オーシャンステークス(GⅢ)
3/4㈯に中山競馬場で行われる第17回オーシャンS(GⅢ)の追い切りと考察。
多頭数になれば理屈的に内枠の先行馬が有利な条件なので、まずは枠順が超重要。とはいえ展開次第でどうにでもなる魔窟中山は一筋縄では行かない。勝負に出るのはあまりにもリスキーなレースだ。
引用:競馬ラボ
それでは追い切り内容を踏まえて考察をしていこう。
追い切りと考察
①ディヴィナシオン
坂 c 強めにキッチリ追い切る。
- アテにはならないがツボにハマると鬼脚を繰り出す。
- インビタでジッとして流れるのを待つ。
- 北九州記念くらい走れば今回は十分圏内。
②ナランフレグ
w c 持ったまま併走馬を楽に交わす。
- GI馬だけにメイチではないが、前哨戦として戦える程度のデキにはある。
- 圧倒的格上なのに脚質と地味さと59㎏で嫌われる。
- どう考えてもこのメンバーでは最強。
③グラスミヤラビ
w c+ 併せ馬なりで上々の時計。
- 昨夏から成績が安定。
- 1400mを連戦しているが1200mをこなせない訳ではなく、今の充実ぶりでこの枠なら必殺の一撃があっても驚けない。
④ロードマックス
cw c 馬なり。この馬なりに順調。
- とんでもなくピンパーな馬で爆穴を開けた実績もあるが、相手が明らかに強いとナリを潜める。
- 初の中山だが坂のあるコースは苦手ではなさそう。
⑤ジャズエチュード
w c 3頭併せ強め。ボチボチ。
- 併走相手が走らなすぎで見た目は良いが、まだ完調にはない。
⑥ジュビリーヘッド
坂 c 終いビッシリもそれほど目立つわけでもなく、1週前も普通。
- 中山では(2.1.1.0)と安定感があり、1:07.7の持ち時計も優秀。
- いかにも置きに行く感があって食指が動かない。
⑦オパールシャルム
美浦坂 c 未だ調教は走る。
- かつての力を失ったのか近走は惨敗続き。
- 楽逃げ出来ればいいのだが、ジャスパージャックはじめそうはさせてくれなそうなメンツ。
⑧カイザーメランジェ
美浦坂 c 馬は一生懸命なのだが悲しきかな遅い。
- 衰え隠せず。
⑨ヴェントヴォーチェ
坂 d 馬なり平凡。
- 帰厩して2週では流石にまだ良い頃の状態は望めない。
- 昨年4月に中山1200mを1:06.8という破壊的なタイムで勝っているように能力はヤバめ。
⑩レイハリア
w d 頑張って走っているが馬なりの併走に追いつけない。
- 見送り。もう多くは望めない。
⑪キミワクイーン
w c 1週前のwで態勢は整う。相当乗り込んでおりほぼ万全。当週は一杯の相手を馬なりで平凡なタイムで遊ぶ。
- 体調万全で久々の重賞挑戦となるが、持ち時計が遅すぎるのは気掛かり。
⑫タイムトゥヘヴン
w c+ 持ったままでなかなかの時計。1週前も良好。
- 戦って来た相手が1枚違う。
- 東京より100%中山の馬。
- 初の1200mがハマれば突き抜けまである。
⑬エイシンスポッター
坂 c 強めにしっかり追うもやや急仕上げ。
- ほぼ毎回上がり最速を繰り出すヤベぇ奴。
- 知立Sを見るとスンリとの力関係は分がある。
- ここ2戦は好内容だが一息入れたここは凡走も考慮。
⑭スンリ
坂 d 馬なり平凡。
- 乗り込んでは来ているが「これは」という時計は見当たらない。
- 馬柱の美しさと外人騎手で人気を吸う役割りか。
⑮ジャスパージャック
坂 c 最後タレて49.9-36.4-24.2-12.5
- 力は出せるが問題は枠。
- 簡単に逃げさせると大変危険。
⑯マリアズハート
坂 c 上々の動き。
- 近走内容や今週の動きを見ても好走して全く不思議の無い馬だが試練の大外。
- 滅茶苦茶乱ペースになってゴール前ガラリ一変なら出番有り。
上位評価
c+ タイムトゥヘヴン グラスミヤラビ
まとめ
ジャスパージャックが単騎濃厚で2番手以下とは別のペースを想定。リステッドや3勝クラスを勝って勢いのある組には慌てそうな鞍上が多く、ペースアップもやや早くなることを祈って追い込みガラリ一変の決め打ちで行く。
- ⑫タイムトゥヘヴンから③グラスミヤラビに抜ければ大事件。
3/4~5 馬場
今週の馬場考察:阪神
今週の馬場考察:中山
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