こんにちは。有馬記念を枠で買えばよかったなぁと漠然と思い、直線のゴチャゴチャに呆然となったぽぽんです。
今日は第34回ホープフルステークス(GI)
先の朝日杯や阪神JFとは距離の違う新設2歳GIです。前身は以前阪神芝2000mで施行されていましたクラシックの登竜門としても名高い「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」
最も有名なのはアグネスタキオンが勝利した2000年。ジャングルポケットとクロフネを含めた世紀の3強対決で、以後の3頭の活躍は多くの競馬ファンの脳裏に焼き付いている事でしょう。
その後の勝ち馬の中にも8頭のGI馬が誕生しています。
- 2002 ザッツザプレンティ
- 2003 コスモバルク
- 2004 ヴァーミリアン
- 2008 ロジユニヴァース
- 2009 ヴィクトワールピサ
- 2012 エピファネイア
- 2013 ワンアンドオンリー
- 2016 レイデオロ
有馬記念が終わってからの施行ということで今一つ気乗りしない方もいらっしゃる事でしょうが、とりあえず見逃し厳禁なレースであることに間違いはありません。
では枠順から
枠順
中山ということもありダート1200以外は内枠に越したことはないのですが、芝2000mのスタート地点は最初のコーナーまで405mあるので割とフラットです。
なお、2枠と5枠から過去十年で3頭ずつ勝ち馬が出ています。
現状の当レースの立ち位置
有馬記念が終わり気の抜けている時期的な要因、および先の朝日杯FSでダノンプレミアムが度肝を抜く強さを見せつけた事もあり、今年の中央競馬最後を締めるレースにしては盛り上がりを欠く事は否めません。かくいう私もメンバーを見渡した限りでは冬場に行われる札幌2歳ステークスという認識。こんな前評判を覆すような好レースを期待しますが果たしてどうなるでしょうか。
本命はジャンダルム
私の本命は⑮ジャンダルム。
ヘタゼニを背に内を突いたデイリー杯は弱メンとはいえなかなかの内容でした。母ビリーヴは言わずともがなスプリント界の名牝であり、親子GI制覇の期待も掛かります。距離どうなの?って意見もありますが、父キトゥンズジョイはアメリカ芝1600~2400を主戦場としていたような馬で、2000なら守備範囲でしょう。
なにより冬場の札幌2歳ステークスと申し上げてしまったように重賞勝ち馬がジャンダルム一頭という寂しいメンバーなので実績的にも最右翼とみて問題なさそうです。ここは武豊大先生にGI連勝で2017年の中央競馬を締めくくっていただきましょう。
対抗は拮抗
なにしろこのメンバーです。ぶっちゃけどれだけ爆荒れしても全く不思議はありません。人気から言えばタイムフライヤー、ルーカス、フラットレー、サンリヴァル辺りに印を回すのが普通でしょう。
⑦タイムフライヤーは前走でグレイル、新馬でロックディスタウンと骨っぽいところに惜敗しておりますが、レースセンスがいいのでやはりこういったレースでは人気になる馬。ただ、勝ちきるまではどうかと疑念の残るタイプであるがために今回も一番人気とはいえ4.8倍(12:40現在)です。ヒモには入れておきましょう。
⑩ルーカスはご存知あのモーリスの全弟。前走東スポ杯ではクラシック最右翼と名高いワグネリアンに完敗しました。福永でクラシックを勝てる馬はエピファネイア、シーザリオ、プリモディーネなど錚々たる顔ぶれです。ワグネリアンが彼らと同級かどうかは今後判明しますが、今のところまだわかりません。それならば今回のルーカスは人気ほどの信頼は置けず、器用さにも欠けるので思い切って無印にします。
⑪フラットレーは新馬勝ちの相手が未だ全て未勝利。それを信じて消し。
⑨サンリヴァルは新馬→芙蓉ステークスと連勝。年末年始の阪神・中山はキングカメハメハとステイゴールドとハービンジャーが席巻しているのは周知の通り。ルーラーシップ産駒もここに入る資格は十分に持っています。買い。
上記の簡単な血統論で行くと絶対に外せない馬がいる事にお気づきでしょうか?
⑬ステイフーリッシュ
父ステゴ、母父キンカメ。
暮れの中山芝2000に完璧にマッチした血統背景を持つこの馬を爆穴指名します。鞍上中谷の地味っぷりも手伝って注目度は皆無です。なにしろまだ無敗ですから底は割れていない馬なら買ってもいいんじゃないでしょうか?
さて、新設GIの結果は如何に?来年のクラシックに向け、とんでもない馬の出現を期待したいですね。
ジャンダルムは武豊を有馬記念に続くGI制覇に導くことができるのか
を最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
まぁ、、見事に4頭立てだったわけですがこのサイトは私の努力不足で人気がなく、あまり人目に付きません。ここに辿り着けた幸運な皆様、おめでとうございました。
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