高松宮記念(GI)
3/26㈰に中京競馬場で行われる第53回高松宮記念(GI)の追い切りと考察。
- 1番人気は全国区の気性難。
- GI勝ち馬は前走大敗が2頭に長期休養明けが1頭。
- 一流ジョッキーはドバイ遠征中。
- 嫌がらせのような降雨による重馬場。
引用:競馬ラボ
今年も高松宮記念は混迷極める戦いになる予感しかないが、追い切り内容を踏まえて考察をしていこう。
追い切りと考察
①トゥラヴェスーラ
坂 c 良化途上
- 昨年惜しい4着で、結構な穴タイプなのでヒモでは買われやすい。
- 重成績(0.0.0.7)
- 克駿はマカオで代打丹内。
②ウォーターナビレラ
cw c 流す程度だが軽快な動き。
- 脚の回転が速いので、距離ダメなオークス以降に頭打ちで成績が落ちてきたらダートか重馬場で買おうと考えていた馬。
- 14番人気の不良馬場でまさかのハイリターンあるか?
③キルロード
w c 促す程度だがしっかり仕上げて来ている。
- 前走は58㎏と不利な外枠が堪えた。
- 完璧にレースを進めてもおそらく勝利までは届かない力量。
④ダディーズビビット
cw c 伸びやかなフォームで調子落ち無し。
- GI馬2頭に迫った昨年のオーシャンS、アグリに肉薄した前走を見ても、右回りのほうが断然パフォーマンスが高い。
- もちろん左回りがダメではない。
- 前走は状態抜群だった人気薄に絡まれたアグリにはキツい流れだった。それでもGI級に迫れた2着は右回りの恩恵だけでなく充実期に突入している部分もあるか。
⑤メイケイエール
cw A すこぶる軽快な動き。状態は完璧。
- 2週前の坂路と先週のcwで完全に仕上がる。デキは鬼。
- 高速決着よりむしろ時計かかる方が良い。重も問題なし。
- スプリントGIでは今まで枠運に恵まれていなかった。
- 最終的には気性との戦い。
⑥ナランフレグ
w c 追わないラーグルフに馬なり先着。
- 前走は仕上げ途上にハンデその他でレースになっていない。
- 上積みは見込める。
- 時計のかかる馬場、枠順、斤量など条件好転の多い前年覇者。
⑦ヴェントヴォーチェ
坂 c 前走より上向く。
- 牧浦師が「7~8分だった」と後述したように、圧勝したオーシャンS(GⅢ)は舐めプの急仕上げで体も-4とはいえ明らかに緩かった。
- 叩いて上積み。
- 高速決着に強いが条件馬時代は雨もこなしている。
⑧ロータスランド
坂 c 軽めも全体時計優秀。
- 常々言っている事だが坂路で好時計を出す馬はほぼ短距離馬。
- 軽々4F50.1なので適性は高い。実際前年2着。
- 昨夏から勢いがなく、前走は出遅れが奏功しての3着。
⑨ディヴィナシオン
坂 c 好調維持
- 北九州記念くらい走れればここでも全然やれると述べたオーシャンSは急仕上げデキ8分のヴェントヴォーチェに大魚を攫われた。
- 今回は完敗した相手の状態が上向き。
- 道悪(1.0.2.8)と不得意。好走は全て2勝クラスまで。
⑩オパールシャルム
美浦坂 d もうムリはさせないので軽い
- もう多くは望めない。
- 武藤親子に経験値を積ませたい。
⑪ピクシーナイト
坂 c ラストだけ強め。時計はこの馬にしては凡。脚元は不明。
- 能力の高さに疑いの余地は無く、それが出せるか否かだけ。
- 来るなら頭まで持っていっても何ら不思議はない。
⑫アグリ
坂 A 一週前の爆走はご存知の通り。今週は流すだけ。
- 遅れて来たPOG馬はGI勝ちも視野。
- 良馬場なら圧勝まであったが生憎の重は不透明。
- 1200mは本格化前に生涯唯一の着外(4着)
- 和生の馬質はチート。タイトルホルダーの日経賞勝ちで勢い有り。
⑬ファストフォース
坂 c 1週前で完成。…だが今週は追って伸びそれほど。
- 1週前の坂路で好時計マークで態勢は整っているハズ。
- 併走馬が走らな過ぎて見た目は良いが時計的には「?」
- 調子的には下降線に入り始めた段階。持つかどうかがカギ。
⑭トウシンマカオ
w c 持ったままでこの時計は凄いが馬体がシャープ過ぎ?
- 前走の敗因は外枠とハンデと太目の三重奏。
- …で、絞ってきたのは分かるが、幾分やり過ぎではないかと感じられる。
- もともとガッチリ目の体型だが、映像では少し肉を削ぎ過ぎてるように見受けられる。
- 当日のパドックは必ず見る事。
⑮ナムラクレア
坂 c 15日のcwが実質最終追い。あとは維持に努める。
- シルクロードSは取りに来たデキ。ここは状態キープがカギ。
- これもパドック見るまでは微妙。
- 重は2歳時に克服しているが参考にもならない。
- 脚質に自在性もあるので最も取り捨てに悩む馬。
⑯グレナディアガーズ
坂 c 前走は8分で上積み有り。
- 活躍必然のPOG馬で、早い時期にGIを勝ってくれた恩はある。
- 高速馬場適性が高く、重は向かない。
- 1200mは2戦して12着と19着。
⑰ボンボヤージ
栗東B c 馬なり軽め。
- 北九州記念とは何だったのかというくらいの奇跡の激走。
- 本来OP以上では通用しない。
- 重も鬼下手。
⑱ウインマーベル
w c さすがに前走よりは上昇。絞れれば。
- 前走は舐めプ中の舐めプ。ハンデも重く、枠も悪く、来る理由がなかった。
- この条件で大外枠はキツイ。
- さらに道悪成績も悪い。
- かなりのレベルで運の無い馬。
好調教馬
A メイケイエール アグリ
好調教馬でABの判定を下した馬が着外に敗れる事は、致命的出遅れ・戦意喪失・詰まり・故障などの予測不能の事故以外には「無い」
重と枠でややメイケイエールに分があるが、何しろあの気性は厄介。どちらもGIを勝ち切る能力はあるが、一つの紛れでどうにでも転がるスプリント戦ということは頭に入れておこう。
まとめ
上記2頭は状態万全。また、前走明らかに叩きだった⑦ヴェントヴォーチェや⑥ナランフレグ、⑱ウインマーベルには上積みがあるだろう。
⑭トウシンマカオは仕上げ過ぎではないかが若干の不安。
⑮ナムラクレアは状態維持がカギ。
3/26㈰中京競馬場の馬場
あまり内目に入るのは望ましくないかな。
その他
3/26㈰マーチステークス
3/25㈯毎日杯
3/25㈯日経賞
3/25㈯ドバイワールドカップ
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話題の川田本
人気が欲しいです(´;ω;`)
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