2/25㈰は第92回中山記念(GⅡ)
春の中山開幕週で精鋭10頭にて争われる今回はGⅠ馬も3頭出走。各馬それぞれ春の飛躍を誓う中、この伝統のGⅡを制するのはどの馬か。
枠順
10頭と少頭数なのでたまには全馬についてコメントしていきましょう。
出走各馬の評価
①マイネルサージュ
先週大変お世話になった三浦皇成が手綱を取ります。
元来やや長めの距離を主戦場にしてきた馬ですが、前走白富士ステークスでは2000を使いそれなりの競馬。
ただここまで相手が一気に強化されると厳しいでしょう。
②サクラアンプレール
前走有馬記念では直線でとんでもない不利を被り16着でしたが、あれが無ければ馬券圏内まで迫っても不思議のない内容の競馬でした。
昨年の当レースではネオリアリズムの2着でしたが、札幌記念を制し一線級の仲間入りを果たして挑む今回は主役級の評価が必要でしょう。
中山成績は有馬を除けば(3.1.1.0)とほぼ完璧です。
③ヴィブロス
来られたら仕方ないとして消します。
ドバイターフ(GⅠ)を制したように実績も底力も十分ですが、実はもう少し距離が短いほうが良いと個人的には思っています。
今年もドバイ遠征へのステップとしてこのレースを選択していますが、叩き台感が半端じゃ無く、ここと次で凡走して人気を落として出走する適距離のヴィクトリアマイルでリスグラシューのヒモとして買いたいと思います。
④ペルシアンナイト
昨秋マイルチャンピオンシップを制してGⅠ馬の仲間入りを果たしたペルシアンナイトが2018初戦にここを選択。
脚質は自在で斤量も問題なし、そして鞍上は中山記念3連覇を狙うミルコとくれば至極当然の一番人気です。
中山実績は1戦のみですが、なにしろそれが皐月賞2着。
勿論目標はまだ先ですが、あまりにも減点材料が少ないです。
⑤ウインブライト
今回出走のGⅠ馬の内2頭と同級生のウインブライトも3歳時は重賞2勝と活躍。
特に今回と同舞台で行われるスプリングステークス勝ちは見逃せない実績を持ち、2018年も年明け初戦の中山金杯を2着と上々のスタートを切っており、GⅠ馬3頭より順調度という面でアドバンテージがあります。
問題は明らかな一線級との対戦成績が芳しくないところで、昨年からどのくらい成長しているのか試金石の一戦となりそうです。
⑥マイネルハニー
今回マルターズアポジーの2番手でレースを進めるのがこの馬。
ここ2走のオープン特別を連勝し、勢いのある状態です。
近走だけを見ると上がり馬的なのですがれっきとした重賞ウィナーであり、当該コースのスプリングステークスで2着と実績的にも十分で前残りは十分あり得ます。
⑦ディサイファ
さすがにもう多くは望めない9歳馬。AJCCは4着と気を吐きましたが若馬との活力の違いは埋められないでしょう。
⑧マルターズアポジー
穴馬好きと逃げ馬好きを虜にするマルターズアポジー。
逃げ宣言などする必要もなく今回も99%逃げます。
開幕週の馬場を味方にあっと言わせる可能性は十分あり、直線残り200くらいまで夢を見れるかもしれません。
私は今回はマイネルハニーとアエロリットに早めに来られて詰みと見ます。
⑨ショウナンバッハ
前走AJCCはいつも通り後ろに居りゃいいのに前に行くという戸崎のミス。
この馬には立て続けに裏切られており、今回も裏切られると見て最初から消すことにします。
⑩アエロリット
昨年、牝馬ながらにNHKマイルアップを制したアエロリットは古馬混合重賞のクイーンステークスでも力の違いを見せつけました。
あの能力でフェアリーステークスとクイーンカップを連敗したのが未だに腑に落ちませんが、期待通りにGⅠ馬となり古馬になった今年はどんな活躍を見せてくれるでしょうか。
好タイム勝ちのNHKマイルカップが示す通り開幕週のスピード競馬も望むところで、機動力の高さから今回も当然有力。
中山記念:まとめ
京都記念や東京新聞杯の結果を持ち出すまでもなく今年の4歳馬は強力。
その中でもGⅠを制する程の脚力を持つ2頭
- ④ペルシアンナイト
- ⑩アエロリット
この2頭を主軸とした馬券の組み立てとなります。
ワイド一点で良いと思いますが、3連系なら②サクラと⑥マイネル。
⑤ウインブライトは少し人気し過ぎですが本命対抗と同世代では外すのは危険でしょうね。
◎⑩アエロリット
〇④ペルシアンナイト
▲⑦マイネルハニー
△②サクラアンプレール
△⑤ウインブライト
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