こんにちは。オブセッションはしばらく様子見する事にしたぽぽんです。
4/29㈰は第157回天皇賞・春(GⅠ)
国内GⅠ最長距離3200mで覇を競います。
今回はメンバー中GⅠ馬がシュヴァルグランだけという低調さで興を削がれるという声が多く聞かれますがそこは天皇賞。
なんだかんだで直線は見応えのある激戦となって、終わってみれば良いレースだったって事になりますから安心してください。
枠順
週中の記事でも扱いましたがとにかく内枠有利な京都芝3200m。
まず外枠の人気薄は来ない、穴を出すなら1~2枠としつこいほど言われており、ステイヤーズステークスを3連覇している生粋のステイヤー⑭アルバートには嫌なデータです。
逆にここを引退レースとする②カレンミロティックにとってはこの上ない枠。
⑪シュヴァルグラン
まず最初にこの馬を取り上げないといけないでしょう。
一昨年は3着、昨年は2着。
となれば今年は1着という過去に安田記念でタイキブリザードがやってのけた偉業に挑みます。
長距離適性は折り紙付き且つメンバー中唯一のGⅠ馬、しかも名手ボウマン騎乗というなら一本被りになってもおかしくないのですが、前走大阪杯がいかにも叩き台だったようで13着凡走というあたりが懐疑的にならざるを得ない状況を作り出していますね。
あそこで5~6着くらいだったらもう少し人気になっていたかも知れませんが、折角みんなが疑っているのなら素直に買い目に入れておきましょう。
⑫レインボーライン
天皇賞・春の最重要ステップである前走阪神大賞典を楽勝し、勢いそのままに悲願のGⅠ制覇を狙うレインボーライン。
元々昨年も古馬王道路線を皆勤し、一流の走りを見せていましたがなにしろ地味なので人気が高騰しないという不憫な特徴があります。
菊の2着馬が阪神大賞典を勝って、昨年までの王者キタサンブラックを含めた最近の菊花賞馬がいない春天に挑んできてるのであればそれは絶好機というもの。
調教も素軽い動きを見せており、死角という死角も見当たりませんのでこれは本命。
⑥ガンコ
私だけに限った事ではないでしょうが名前を聞いたとき「?」でした。
まさかこんな珍名馬が走るまいとタカをくくっていたら前走日経賞で私期待のサクラアンプルールを嘲笑うかのように重賞初制覇。
そもそも障害デビューを見越して使った長距離戦で想像以上の走りを見せたことから馬生が激変したようですね。
先行力もあるのでメジロパーマーのような名馬になればそれはそれで競馬の楽しい部分でもあります。
また、彼はナカヤマフェスタのご子息ですので、ここを勝っていざ凱旋門なんて事になればロマンがありすぎて胸がときめいてしまいそうです。
②チェスナットコート
内枠と蛯名ってだけで無視できないのがチェスナットコート。
ただ、前走はやや展開に恵まれた感もあり、これだけ人気してしまうとちょっと買い辛いです。
⑧クリンチャー
レインボーラインと同じく菊2着馬ですが、どうも良績が重馬場に集中しているような気がしないでもありません。
たしかに京都記念では同期のクラシックホース2頭に土を付けており、充実ぶりも文句無しなのですが、良馬場の今回は勝ちきるまではどうでしょうか。
天皇賞・春:まとめ
◎ ⑫レインボーライン
〇 ⑪シュヴァルグラン
▲ ⑥ガンコ
△ ⑧クリンチャー
いかにも荒れそうなレースは意外に荒れないの法則
【天皇賞・春】弱メンと言われようが春天は春天。名勝負を期待する
を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コメント