【重賞レース回顧】第45回新潟大賞典(GⅢ)カラテ

重賞レース回顧

2023年5月7日㈰に新潟競馬場で行われた第45回新潟大賞典(GⅢ)は、菅原明良騎手騎乗の5番人気カラテが逃げるセイウンハーデスとのマッチレースを制して優勝。
不良馬場の59㎏という条件をモノともせずに貫録を示した。

新潟大賞典(GⅢ)

各馬短評

1着 ②カラテ
  • 調教は完全に舐めプの8分。
  • 内側の即荒れした新潟2000mの内枠に加え59㎏。
  • 格式上位なだけで手を出すのは危険と判断。
  • 結果的には全部杞憂。この中では全然強い。
  • 以前は33秒台の上がりを使えない馬と揶揄されていたような馬。時計のかかる不良馬場は好条件だった。
  • まだまだGⅢのローカルハンデ戦では役者が違うご様子。
2着 ⑥セイウンハーデス
  • 好調教馬。
  • 緩いペースが想定され、前に行く馬はある程度の展開利。
  • その気になればマイルでもハナに立てる速力を持つ。逃げるのはこの馬。
  • 好発。競りかけて来る馬もおらず、苦も無く単騎逃げ。
  • 直線に入ると馬場のまん中に持ち出し粘り込みを図るが最後カラテに屈する。
  • 3着以下がだらしな過ぎて鵜呑みには出来ないが、いずれ重賞は勝てるだろう。
3着 ⑪イクスプロージョン
  • 特別重が良いわけでもなく、むしろ高速向きの戦歴。
  • 左回りばかり使っているのは周知の事実で、それが大きな買い材料とはならない。
  • 既にピークを過ぎたモズベッロが4着しているように1~2着から8馬身千切られた3着以下に+評価は一切ない。
4着 ⑧モズベッロ
  • 伊達に泥田でコントレイルとグランアレグリアを負かしていない。
  • ピークは過ぎたが脚の水掻きはまだ健在。
5着 ⑩キラーアビリティ
  • この馬場状態で後方追走はアウト。
  • 状態が良かっただけに勿体ない。
8着 ⑬ピースワンパラディ
  • 近走一と言える程に調教抜群。
  • 好発から下げて悪い内へ進路。
  • 直線は何度も詰まる。
  • 典型的な超駄騎乗。
  • 実質3着はこの馬。

まとめ

    • 1着馬は格の違い。
    • 2着馬は好調教と展開利。
    • 特殊な馬場で力を発揮できていない馬が大多数。
    • 実質リステッドかそれ以下のレベル。
    • ↓カラテの勝利が嬉しかった人も、そうでない人もこれは押してください。


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参考

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プロフィール
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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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