ぽぽん

今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 中山 中山牝馬S

春の中山競馬3週目。 中山は開幕からこれで3週連続で雨に祟られた。 今週の中山は特に酷く、火・水とまとまった雨が降るに留まらず、さらに追い打ちをかけるような降雪のあった金曜日発表のクッション値は激低の『6.2』 雨上がりだった先週の弥生賞(良)は近年では最も速い1:59.8で決着(10年遡っても59秒台は16年マカヒキ1:59.9のみ)しており、これだけ雨が降ると馬場の悪化は早いはずなので違和感を覚えた。 そこで他のレースを見てみたが、目立った時計は全く出ていない。 あの弥生賞は単純に1~2着馬のレベルが高いという事で個人的には落ち着いた。(3着馬は距離長く、展開利に加えトロヴァトーレのかかり、ダノンの故障などの恩恵) 一方で3~4角は既に広範囲に渡って路盤の見える状態となっており、だからこそあのマクリが刺さったという見方も出来るのが競馬の面白い所だ。 さて、今週は芝ダート共に少なからず水を含んだ馬場で始まる事になりそうだが、幸い天気は土日共に晴れ。 どれだけ回復して来るかはお日様の頑張り次第となる。
今週の馬場考察

【今週の馬場考察】3/9~10 春の中京開幕週 金鯱賞

3/9㈯から2024年中京競馬が開幕。 3週6日間のショート開催。 各週にGI・GⅡ・GⅢが詰め込まれ、それでいて重賞の無い日はしっかりと若手・中堅・デビュー2週目の新人という阿鼻叫喚の騎手質で行われるため、ドローカルの本質も失わないという濃度の高い春の中京。 昨年12月以来3か月ぶりの開催。しかも、12月はAコース使用で今開催はBコース使用。天候に恵まれれば超高速馬場が基盤となることはまず間違いない。 但し今週の中京は空が怪しく開催日はそこそこ晴れそうなのだが、火・水・金と結構な雨量が見込まれそうで週末まで残らないとも限らない。 どれだけド新人でもさすがに開幕週の芝は内枠前有利な事くらいは理解出来るだろうが、みんな行くと今度は制御できるヤツが誰一人いなくなるという懸念すらある土曜日に手を出すのはかなりのチャレンジャーであり、真のギャンブラー。 きっちり出馬表を見て、やれるところと無謀なところの線引きはしておこう。 なにはともあれここも当然、馬場に関する不動の事実を記していく。 あとは各々分析し、『桶狭間の地獄』を堪能してほしい。
重賞レース回顧

【第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ):回顧】コスモキュランダ

2024年3月3日㈰に中山競馬場芝2000mで行われた第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)は、Ⅿ.デムーロ騎手騎乗の6番人気⑦コスモキュランダが優勝。 3強対決の下馬評を嘲笑うかのように後方追走4角先頭の大味横綱相撲で圧倒。 次走の皐月賞では、父アルアイン、祖父ディープインパクトから続く親子3代制覇に挑むことになる。