2023年5月21日㈰に東京競馬場で行われた第84回オークス（GI）は、川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランドが2着ハーパーに6馬身差を付けて圧勝。
前走の桜花賞、前々走の阪神ジュベナイルフィリーズに続いてこれでGI3連勝とし、秋は牝馬三冠に挑む。
オークス
各馬短評
1着 ⑤リバティアイランド
- 桜花賞が異次元過ぎる内容。
- 一強で敵はアクシデントのみ。
- 一完歩目はややヨレも馬なりで逃げ馬4頭を離れて見る形の6番手。
- 直線馬なりで先頭。軽く仕掛けて6馬身差ド楽勝。
- 同世代の牝馬限定戦ではお話にならない。
- だからこそ敢えてMAXに仕上げないんだろうけど、ケガだけは気を付けて。
- 順調なら秋は牝馬三冠達成。
- ↓リバティアイランド川田のジョッキーカメラ
2着 ⑫ハーパー
- 素質は折り紙付き。
- 体型的に距離伸びてもOK。
- +6で一安心だが、まだ完成されていない。
- 道中はリバティをビタバリマーク。
- 向正面から追い通し。やる気点火まで時間。
- レース後コメント「他のレースを走っている感じ」と脱帽。
- 現時点では生まれた時代が悪いと言わざるを得ない。
- セレスタ2番目のGI馬になれる日は来るのだろうか。
3着 ⑬ドゥーラ
- 桜花賞では一瞬だけ結果を激変させるカギを握った。
- ミス上がり最速へいつもの後方待機で折り合い重視。
- 馬場と準好枠、展開全て味方に付けたがそれにしても良い末脚。
4着 ①ラヴェル
- ようやく稽古でもちゃんと走れるようになって好調教。
- 最悪の枠運は変わらず。
- 奇跡的にスタートも決めるが少しラチ沿いにヨレ。
- やや速めのミドルを3番手、しかも終始悪い最内を走る。
- それで2～3着とは僅差。
- やはり基礎能力値は高い。
5着 ⑰シンリョクカ
- デキ良好。
- やや不利枠だが1～2枠より50倍マシ。
- スタートから初角までわずかにゴチャ付き、若干折り合いを欠く。
- おそらくそれが最後に響いた。
- ハーパー同様リバティビタバリ。
- ハーパー同様に追い出して同様に突き放される。
- 2～3着争いに加わったが最後は息切れ。
6着 ⑦ヒップホップソウル
- 調教ｄ評価で勝負になるとすら思っていなかった。
- ところがパドックでは別馬のデキ。
- リバの2馬身後ろから着狙い？の競馬。
- 最後内に入れて手間取る。ソレがなければ5着。
7着 ⑨コナコースト
- 騎手変更がナンセンス。
- 克駿よりレーンを乗せたい意向は分かるが、GIの桜花賞で満点騎乗をした騎手を降ろすのはあり得ない。
- 1円も買う気はなかったが+4はちょっと怖い。
- スタートで他馬と激突。さらに絶好枠から内へ。
- 展開を読んだ後方待機ではなく、なっちゃった後方追走。
- 最後も内へ入れて追い込む。新人ですかアナタ？
- 次は頑張れよ克駿。
8着 ⑩ソーダズリング
- 素質だけで走っており、前走7分。今回も8分ほど。
- スタートで⑨コナにタックル。
- 開花はまだ先なので長い目で見守ろう。
9着 ⑯ドゥアイズ
- ハーパーとは勝負付けが付いており、足掻いても3着までの下馬評。
- 痛恨の出遅れ。
- 夏に頑張ろう。
10着 ⑧レミージュ
- スタートで⑩ソーダズリングのタックル被害で行けず。
- すこぶる低評価だったが案外頑張った。
- 強引な逃げをせず、中団から差して来れたのは今後への収穫。
11着 ⑥ゴールデンハインド
- 無理に行かず離れた5番手で落ち着かせたのは得策。
- 進路も悪路を慎重に避け、自己のペースで運ぶ。
- 4角までの騎乗としては完璧に近い。明良は良くやっている。
- リバティに交わされた途端に戦意喪失。
- バテているというよりゴルシの気性難が出たのかも。
- てことはおさえるより逃げ特化の方がいいんだろうね。
- なお、ジャックドールと比べてはいけない。あくまでタイプの話。
12着 ⑭ペリファーニア
- 桜花賞の2～3着馬およびソーダズリングは最初から馬柱に居ない。
- 2400はあらゆる角度から見て「長い」と事前に周知される。
- 巧くおさえ込んだように見えたが僅かに折り合い欠く。
- 見せ場すら無し。
- ノド鳴りが改善される時を待つ。
13着 ⑮エミュー
- 状態も良く、そこそこ流れた展開も向いた。
- これだけ伸びないとなると距離以外に原因を求めるのは難しい。
14着 ⑪ミッキーゴージャス
- 隠れ3冠牝馬のご令嬢で名前もゴージャス。
- 体型的には長距離は○。
- 過去2戦と比較してレベチの相手にどの程度戦えるか。
- さすがに無理があった模様。
15着 ③キタウイング
- やはり悪枠を理解しておらず終始内・内・内。
- この辺が一流との差。せめて向正面くらいは少し外を走ろう。
16着 ⑱イングランドアイズ
- 母仔2代で圧倒的人気馬を負かしてオークス制覇へ。
- 不利枠から思い切って行く。
- 中途半端に行き切らず、4頭の先団を作りペースを乱す。
- そりゃ無理だろ。
17着 ②ライトクオンタム
- 悪枠から終始内・内・内で速めのミドルを引っ張る。
- ラビットかと思った。
- 馬体が細い。先々に期待。
18着 ④キミノナハマリア
- とりあえず参加だけ。
- オークスVで皇成1000勝の可能性。
- 何か恨みでもあるのか？と見紛うほどラヴェルを内に張り付ける。
- 今回の君の名は蓋。
まとめ
-
- 3000回くらいやり直さないと他の馬は勝てない。
- …と思えるほど現時点ではリバティアイランドの桁が違う。
- アクシデントが無ければ秋に牝馬三冠を達成するだろう。
- 馬場読みは通常営業。
- 展開読みは完全にハズレ。あのペースと展開は予想だにしなかった。
- ラヴェルは枠運の無さが大きな課題。
- 皇成の1000勝＆GI制覇はダービーまで持ち越し？
- ↓フォロワー4人で1位を取る離れ業に挑戦中。力を貸してください。
参考
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