2023 鳴尾記念(GⅢ)
6/3㈯に阪神競馬場で行われる第76回鳴尾記念(GⅢ)の追い切りと考察。
開催最終日の宝塚記念(GI)を虎視眈々と狙う隠れた大物が潜む事で定評のあるレースで、一昨年の優勝馬ユニコーンライオンはその宝塚記念でクロノジェネシスの2着と好走。
また、宝塚記念のみならず、今後のGI全てに直結することも証明されている。
3年前の優勝馬ラヴズオンリーユーは後に国際GIを3勝したことは大きな話題となり、昨年の優勝馬ヴェルトライゼンデはJCを3着、2着馬ジェラルディーナはエリザベス女王杯を制した。
つまり、今年も化け物が潜んでいたところでなんら不思議は無いのだ。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①グラティアス
w c 2か月空けての叩き3戦目で上昇。
- 最近は活躍の場がリステッド。力関係が微妙。
②カラテ
坂 c+ 馬なりも作りは前回より大分シャープ。
- 前走は超舐めプ仕上げで59㎏にも関わらず格の違いで勝利。
- 今回上がり目が無い理由がない。
③ディアマンミノル
cw c 時計は悪くないがやや緩慢
- 極が下手に乗り過ぎて勝ち鞍を数個こぼしてから落ち目。
④フェーングロッテン
坂 c 良い時と比べると物足りないが力出せる。
- 前有利な開幕週を待ったかのような過程。
- ド単騎楽逃げ確定なら外すのは無謀。
- 器用さも問われるコースなら最右翼か。
⑤モズベッロ
坂 d 遅い
- 現役屈指の雨の鬼。
- しかし不良の新潟で1.5㎏貰った相手に今回同斤では逆立ちしても無理。
⑥インプレス
坂 c ガチ追いで時計もある程度出すが口向きが悪い。
- 末脚は強烈だが、ここは器用さが問われる舞台設定。
⑦マリアエレーナ
cw c+ 終始リラックスで気合い付け程度のやや強め。
- 臨戦態勢は整う。
- 金鯱賞はゴミ騎乗で参考外。
- 大阪杯だけ走れれば余裕で勝ち負け。
⑧ワンダフルタウン
cw c 時計的には良いが、集中力を最後まで持続出来ていない。
- こちらも長いスランプ。
- 一変期待可能もリスクが大きい。
⑨アドマイヤハダル
cw d 単走馬なり。
- 今年5戦目でやや過労気味か。
- 取って付けたような望来。期待薄。
⑩サトノルークス
坂 c 何とか復活をと強めの追い。だが遅い。
- 往年の力は既に失せた。
⑪ヒンドゥタイムズ
cw c+ 意欲的な実戦さながらの追い切り。
- 常に善戦するので人気薄でも侮れない。
⑫ボッケリーニ
cw c+ 単走も意欲ある強め追い。
- ハンデの2500mを蹴ってここへ。
- メンバーで横道に逸れず真の王道路線を歩んだのはこの馬だけ。
⑬マイネルファンロン
w c シュネルマイスターの調教パートナー。手応え劣る。
- 遅れはさすがに仕方ないが、以前の力を望むのは酷すぎる。
⑭ソーヴァリアント
w d まだ緩い。
- 時計的には問題ないが明らかに馬体が緩い。
- 当日までにどこまで本来の姿に戻せるか。
- 阪神は凄まじく走る。
- 前走は戦意喪失。オールカマーは心房細動。
- どちらも中山での事故敗戦だが、不可抗力2度の馬に全幅の信頼は置けない。
- 枠も悪い。
⑮スカーフェイス
映像無し
- 前目の器用さが要求されるコースで追い込みはハマりづらい。
- 不利枠。
好調教馬
c+ カラテ マリアエレーナ ヒンドゥタイムズ ボッケリーニ
まとめ
-
- 圧倒的にフェーングロッテンに展開が向く。
- ソーヴァリアントは来られたら仕方ないで良い。
- 好調教の②⑦⑪⑫と展開の④。この5頭で勝てるように組み立て。
- ↓とりあえず押しといて。
6/3㈯阪神競馬場の馬場
その他
6/4㈰安田記念(GI)
お気に入りに追加
コメント