【第85回日本ダービー(G1):回顧】生涯最高の騎乗をここで見せた福永が19回目の挑戦で悲願達成

重賞レース回顧

こんにちは。人気に踊らされてコズミックフォースをハズしたぽぽんです。

5/27㈰に行われた第85回日本ダービー(GⅠ)は福永騎乗の5番人気⑰ワグネリアン(友道:西)が直線粘る4番人気の皐月賞馬⑫エポカドーロを差し切って優勝。

勝ちタイムは2.23.6

3着に16番人気の⑦コズミックフォースが入線した事で3連単2,856,300円はダービー史上最高の払い戻し額となりました。

さて、そんな激熱ダービーの各馬総評をしていきましょう。

第85回日本ダービー:各馬総評

優勝 ⑰ワグネリアン

皐月賞の敗因はただ一つ「福永の駄騎乗」

これ一点でしかなかったことは今回の栄誉を掴んだ積極策で明らかとなりました。

戦前コラムで福永を叱咤激励しておりますが、彼らダービーに出場しているような騎手がこんな場末のブログに目を通しているはずはなく、皐月賞と条件は違っても外から追い込んでは届かない馬場であるという共通点をどの騎手が認知しているかがカギでした。

全員わかってるだろそんなの?

案外そうでもありません。そこ履き違えないようにお願いします。

枠順抽選で⑰を引いたときに今回の福永ワグネリアンは相当ハイチャンスだなと思いました。

ワグネリアンに足りないものは鞍上の度胸と腕だけなので、やや陰りの見えた人気に追い打ちをかける外枠はある意味絶好です。

今回ダノンプレミアムとブラストワンピースという2頭の無敗馬が居なければ単勝1番人気継続だった可能性もあります。

5番人気だからダノンとワンピ出てなくても3番人気じゃないの?とはなりません。

ここがオッズの難しいところなんですね。

ともあれ皐月賞より少しは気楽な立場で臨めるようになった事で、鬼のように批判された皐月賞の駄騎乗とは打って変わって積極策を敢行しての4~5番手追走。

エポカドーロとダノンプレミアムの強さを認め、この前残りの馬場でそれらに前に行かれたら後ろからではまず届かないであろう事を理解した上での作戦です。

  • スタートから1コーナーへの入り
  • 位置取り
  • 仕掛けどころ
  • ウイニングランでの涙

全てが200%の騎乗でした。

私は福永を上手いとは思っていませんが、今回に限ってはムーアやデットーリ、コーセンやシューメイカーよりも神騎乗でした。

ちなみにエポカドーロの単も当然持ってます。

ですがこれだけは言いたい。

ワグネリアン福永、本当におめでとう!!!

 

 

 

 

 

2着 ⑫エポカドーロ

速くて人気の無い皐月賞馬。

道悪の皐月賞で展開が向いただけという相馬眼の無い連中の芋評価のおかげで4番人気に甘んじましたがここでも力のある所を見せてくれました。

ペースが遅くインベタ先行有利の馬場状態というファクターを一早く味方に最も勝ちに行く競馬をし、最後にはワグネリアンに交わされはしましたが堂々の2着。

3歳牡馬最強評価継続中の当馬はおそらく菊花賞で準3冠狙いでしょう。

秋は一層強くなっていてほしいです。

3着 ⑦コズミックフォース

大波乱の立役者。

勝ち馬しか出走できないトライアルで競り勝っての出走でここでも混戦の3着争いを制したように勝負根性には目を見張るものがありました。

珍しく18頭全てにチャンスがあるこの一戦では16番人気も余裕で走破圏。

京成杯からずっと買っていた馬でデキも文句なしだったのに風説の流布に負け、

好走歴のないトライアル勝ち馬でさすがに16番人気では。。。

とハズしてしまったのが悔やまれます。

ダービー3着馬はその後パッとしない事が非常に多い事は懸念材料ですが今後も頑張って欲しいですね。

 

 

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プロフィール
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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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