2戦目のチャレンジカップは相応の内容。続く有馬でキタサンの相手筆頭に選んだほど素質に惚れ込んでいます。
ただ軌道修正できずに闇に埋もれて行った馬は数多く、ここでどれだけの競馬ができるかに注目したいと思います。
その他の馬
⑧アクションスター以外は馬券圏内に来る能力はありますが相当展開に恵まれないとキツいでしょう。
金鯱賞:まとめ
◎①ヤマカツエース
〇⑤サトノダイヤモンド
▲③ブレスジャーニー
△②メートルダール
ミルコ。しくじってくれ
【金鯱賞】実績ダントツのサトノダイヤモンドは復帰初戦を飾れるか
を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コメント